うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

つるぎ

2009-07-02 00:34:08 | 映画
映画三連発、最後の感想文は

「劔岳 点の記」!

すごかった!

というわけで、数年前の山写真と合わせて感想文です(^^;)

無知な自分、測量って陸軍の管轄だったんですね、
地図を作るのも~。

そして道があるから登る!…的なスタンスだった私、
前人未到の山をどのルートで登れるか…と挑戦することなんて
考えたこともなかった~…orz

そうそう、こういう人がいたから、今の地図も道もあるんですね~。

すみません、出来上がってから生まれた世代で!

立山行きたくなっちゃった。

そうそう、立山信仰って、大学時代にちょっとかじったな。
さすが天台宗&真言宗の密教系仏教大学!!
私は文学部だけど、あの大学にいて良かった~。

万葉集にも立山は出てくるから、昔から何か神々しいとか
信仰対象だったと思われます。

そして平安時代の地獄信仰ですね、
私は説話文学をよく読んでいたので今回の映画で思い出しました。
「今昔物語」でよんだから、「宇治拾遺」にもあるかもね。

そうそう、とにかく立山は地獄なのですよ、
死んだ人が集まる場所、
そこで死んだ人に会えた…とかそういう説話があったような。

だからそこに登ろうなんて恐ろしいことだったんでしょうね、地元では!
ましてや一番険しい劔岳!!

本当にロケ、大変だったでしょうね、マジ吹雪いているし~。

私も雪国育ちなんで、中途半端なホワイトアウトとかは経験済みですが、
雪の中は寒いし怖いよ…

本当に険しいね、劔岳。
観ていてヒヤヒヤすることしきり、でも雄大な自然の風景に嘆息!

すごいなぁ、ちっぽけな日本でもこんなに壮大!!
昔、蔵王に連れて行ってもらった時も思ったね、これ。
雄大な自然は、見ているだけで本当に感動して訳もなく涙がでそうになるね。

そして効果的なクラッシックミュージック!
私も山にはクラッシックが合うと思うよ、絶対!
これは小さい時に山で生活していた時、朝はよくラジオとかで
クラッシックが流れていたから、刷り込まれているせいかも(^^;)

ヴィヴァルディ「春」の第2楽章とか第3楽章も使われていたね、
家にCDあるかと思ったけど、なかった。
あれ?昔買ったような気がしたけど、実家のだったのかな。
ないと思うと余計に聴きたくなる~(^^)

すごい映画です、本当に!!

宮崎あおいちゃんもかわいい!
「メリケンサック」の時もかわいかったけど、今回も(*^^*)

↓ほらほら、全然劔岳じゃないけど、
頂上はやっぱり石いっぱい。



本当に高いところから見下ろす風景って雄大だよね、
登りきった~って思うしね!



雲の上とか最高!
昔いた会社の富士山ツアー、参加しとけばよかった(^^;)
残念残念…

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする