1ヶ月以上続いている病院と仕事との往復による肉体疲労以上に、いろんなことを休む間もなく考え続ける精神的な疲労が大きく…脳を休ませたくて映画を見ることに。
とにかく何も考えない時間がほしかった…ということで、楽しい映画を。
周防正行監督の「舞妓はレディ」を見てきました。
津軽弁と鹿児島弁がミックスされた強烈な方言を話す春子が、舞妓になるため花街の仕込みになります。
踊りなどお稽古の厳しさもありますが、それ以上に京言葉をマスターするのが一番の難関。
言語学の大学教授京野(長谷川博巳)が春子を強烈にバックアップします。
ミュージカル映画なので至るところに歌と躍りが出てきますが、通常割りと真面目な役の多い長谷川さんがやるとなんかそれだけで楽しい(笑)
…クリーム玄米ブランとか、電気ウナギ犬とか、CMだと長谷川さん歌ってばかりですが…
歌って踊って…で一番強烈だったのは竹中直人さん。
そして、高嶋政宏さん。←イタリア持って来たのって単に陽気な感じを強烈に出すためでしょうか。
春子を取り巻く千春お母さん(富司純子さん)、百春(田畑智子さん)、里春(草刈民代さん)たちも厳しくも愛情たっぷりで良かったです。
そして最後、見事に舞妓デビューした春子(上白石萌音ちゃん)の舞妓姿がとにかくかわいくてたまりません!
(オヤジか自分…)
楽しく人情味があっていい映画でした。
こんな時ですが見て良かった(*´-`)
でも楽しかっただけに現実に戻った時の寂しさも大きくて。
やっぱりK君が元気になるまでひとりでは何をしても楽しくなくて心配ばかりなんだなぁと思いました。