うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

偏見

2010-01-19 01:09:15 | つれづれ
ちょっと最近、カラダが不調です。

冬は毎年引きこもりの時期だからとかさむいからとかそういういろんな理由です。

はやくあったかくならないかな…

あったかいといえば、インドとかカレー文化圏のヒトは辛いものをいつも食べている
「偏見」を持たれがちですが…

今日、お客さんが「すごく辛くしてください」と注文したチャナマサラ
(ひよこまめカレー)のフライパンに残ったまめを味見してみたら、
とてつもなく辛かった…。

辛い~とブツブツ私がいっていたら、やさしいコックさんがチョコをくれました。

それはともかく、残ったその激辛カレーを食べないの?と聞いたら、

「イッパイカライ、オイシクナイ」…とのことです。

どういう基準で、「すごい辛いカレー」をつくっているんだろう???

ちなみに、これを食べたお客さんスゴイね、と私が言ったら、

コックさんも

「ホントにスゴイ」

…と言ってました。

辛いにも限度があるよね、でも私も辛いのはキライだから、辛いのが平気な人の
味覚ってすごく尊敬してしまいます…

あと、猫舌だから、熱いのが平気な人もすごい。

コレ、体質なのか、鍛えれば平気になるものなのか…どうなんでしょう。
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キャンドル

2010-01-17 01:26:46 | つれづれ
アロマキャンドルを新しいのに変えました。

柔軟剤系の「おせんたく後」のふんわりしたにおい(*^_^*)

先日までは、友人が「ヅカ好きにぴったり♪」とプレゼントしてくれた
バラの花が入ったキャンドルだったのですが、数晩使ったら、
バラの花が燃えそうで怖くなり…(-_-;)

夜は、ロウソクと10年間愛用のペンギンのルームランプ(笑)と
PCの明かりで眠くなるのを待ってます…

蛍光灯の白い灯りが本当は好きではないです。
そして、睡眠導入にも、蛍光灯より、キャンドルやランプの赤い光の方が
リラックス効果があっていいそうです。
…PCは脳を活性化させてしまうのでNGだそうですが…。

今日は、寝不足(自業自得)、とネパール風邪と、なんか胃がイタくて
どうにもこうにもイマイチな一日だったので、
癒し空間を作って早く寝ます~~。

早くあったかい季節にならないかなぁ…
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太平記

2010-01-16 02:35:58 | 読書
先日本屋さんに行ったら、タイムリーに角川の「ビギナーズクラッシック日本の古典」
シリーズの「太平記」が平積みになっていました★

夢中になって、3日で読み切りました(^^)

実に分かりやすい!

全40巻を、あらすじ抜粋で書いてあって、
しかも名場面的な部分は、口語訳と原文もあるので、本当に分かりやすく
全体を把握できるし、原文も楽しめるのでかゆい所に手が届く感じです。

目次を読むだけで、20分時間をつぶせました(笑)

後醍醐天皇の倒幕計画から物語は始まり、40巻目は、細川頼之が管領になって3代将軍義満を補佐するところで終るのですが…全然「太平」になっていない感じの幕な印象です。

冒頭からして「君主」とは「臣」とは…ではじまり、
その主題は作中に何度も繰り返されます。

正直、書き手が朝廷側の意識なのか、武家(幕府)側の意識なのか、
読んでいて分からなくなりますね。

楠木正成の忠義や、信じられないくらい多数の鎌倉幕府軍(八十万騎って…)との戦いっぷりや、北条一門の末路、大塔宮をはじめとする後醍醐天皇の皇子を手に掛けた足利直義の悲惨な最期などを読んでいると、なんとなく朝廷側なのかな…と思ってしまいますが、
驚くべきは非業の死を遂げた大塔宮や、倒幕の悲願達せぬまま、吉野で亡くなった後醍醐天皇が、後半で怨霊になって登場し、朝敵幕府の失脚を論じたりするところ。

日本史観的には、天皇は神様の子孫(天照)なので、こういうのはあってはならないはずなんですね、とはいえ、醍醐天皇は地獄に落ちましたし(菅原道真を左遷した罪を自分が地獄に落ちることで償っているとのことで、民の代表として苦難をしょってくだっさたらしい)、保元の乱で敗れた崇徳院は大魔王になりましたし、平安朝あたりから「天皇」は藤原氏の手によって「政治の道具」的扱いをされてきてしまったので、このころになると、
かつての天皇観はなくなっているようなんですが…
(それを取り戻そうとしたのが、この後醍醐天皇だったんですけどね^^;)

どうやら、中立の視点のようです。
つまり、冒頭にあったように、君主と臣下のあり様、政治のあり様を記しているようです。
だから、うまくことが運ばないのは、臣下の礼に背いているから。
また、君主としての徳に適っていないから(天皇に対しても容赦ない…)
親子の礼に反しているから…
という儒教的思想と、前世の行いの報いであるという因果応報の原理が一貫しているようです。

以前、北方さんの太平記モノを読んだ時にも書きましたが、やっぱり悲しいです。
悲惨です。
正直、ここまで原文も生生しいとは思っていませんでした。

武士の戦いっぷり、潔さ、集団自決、本当に、気分が悪くなるほど生生しい描写が多いです。
抜粋のこの本だけでそうなのだから、原文全部読んだらどうなんだろうとブルブルします。

他にも驚かせるのは、引用などの多い点。
古典、漢文は言うに及ばす、楠木正成が天王寺で聖徳太子の未来記を読むところや、
さりげなく出てくる和歌の一節、驚くほど、雅な王朝文学のような表現。

もちろん作者は一人ではありませんが、作者陣の知識の集大成といった感じでしょうか。

作者といえば、成立について…

全巻成立は、1370年ごろらしいです。

ちなみに参考までに、目安となる年代ですが、こんな感じ。
建武の新政が1333年から。
楠木正成戦死が、1336年。
後醍醐天皇崩御が、1339年。
足利直義の毒殺が、1352年。
足利尊氏死去が、1358年。
足利義満が義詮を継いだのが、1367年。

驚いたのは、「太平記」の原型は、律宗僧恵珍が、足利尊氏の弟直義に、三十巻を
持参したこと。
そこで直義は、不適切な個所を修正させ、のちに書き足しがなされて、現在の四十巻本に
なったそうです。
…かといって、決して足利びいきになっていないのは、面白いと思いました。

足利も最初は鎌倉幕府軍でしたが、後醍醐天皇方について六波羅を滅ぼし、
(正成とは同僚)、その後幕府を開いて、再び朝廷と対立する形になったので、
かつて日本書紀が為政者を正当化するために、都合のいいように書き換えられた…
なんてことはないでしょうが、後半部の幕府内の確執や、怨霊跋扈のあたりは、
間違いなく後年でしょうね。

それにしても、本当に長い闘いです。
鎌倉倒幕から始まり、北条氏の残党との戦い、南朝と幕府の戦い…これが一番
長いですね、義貞や正成が死んでも、その兄弟とか、子供とか、本当に果てしない。
そして、讒言、裏切り、寝がえり。
尊氏も、死ぬまでずっと戦いつづけたような。

そして、当たり前のように、天変地異や、怨霊や天狗の跋扈が語られるのが、
面白かったです…。
太平記の中での怨霊は、天狗になっていますね。
仁和寺の六本杉に集まった大塔宮たちの霊も、羽が生えていて天狗だったし、
愛宕山の頂上で山伏が見た後醍醐天皇や大塔宮も天狗。(ここの段のあらすじで、
「…日本の魔界の御霊サミットだった…」と書かれていたのがウケました^^)

怨霊は、羽のあるもので書かれるのかな?
関係ないけど、物部守屋→キツツキ、聖徳太子→鷲ですね。
太平記には、崇徳院→鳶で登場していますが、崇徳院こそ天狗だっだような(^^;)

正成は、霊になっても朝敵殲滅のためにがんばっていました。

それにしても、この戦乱が、よく収まったものと思います。
世の中が変わるときって、本当に大きな苦しみを伴うものですね…
(毎回戦記ものを読んで思うのですが、日本の人口よくキープできたな…
何十万という兵は、本当の数字なんだろうか…三国志では、大陸だしそれくらい
いるだろう…ってアバウトに考えていましたが…)

ちなみに、南北朝の統一は1392年のことでした。

内容が内容だけに、今夜の読書ネタはかなりディープになってしまいました…orz



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並べてみた

2010-01-14 00:55:21 | つれづれ
改めて並べてみると、結構イラストも面白い(^^)

チョコを除いて、13種類入ってました。

マーボー味は初めてみたかも?

如意棒に見立てたうまい棒を構えたイラストがツボに(^ω^;)



牛タン味もちゃんと入っていましたよ、もちろん イラストは、
牛にまたがった政宗コスのうまい棒キャラ。
(このキャラ、名前あるのかな~?)

ジャンクなフードを食べなれないネパールコックさんのサラサラな血液を
汚してはならないと、うまい棒は自宅用に持ち帰りました(^ω^;)
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強風

2010-01-13 16:31:20 | つれづれ
冷たいからっ風が吹き荒れる中、
下北沢駅辺りまで買い物に行きましたが…((((゜д゜;)))) さ、寒い!!

ウチでは風邪が流行中なので、生姜湯をゲットです('∇')

ついでに「ぜんば」さんで、うまい棒15本入りを買ってしまいました(^^;)

駄菓子屋っていくつになってもときめく!(*^_^*)
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漂泊

2010-01-12 22:57:33 | 読書
2010年、最初に読み終えた本が、「西行」。

お正月だったから、なんとなく歌人を選んだのでしたが、思いのほか深かったです。

西行といえば、花。桜の歌人。

そして、もとは北面の武士。

ちょうど、院政→平家の時代で、保元の乱の当事者、崇徳院とも関係していた人。

私は、後白河院関係を調べていた時期があったので、西行の出自に関しては
このくらいの知識しかなかったです。

それから、西行といえば誰もが思い出す、

願はくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月のころ

という歌。

そして、本当に後年、如月に河内の弘川寺で亡くなってるんですよね、偶然かな。

こういう歌が印象的であり、他にも散っていく桜を詠んだ歌など、
花は花でも華やかさではなく、どこか儚いような歌を詠んでいる印象があったのだけど、ぜんぜん勉強不足でした。

力強い歌もあれば、ユーモラスな歌もある。

なにせ、後年、松尾芭蕉がその足跡をたどるほど、残したモノも歌も大きかった。

代表的な歌集「山家集」には、1552首も収録、
歌にかける情熱はこれだけではありません。

当時は歌合というものがあって、二つの歌を比べて、判定を頼む、ことが
よく行われたそうですが、西行は異例の「自歌合(じかあわせ)」で、
自分の歌の判定を、なんとあの藤原俊成、定家父子に依頼しているんです。

それが、「御裳濯河歌合」(俊成)と、「宮河歌合」(定家)。

後者は、完成が西行の亡くなる直前だったといいます。

僧侶であり、歌人であり、漂白の旅人であり、また、73歳という当時では
長生きの方なので、エピソードも多いためか、説話や絵巻、またのちに世阿弥が能「西行桜」を書いたりと、後世にもいろいろな部分で語り継がれていきます。

だから、今も古い感じがしないんですかね、少なくとも、平安朝歌人よりは
拙い私の感覚でも新しいな…。
文学史的にも勅撰の「古今和歌集」→「新古今和歌集」で、技巧的にも
「よい」と思われるものの捉え方が違ってきた時期…なんじゃないかと思います。
…とはいえ、歌合の、俊成や定家の判を読んでみても、私にはサッパリ優劣が
分かりませんでしたが…orz

最後に、ちょっと気になった一首。

仏には桜の花をたてまつれわが後の世を人とぶらはば

これ、源氏物語で、紫の上が死ぬ間際に、見舞いに来た幼い匂宮に、
「自分が死んだら、この屋敷をあげるから、ここの庭にある桜や梅を慈しんでね。
そしてときどきは、仏様にお供えしてね…」
…というようなことを言う場面があったと思うのですが…。
(源氏物語「御法」巻。今、確認しました^^;)

西行も、当然源氏を読んでいたのか、源氏自体が何か古典を題材にしていて、
こういう思想が自然だったのか、この「西行」本にはこのことは触れられていませんでしたが、ちょっと面白い発見でした。

ちなみに、昔読んだ源氏の注釈書では、紫の上が、「自分に桜を供えて」ではなく、「仏様に供えて」と言っている点が素晴らしい、と書いてあった気がします。

た、確かに!!


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和製

2010-01-12 01:24:43 | おやつ
Yさんが持ってきてくれた、お菓子。

シンプルな箱に油断していたら、中身のあまりの華やかさに、
思わずケイタイ撮り(^^;)

お店の照明の下なので、華やかな色が台無しですが…orz

まず、一言。
Yさんも食べたほうがいいよ~、マジウマだったから(*^_^*)
↑もらっといて、言うセリフですか、スミマセン。

↓いっこいっこはこんな感じです。



しいて言えば、オサレなどら焼き!

でも、私の感想は、和菓子でマカロンっぽいのを作ったら、こんな感じ!?

マカロンと言ったら、ポップでキュートでカラフルな色、

そしてそれぞれ違う、フレーバー。
それは、生地だったり、クリームやチョコレートなど中にはさまれたものだったり。

このたちばなさんのお菓子も、まさに、そんな印象でした。

フレーバーも、苺とかマンゴーとか、フルーツ系から、抹茶、白あん、ゴマ、紫芋と和風系まで。



↑生地の中にはムース餡。

生地はハヤリの米粉で、もちっとしていて、食感も素敵です(^ω^)

毎度のことながら、ネパール人コックさんも美味しいと喜んでいました。

そして…

「サウスインドにも、同じのアル。イッショ」

…と言っていたけど、たぶん、似て非なるものに違いない…(^^;)
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信玄桃

2010-01-11 00:52:31 | おやつ
銘菓 信玄桃(^ω^)

山梨に行ったわけではありませんが…(^^;)

箱を開けると…



熟した桃(のようなお菓子)がズラリ★

かわいいですな~(*^ω^*)




中は白あん♪

私の好きな「桃山」の変形版みたいなかんじです♪

「桃山」と「初霜」の中間のような…、あ、故郷の和菓子屋限定のネーミングだったらスミマセン。
子供のころからおばあちゃんが買ってくるこの2種類のおまんじゅう、大好きだったもので(^^;)
白あん派です、おまんじゅうに関しては。

それにしても、桃といえば魔除けの果物、かつ縁起ものです。

今日は昼間っから二つも一気食いしました(^^;)

だって、ネパール人が出してくれたんだもん~。。。

信玄桃、信玄って、なんかゴツゴツしたイメージあったけど
急にまぁるくキュートな印象に…(*^_^*)
ピンクですな~。

それにしても「信玄桃」、ネーミング的には「信玄餅」と似ている(^^;)

ちなみに地元越後には、「謙信餅」もあるヨ、お菓子的には全く同じ形状…
だと思います、パッケージと家紋が違う~。。。




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チョコ

2010-01-10 00:49:59 | つれづれ
冷凍保存してあったクリスマスケーキをみんなでつついた夜。

チョコレートケーキは冷凍がきくのでイイですね。

オヤジ達とケーキを囲む夜。

なんか楽しい(^^;)

古巣の大先輩方とたくさん語った夜でした。

なんか、新年早々体もバキバキでイマイチぱっとしない日々が続いていましたが、
今夜は久々にちょっと気分がハイです(^^)

日本語でたくさん会話できる相手がいたからかな(笑)

ネパールのコックさんとでは、限られた単語のフル活用だもんな~。
それはそれで楽しいとも言えるけど、ヤッパリ私は日本人(^ω^;)
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オールドファッション

2010-01-08 23:39:20 | おやつ
大好きなオールドファッションに新しい味が出たらしい…とのことで、

いつもより早めに地元駅に帰りついたので買ってしまったデス(^^;)

ありそうでなかった、珈琲味(^0^)

案の定、閉店間際なので、珈琲チョコと抹茶の2種類しかなかった…。

目的の珈琲味がゲットできたので良かったですよ(^ω^)

やっぱり美味しい、オールドファッション。

新しいものができては、いつの間にか消えていく世の中で、
いつも変わらずあるのは嬉しいです。

新味が出ても、プレーンのオールドファッションとチョコファッションは
消えないのがホントありがたいです(^^)

ドーナツ食べて、がんばろ、明日も。
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