その昔、福岡県教育委員会は教職員組合の力を削ごうと隠密に組合分裂工作をした。新教組なる第二組合をでっちあげると校長とその取り巻きを使って教職員組合(以下福高教)からの引き抜き及び福高教加入者に対する人事異動での嫌がらせを開始した。
この県教委からのあまーいお誘いにホイホイ乗ったのが実力のない低学歴の教師たちだ。人事異動で三流校に異動させられたら授業を成立させる能力がないため教壇で立ち往生することになる。いい高校に異動で行けたら場合によっては校長になれるかも。なんてことをバカ頭で考えたゴマすり低脳低学歴の三流教師は渡りに船と県教委のお誘いに乗った。
するとどういうことがおこるか。三流校に福高教の教師が異動させられ集まった。そこには低能教師も確かにいた。どこかで不祥事をおこしたものとか。しかし概して能力のある教師が多かった。話をしていてとても魅力的で生徒さんをひきつける授業をされていることが容易に想像できた。こう言う人こそ校長にと思える人がゴロゴロいる高校だ。
一方の第二組合という低能ゴマすりどもの行く先はどこであったか。昨日書いた御三家ではない。低能教師が御三家のひとつ、修猷に行っても授業がこれまた成立しない。バカが優れた生徒を前にして教壇に立つ姿は哀れである。
何たることか、それは一部で現実となった。教科書のA問題も解けない数学の教師、単語が分かっても訳ができず解説書まる写しで恥をかく英語の教師、歴史上の人物の名前すらまともに読むこともできぬ社会の教師。僕は高校の時本当に迷惑した。授業を聞いた方が聞かないよりもよけいに分からなくなる自閉症まがいの教師がいた。
そういうバカの順に昇進して校長になっていった。
で、大多数の非組合員、第二組合員の行き先は、雨後の筍と書いた武蔵台高校のようなところだ。低能で昇進欲だけの人間たちが集合すると何が起こるか。簡単だ。ただのゴマすり競争だ。そんなところから大学に合格するはずない。
悪循環が起こる。進学率が落ちる。バカしか来なくなる。いっそう進学率が落ちる。いっそうバカが来る。事件をおこす。もみ消す。授業が荒れる。押さえつける。暴力が日常化する。
さて、人権が無視されて暴力が日常化する、このことをなんと言うか。立派なファシズムだ。
生徒さんには気の毒だが、大学には来てほしくない学生だ。ファシズムに染まっているから。
つづく