か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

「やらんと分からんバカ。」バカが多くて疲れません?

2013年06月19日 | 韓国

優れた人間は人の言うことをいち早く理解するが、こちらがしゃべり終わるのを必ず待つ。会話の途切れたころの絶妙なタイミングで、つまりこういうことだね、とこちらの言いたいことを僕本人よりもうまくまとめ一歩も二歩も先の賢明な結論を示す。

出しゃばらない。優れた頭脳で考えているから思考にゆとりがあり、人の気持ち、前回からの流れ、正しくても言ってはいけない場合があるがその判断。

どうしてこんなに優れた人がこんなところにいるんだろう。役所に入ったころはこんな天才がごろごろいた。会議はたいてい15分。それでも僕の頭には無理だ。いつもオーバーフローを起こした。

この優れ者たちは今、ほとんど役所を辞めている。居直って天下りをしているか、大学か、隠遁生活か、外国の研究所かにいる。

いくら人格者でも限度がある。いくら人格者でもバカに囲まれるのは拷問だ。ぐじぐじ狭い国家主義に拘泥するのは愚の骨頂だ。

国連の無力をバカにして20世紀前半の国家主義に逆戻りする方がもっとみっともない。武力で領土問題を解決しようとする能天気。よく聞け。

軍を世界展開するアメリカですらどこの領土問題を解決したか。ソマリアか、イラクか、アフガンか、朝鮮か、ベトナムか。小日本帝国は開戦時の領土よりはるかにせまくなって終結した。わずかに無人島を右翼の手前ほしがっているだけだ。

そうじゃないだろ。全千島と樺太南半部は固有の領土であり敗戦とは関係ない。

だけど駄目だな。武力で土地は取れないということをこれだけ言っても、物騒なことを言い出す奴らが増えた。そんならなぜ日韓基本条約に賛成したんだ。戦前の右翼と自民党とその両方と朴正煕の合作じゃないか。それをほったらかしにした自民党政権に責任はある。

韓国は時効取得した。本当は自民党を恐れて声を出せなかった外務官僚にも責任がある。だがもう外務省には好漢はいない。

自衛隊はこんなに強くて韓国なんかイチコロだぞ、ということで溜飲を下げるシコリアンたち。一発でも撃ったらおしまいなんだぞ。和平交渉は対馬北島の領有でもめる。そこでバカがまた武力行使する。和平交渉は全対馬をめぐって行われる。

バカは逆に済州島をとるもんとか言う。人民軍、人民解放軍との戦闘に勝つ軍隊はいない。間違えて勝ったとして国際社会をなめるでない。三国干渉どころではないぞ。百国干渉が起こるぞ。

傷口に焼け火箸を入れて掻きまわしただけだ。平和的な交渉の余地というものはどんなにゼロと思える中にもある。これも幕末以降の歴史が語っている。


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