か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

「はやぶさ」 失敗だ。意地張ると見苦しい。認めろ。

2012年02月29日 | インポート
   
小泉が登場すると絶賛し、民主党にも絶叫し、なーんにも自分の頭で考えず、もう動物ですね。

今国民が酔っているのが「はやぶさ」。オリンピックじゃないんだからね、参加だけしても意味はない。初めてイトカワに行って来たの?。だから何なの。サンプル持ちかえった?ウソつけ。電子顕微鏡で見る埃はなんの役にも立たない。

JAXAはいい加減自分たちの面白半分のためにロケットごっこをするのをやめろ。H2時代から日本の技術では月に花火一本飛ばせなかったじゃないか。

失敗しても反省し検証しやがてより良いものができるんだとほざくやつがいる。いつになったらそれができるんだ。アメリカのアポロ計画は日本の国家予算相当額をかけたがちゃんと人が月に行った。ソ連の国家プロジェクトだったソユーズは今や唯一の宇宙船だ。安全性はスペースシャトルをしのいでいる。

何グラムかのおもちゃを飛ばして喜ぶ姿が哀れで仕方ない。縁側で花火をしてもこれよりよく飛ぶぞ。糸川先生の時代から何年過ぎたのか。十年一日自分たちで面白がっているだけだ。ジェット飛行機すら作れなかった中国はICBMを持ち有人宇宙飛行をしているというのに何グラムが帰還したと喜ぶ人間の小ささよ。

「はやぶさ」なんて名前つけるなよ。「隼」に失礼だ。「隼」の設計者たちは何日も会社に泊まり込み全身全霊を傾けた。なくなった人も多い。数日間で完成する修正コマンドで立ちなおしたとか大きな顔をしてはいけない。

「はやぶさ」は三軸のリアクションホイールを持っている。たいしたことはないただのジャイロだ。コマともいえる。回転する物体は軸を一定に保とうとするのでその性質を利用した。さっそくその3軸のうち2軸が故障する。

早い話がフライホイールで姿勢を微調整しようとしたがそれに失敗すると、帰還用エネルギーを使い12基あったスラスタ(エンジン)で体制を規定の姿勢にしようとする。しかしそんなおおざっぱなエンジンでは微妙な制御が不可能になる。当然に着陸制御はできない。メインのイオンエンジンが4機のうち1機故障する。コマンドミスにより姿勢が狂う。さらにコマンドミスによりハヤブサとイトカワの距離が狂う。強還元液ヒドラジンの漏れ。さらには交信途絶と続く。メイドインジャパンも落ちたもんだ。満身創痍とはこのことだ。

地上では、その後「はやぶさ」からかすかな電波を感知しても太陽電池の能力低下、さらにはリチュームの過放電という模型飛行機でも起こさないミスをおこし電波の受信が不可能になる。ふたたび追い打ちをかけるようにメインの別のイオンエンジンが停止する。

こうなるともはやロケットとはいえない。宇宙ゴミだ。

ありとあらゆる失敗、設計ミス、コマンドミス、そのコマンドの入力ミス、ロケットの製造ミス、ジャイロの製造ミス、そのミスや事故に対応する体制の欠如。

そのようなままごとロケット遊びすらまともにできなかったのはJAXAのお役所体質にある。意味もない膨大な自画自賛の報告書がある。

たわけ。何を言うか。失敗したくせに。6重も7重も失敗が重なっているぞ。素人だましの映画を作り予算をとろうと思っただろうがそうはいくか。

ブログ一覧
Posted at 2012/02/24 13:20:36

最新の画像もっと見る