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アメリカの犬になった日本人の中には、安保条約で日本を守っているから少々のことは我慢しろという屁理屈できた。何十万人の米兵がいるのだから当然事故は起きる。それは無制限に米兵を無罪にしろということとは異なる。
米国の極東戦略の一部であるから米国本国にとっても貢献する在日駐留軍であるはずだ。だからすべて日本が我慢しなさいという考えは破たんが来ていると思う。日本は世論の盛り上がりがなかったら起訴さえもためらっていた。
アメリカ兵はまるで敵兵を踏み殺すように日本人を殺せるようだ。今回かろうじて判決までこぎつけたが在宅のまま上告した。詫びてない。このとき日本人同士で同様の事件が起こった場合は一年半の判決ではすまない。沖縄では大衆運動をおこそうという動きはない。死に損だ。
普天間の飛行場にへばりついて補償金で生きているから米軍には逆らえないのか。
いつまで敗戦国の苦汁をのまされるんだ。
テレビを見ていたら日田彦山線の爆発事故について特集を組んでいた。1945年、陸軍は北九州の山田弾薬庫の一部が空襲でやられたので工事中の日田彦山線のトンネルに爆弾を隠すことにした。戦後進駐軍は危険だという日本の陸軍中尉の進言も聞かず火を付けた。(11月12日)
山は吹っ飛び村民150人以上が死んだ。
日田彦山線の彦山駅から少し南に行ったところでいまも爆発踏切としてその名を残す。米兵はすぐさま本国に帰り不名誉除隊になって行き先は知れない。立ち会った警察にその責めがあることになったが住民が受け取った補償額は被害額の3%だった。
ということを全く報道せず爆発の被害のひどさばかりを報道していた。
だれが責任をとるべきか、その後放置されたのはなぜか、犯人はどういう言い逃れをしているか。マスコミのやることは山ほどある。
炎がひどかった、お父さんがかばってくれた、家が燃えた。そんなことはどうでもいい。戦争は終わっている。庶民は対等の個人だ。萎縮することはない。米軍による事故には補償を要求しろ。