床・・山翠添新雨
花・・掛け(すかしゆり、じゅうやく=どくだみ)
棚・・ひさご棚
茶入れ・・古備前肩衝・銘魚の館
楽茶碗・・七代長入・銘五月雨
お菓子・・青梅・芙芳庵製
茶通とは・・・二種のお茶を点ておだすお点前です(いずれも濃茶を点てます!)
箱の中に和物のお茶入れと大津袋か袱紗包み(真塗黒なつめです)
二つの茶入れが箱の中に入っていて、最初は和物の茶入れを取り
だしお茶を点て出します。
お茶碗が戻り亭主が清めたら、お客より今一種のお茶の所望があり
箱の中にあるもう一種の茶入れを出しまた濃茶を点てます
お点前の手順はお濃茶の点前からとほとんど同じですが箱の扱いが
おもしろい(ややっこしい~!)
箱の中空のときは右手を先にすすめる
箱の中入っているときは左手を先にすすめ扱う
お点前の約束として、2つ目の茶入れ清めるとき省略として
袱紗をポーんと音を立てる
このとき茶巾もたたみ直します!
到来物のお茶があるときなどにオススメのお手前です