先日、着物着付け石神井教室の初稽古がありをご挨拶の後は
花びら餅とお薄をそれぞれ皆で点て一服いただいきそれから
注文していた折を広げささやかな宴が始まりました。写メ撮れず!
長いお付き合いの皆様方今年もよろしくお付き合いくださいませ。
皆様初稽古のお召し物はいつもより華やかで新春にふさわしい装いでした!
わたくしは唐獅子と牡丹柄の帯で幕開けいたしました。
唐獅子牡丹のいわれに触れてみたいと思います。
唐獅子牡丹と言えばやはり高倉健さんの唐獅子牡丹でしょ!!と皆様からのお声!!
一部抜粋した一文より・・
唐獅子は「百獣の王」と呼ばれます。獅子には恐れるものは何もない様ですが、
一つだけ獅子が恐れているものがあります。それは唐獅子の体毛の中に住みつき
増殖して いつしか皮膚を突き破って肉まで食べてしまう害虫です。
しかしこの害虫の弱点は、牡丹の花からしたたり落ちる夜露にあたると、
死んでしまうことです。それで唐獅子は夜になると牡丹の花の下で休むのです。
牡丹については獅子がこれを食べるとも言われます。よって、多くの毒虫たちは
この牡丹には近づかないとも言われます。これにより、こんなに強い唐獅子にとっても
心休まる安住の地は牡丹の花の下ということです。こうしたことで、「百獣の王」である
「唐獅子」と「百花の王」である「牡丹」が 絵、陶器などでは、組合せの良い図柄として
好まれ古くから親しまれてきました。
獅子の頭には強い霊力があり、悪い気を食べてくれると言われています。それで
獅子舞で人の頭を「パクパク」と動かしている動作も、人の悪を食べている仕草といわれます。
獅子の巻き毛は「獅子毛」と呼ばれ、この巻き毛にも霊力があるのだそうです。
動物にも人間界にも安住の地は絶対不可欠なもの・・皆様といろいろな話が出たなかで
安らげる場所の大切さを思い・・大切な時間を過ごしていきたいと切に思う・・・