たまーに通るビルの脇に咲いている紅い花・・今年も見かけた
この赤い花はとあるビルの脇でしか見かけないので名前をいつも忘れる
紅蜀葵(こうしょくき)という・または 紅葉葵(もみじあおい)
葵科 ふよう(ハイビスカス)属北アメリカ原産
いかにも夏っぽい花ですが・「花言葉は温和」色からは想像がつかない花言葉ね!
こういう花は茶の湯の世界では禁花でしょうね
『禁花』とは強い香りを放つもの(沈丁花・女郎花)、色彩や形がきついもの(鶏頭)
食用とする実のもの(ザクロ)、縁起の悪い名前の花(河骨/こうほね)
季節感の乏しい花(金盞花)など・・
なにげにふっと不失花(うせざるはな)という言葉がよぎる
この言葉は世阿弥の花伝書の中にある言葉で不失花とは稽古によってのみ、身につける事の
出来る花の事らしい・・私はまだ花が咲かぬ身、紅葉葵のような紅い花ではなく野に咲く
可憐で通り過ぎてゆく花でいい・・これから先自分の不失花を探さなくっちゃ・・
明日は茶道・「花月の研究会」挫折の花かも・・・