話題の映画「ベイビー・ブローカー」を
観てまいりました。
"赤ちゃんポスト″に預けられた赤ん坊を横流しして
稼ぐ二人の男と赤ちゃんをポスト前に捨てた若い
母親と二人の男達となりゆきで養父母探しの旅で
赤ちゃんを高く売る・・それだけの目的からそれぞれの
思いが予想外の方向へと物語は展開してゆく・・
二人の男を現行犯逮捕に執着する女性刑事二人組の絡みも
この映画の核心です!ぶっきらぼうで淡々とした表情の
奥に隠した繊細な女性刑事・・クライマックスは感動的でした。
子を捨てた親、親に捨てられた子・・捨てられた子を他人に売る
家族関係の不完全な人達が生きてゆく社会・・重いものを背負って
生きる・・「生まれてきてくれてありがとう」の言葉は響いた
人が生まれてきた意味を深く思った。
映画を観終わった後の面白いとか・良かった~という気持ちはなく
犯罪者を憎めない・・悪と善の答えが一瞬止まってしまうような・・
亡き母が恋しくなった帰り道・・パソコンに向かっている間も映画の
余韻に浸っております・・
この映画は秀逸な作品!!おススメです!!