綿矢りささんの小説を続けて、2冊読んだ。
ひとつが「勝手にふるえてろ」。
26歳OL・江藤良香が中学時代の片思いの初恋相手と
好きではないが自分を好きになってくれる会社の同僚との間で
揺れ動くというもの。
本作のなかで、主人公・良香が次のことを言う。
「世の中で強いのは、悪いやつ。悪いやつらは失うものがない。
その一方、真面目なやつは、今の生活や社会的な地位など
守りたいものがたくさんあるから、弱い。」
同感である。失うものがないものほど怖いものはない。
ただ、作品を通して良香の気持ちは全く理解できなかった。
もうひとつが「かわいそうだね?」。
28歳百貨店勤務の樹理恵は、隆大との交際も順調、
仕事も順調で幸せな日々を送っていた。
そんな時、無職で家賃が払えなくなった、
隆大の元彼女・アキヨが彼の自宅に居候することに。
樹理恵の我慢する気持ちは分かるものの、
隆大のやっていることは全く持って理解不能。
綿矢さんの作品は人気があるので、試しに読んでみたが、
理解ができないということが分かった。
やはり一回り以上の歳の差は大きいということだろうか。
ひとつが「勝手にふるえてろ」。
26歳OL・江藤良香が中学時代の片思いの初恋相手と
好きではないが自分を好きになってくれる会社の同僚との間で
揺れ動くというもの。
本作のなかで、主人公・良香が次のことを言う。
「世の中で強いのは、悪いやつ。悪いやつらは失うものがない。
その一方、真面目なやつは、今の生活や社会的な地位など
守りたいものがたくさんあるから、弱い。」
同感である。失うものがないものほど怖いものはない。
ただ、作品を通して良香の気持ちは全く理解できなかった。
もうひとつが「かわいそうだね?」。
28歳百貨店勤務の樹理恵は、隆大との交際も順調、
仕事も順調で幸せな日々を送っていた。
そんな時、無職で家賃が払えなくなった、
隆大の元彼女・アキヨが彼の自宅に居候することに。
樹理恵の我慢する気持ちは分かるものの、
隆大のやっていることは全く持って理解不能。
綿矢さんの作品は人気があるので、試しに読んでみたが、
理解ができないということが分かった。
やはり一回り以上の歳の差は大きいということだろうか。