小説「マスカレード・ホテル」「マスカレード・イブ」（東野圭吾著）

東野圭吾さん原作の小説「マスカレード・ホテル」を読んだ。
「麒麟の翼」以来、久しぶりの東野さんの作品である。



文庫版で515頁とボリュームはあったが、あっという間に読んでしまった。
割と面白かったので、シリーズ第2弾である、「マスカレード・イブ」も読んだ。



本シリーズは、ホテル・コルテシア東京のフロントクラーク山岸尚美と、
警視庁捜査一課の新田浩介が活躍する話。

加賀恭一郎、湯川学に次ぐ、新ヒーローシリーズ。
出版元の集英社さんもかなりの力の入れようで、特設サイトも開設。

「マスカレード・イブ」は、「マスカレード・ホテル」で
二人が出会う前に発生した、大学教授殺人事件の話。

わくわく読め、娯楽として読むには、最適かもしれない。
そのうち、ドラマか、映画になるだろうから、楽しみにしたい。

ググってみると、新田浩介役には瑛太さんや堺雅人さんなど、
山岸尚美役は、麻生久美子さん、井川遥さん、夏川結衣さん
管野美穂さん、吹石一恵さん、小西真奈美さん、井上真央さん、
上野樹理さんなど、これまたいろいろな方が挙げられている。

誰であれば、ぴったりなのだろうか？

ところで、自分にとって東野さん作品の一番は、
やはり直木賞受賞作品でもある「容疑者Xの献身」である。



謎解きといい、登場人物といい。
残念ながら、これを超える作品にまだ出会えていない。