けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

小説「慈雨」(柚木裕子著)

2019-07-15 19:10:22 | 書籍(小説)
柚木裕子さんの小説「慈雨 」を読んだ。

柚木さんも、
瀬尾まいこさんや大崎梢さん同様、
最近好きな作家さんである。

ただ、柚木さんの作品は重たいので、
元気のあるときではないと読めないかな。



本作は、定年退職し、
妻と共に四国遍路の旅に出たある刑事の話。

旅の途中、16年前に自らが捜査した事件に
酷似した少女誘拐事件が発生したことを知る。

過去の事件への悔恨、
次第に明らかになる事件の真相、
そして、警察組織のメンツ(よくある話)。

あとは作品で。

「ものは用を満たせば、それで良いというものではない。
同じものなら楽しい気分になる方が良い。」

「何かを得るためには、必ず代償を伴う。」

「人生は天気と同じ。
晴れるときもあれば、ひどい嵐の時もある。
ずっと晴れていても人生は良くならない。
日照りが続いたら干ばつになるし、
雨が続いたら洪水になる。
晴れの日と雨の日が同じくらいがちょうど良い。」

「双六にはゴール手前に振り出しに戻るコマが
つきものである。世の中、そんなものである」

ということで、今日のおまけ。

週末、おちぇりさんはシャンプー。



立ち放しで疲れたよね。



お手々は丸々。



家に着いたら、すぐにお昼寝。



美人さんが一層美人さんになったね。

おしまい。






コメント
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