かわパパのお気楽日記

お気楽に思ったことをテキトーに毎日書いています。

アウトレイジ (DVD)

2011-05-18 22:52:58 | 日記
北野武氏の15本目の監督作品。

最後まで飽きずに見れた。これって私にとって凄いこと。
60点。「座頭市」は75点だけどね。
この間をレンタルした「第9地区」(DVD)なんてあまりにあざとい内容で途中で見るのをやめてしまった。

「アウトレイジ」もあざといけれど、嫌悪感はない。
想定内の裏切りの連続だけど悪い気分にはならない。
キャッチコピーは「全員悪人」だって。ビートたけしの組の人間は悪人じゃないと思うけどねえ。

「過激なバイオレンスシーンや拷問シーンが数多く含まれるため、映倫でR15+指定」ということだが、それほど過激だとは思わなかったけどねえ。

北野監督によると「どうやって人を殺そうかというプロセスを先に考え出し、それに対しストーリーを後付けした」という。これがこの映画のすべてを物語っている。
殺しの場面が輝いている。これでもかあって出てくる。

何かこの雰囲気はなんというかB級映画の匂い。

「狼よさらば」の雰囲気と似ている。ビートたけしはチャールズ・ブロンソン。
ヨーロッパでブロンソンは最初に評価されたのも似ている。
なお、私のこの指摘は世界で一番最初である。(ドヤ顔)

「アウトレイジ2」が延期されているものの、製作される予定とのこと。
ならば、もっとB級映画の雰囲気を貫いてほしい。
芸術性はいらない。海外(ヨーロッパ)の評価なんて気にしない。

そうなると日本でヒットするのではないか。

「ソラチネ」を休日の封切り映画館で見たけど、観客は3人だけだったからねえ。
でもヨーロッパじゃ高評価。

今度はカッコイイ場面をつなぎ合わせて映画を撮ったらどうか。
お手本はマカロニウエスタン。アップ多用の究極のB級映画である。 人気ブログランキングへ[auto
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コメント
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