かわパパのお気楽日記

お気楽に思ったことをテキトーに毎日書いています。

「負け犬の遠吠え」 酒井順子(著)

2011-07-23 21:35:07 | 日記
今日の朝日新聞の人生相談で高卒30才独身親と同居時給750円の方の人生相談があった。

実はこの人生相談を毎週楽しみに拝読している。
相談を楽しみにしているのではなく、どう回答しているか、がとても参考になるからである。
回答者は同じ境遇の人と友達になろう、と回答していたと思う。

私は今日の相談で、酒井順子さんの「負け犬の遠吠え」を思い出した。
酒井さんは30才以上で独身子なし、であれば、どんなにいい大学を出ようが、いい職業について高給取りでも負け犬と断定していた。

出版されたのは8年ぐらい前かねえ。
当時の大ベストセラー。
それを私は1週間前に文庫本を購入し読んでいたところ。

やっぱり8年前だと時代とのずれを感じる。
だから当時の気分を思い出すにはいいけど、やっぱり今書くべきは朝日新聞の相談者のような方のことなのかねえ。

でも酒井氏の「負け犬の遠吠え」は読む気がするけど、朝日新聞の相談者の「負け犬の遠吠え」はあまりに生々し過ぎて、スターバックスで本日のコーヒーを飲みながら読む気分にならない。

今思うと酒井氏の「負け犬の遠吠え」は「勝ち組の自慢話」。
それだけ世の中深刻。年収3百万円じゃあ結婚どころか、車も持てない。

NHKテレビで先日終わった「下流の宴」は上流と下流が最後は逆転する物語であるが、そこでは上流は医者で、下流は、男はアルバイト、女は子連れ出戻り。

結局朝日新聞の回答者が言うように同じ境遇の仲間と傷をなめ合うしかないか。
私だったら酒井順子氏の「負け犬の遠吠え」を読むように、と回答するか。
人がうらやむ境遇の人でも自分を負け犬と思っている。気の持ちよう。
明るく前向きに生きていこうよ、ってね。 人気ブログランキングへ
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コメント
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