今週の仕事は遅番でして、帰宅するのは22:00くらいです。だもんで、夜中にコツコツ進めてます。やっとチッピングに突入しているのですが、チッピングという作業自体、遅々として進まない(笑)。チッピングは確かに非常に面倒な、苦痛を伴う工程かもしれません。しかし、戦場での砲弾の破片、小銃弾、東部の厳しい気候、その他を勘案するとどうしても外せないパートです。
チッピングに用いる塗料は、アクリル+ラッカーの溶剤がベストのようです。ラッカーの強い溶剤分によってアクリルは色が良く伸びるようになりますので、筆先で塗料がダンゴになりにくいのです。アクリルは乾燥が始まるとアクリルシンナーまたは水への溶解がしにくくなるので、強いラッカーシンナーで希釈を促します。
ラッカー塗料は粘度が高くて細かいチッピングに不向きですし、エナメルは色の伸びは最高なのですが、ウェザリングでエナメル系の溶剤を多用しますので使えません。
たかがチッピングでも塗料の特性を把握しておく事で、だいぶ作業がはかどるものです。
今回も、新兵器っぽくするのもアレなんで、豪快にウェザリングを施すつもりです。
初陣だからキレイな仕上げ・・・って、つまらんでしょ(笑)。
ペリスコープを黒で塗装後、ペリスコガードを取り付け、色を塗ります。ガラスの部分は塗り分けておきます。
今月のAMにワイヤーカッターの実物写真が掲載されていましたので、それに基づき塗装。消化器は、グレーのさび止め色のがあった、という新解釈に基づきました。
ターレットからチッピングを行っていきます。最初に白をのせ、その上にグレーを置いていく感じ。
2回目のチッピングがほぼ終わった状態。適宜修正も行っていきます。
全体のバランスを考えた上で、チップを増やしたり修正したりします。
防盾、車体で3時間くらい掛ってますが、まだ終わったわけではありません。