御無沙汰しております。
しばらくの間、ブログの更新が滞っておりました。
様々な理由があるのですが、一番の原因はPCのHDDがお釈迦になった事です(泣)
過去の写真データが全て吹き飛びました。(大手のHDD復旧屋でも復活は無理でした)但しスマホで撮った画像については、クラウドに紐づけされていたので無事でした。
それと、今夏の異常な暑さのせいで何もやる気が起きなかった、というのが大きな原因です。
レヴォーグ、ハスラーともに、もうあまり手を入れるところが無いという事もありました。
【懸案だったタイヤについて】
購入したレヴォーグは購入時の走行距離は約7000km。当然タイヤの溝はタップリ残っていました。
レヴォーグに標準装備だったタイヤは、ダンロップのスポーツマックスというタイヤで、一種のスポーツタイヤだと思うのですが、走行距離が短いとは言っても2017年式。
タイヤのゴムは硬くなっており、触感的には砂消しゴムと同等の硬さ。
レヴォーグは結構ロードノイズが大きいのですが、その原因の一つにこのタイヤの硬さがあるのでは?と思いました。
そこで色んなタイヤを調査したのですが、225/45/18くらいのサイズになってくると、結構なお値段となります。
エクシーガの時には、韓国でミシュランタイヤを製造していたネクセンのタイヤを愛用していましたが、残念ながらこのサイズに合うネクセンのタイヤは無いようでした。
他のアジアンタイヤのカタログとにらめっこする日々が過ぎましたが、とりあえず近場のタイヤショップに前から気になっていた「アロースピード」のタイヤが置いてある事が判明。
「アロースピード」というのは、実はネクセンタイヤの海外向けブランドの様で、品質は間違いなさそうです。
私が選んだのは「AS S01」です。
「世界最高品質コンフォートタイヤ」と謳っていますが、どうやらエコタイヤの様です。
狙っていたのはコンフォート系のタイヤでしたので、紛らわしいですね。
ブロックパターンも凡庸で、特に見るべきところも無いタイヤですが、ネクセンは品質に安心感があるのでこれに決めました。
性能特性の「イメージ」だそうです(笑)
このタイヤショップでは更に安価なコンフォート系のアジアンタイヤもあったのですが、店員によると「中国製はゴムが硬いですよ」と言われ、触ってみて納得。
で結局、この店に置いてあったこのアロースピードのタイヤを購入・装着しました。タイヤの価格は確か42000円ほど。プラス、タイヤ処分料・バランス取り・タイヤ組み替え工賃・税金などで総額60000円ほど。
国産同等品の約半額です。
通販で買ってスタンドでタイヤを交換しても金額はこの位はかかるので、買う→即交換はラクでした。
9月のメッサ暑い日にやってもらいました。
凄い暇そうな店で、全員総出で交換してもらったので直ぐ終わりました。
タイヤを新しくした時は、このラベルをいつも記念に取っておきます。
サイドウォールはこんな感じ。控えめなロゴが何気にカッコいいです。
走行した感じですが、「コンフォート」という言葉から期待するほど静かではなく、やはり凡庸なエコタイヤ、可もなく不可もなくというところ。
以前の古いタイヤより、少し段差での当たりがマイルドになったかな?という感触。
ロードノイズも特段低くも高くも無く、ダンロップのタイヤも新車の時はこんな感じだったんだろうな、という印象です。
今回のタイヤ交換は、ある程度の静粛性向上も狙っていたのですが、劇的な変化は無し。
※2024/05/22追記
普段はあまり乗らないので気が付かなかったのですが、500km位走っていわゆる「皮むき」が終わると、装着した時よりも静粛性が上がる様で、現在は特に不満はありません。
以前、ネット動画でブリジストンのレグノよりもアジアンタイヤのトライアングルの方がデシベル系上では静かだった、という実例が頭にあり、交換も考えましたがその必要は無い様です。
乗り心地は少し改善されました。
品質は良いですよ。
【ロードノイズ対策】
鬼の様に暑かった夏も終わり、車弄りが出来る気候になってきました。
物置を整理した時に、エクシーガの静音に使ったフェルトの余り物が出てきたので、レヴォーグのラゲッジルームを静音化してみようか、と思い立ち手を付けてみました。
レヴォーグの弱点はロードノイズが大きい事ですね。
年次改良でガラスの板厚を増やすなど、遮音にはそれなりに対策は施したようですが、良いタイヤを付けても静かにならない場合、原因は概ね車自体の遮音性に原因があります。
とりあえずラゲッジの状態がどうなっているのか確認する必要があります。
中に入っているものを一度全部外しました。
ラゲッジ下部にスペアタイヤは無く、発泡スチロール製のサブトランクというか、物入がありますので外します。
とりあえず鉄板が見えるところまで外します。
一応、遮音材の様なものが貼ってありますが、鉄板を指で叩いて「コンコン」と響く様なところは音が侵入し易い箇所です。
レヴォーグの場合、オプションのスペアタイヤ収納部両脇の鉄板が怪しい様です。
余っていたフェルトは10m巻で5000円ほどで買えるものです。
エクシーガにもあちこち使ったのですが1.5mほど余っていたのでこれを使います。
メインはこのへこみ部分。
両脇にリアフェンダーとの隙間があるので、ここに切れっ端しを丸めたものを突っ込みます。
更に、一番音がし易いところへ敷いて完了。
この時点でフェルトを使い切ってしまったのでこれでヨシ!とします。
フェルトは厚みが1cmほどあり、「サブトランク入るかな?」と思っていたのですが、良い具合に入りました。
出したものを元に戻していきます。
サブトランクの両脇の部分は、鉄板にガッツリ固定するピンが4つあるのですが、付けなくても大丈夫そうだったので外したままにしておきました。
ボードも全てセットしました。
フェルトの厚みで盛り上がるのではないかと危惧していたのですが、全て元通りにする事が出来ました。
【効果はあったのか?】
この作業の後、試しに自宅周辺を走ってみたのですが「オーナーなら分かる程度」くらいにロードノイズが低くなりました。エンジン音がより明瞭に聴こえる位になりました。
ただそれはラゲッジルームから発する音なので、ドライバー席周辺は余り恩恵が感じられません。
納車された時はフロアマットが無い状態で走ったので「うるさい車だな」と思ったのですが、その後フロアマットを敷いた後にロードノイズが下がった経験があるので、床下の施工まで行えば更にロードノイズは下がると思います。
レヴォーグのオーナーは「価格の割にロードノイズが大きい」と感じている人が多いらしく、youtubeなどでレヴォーグの遮音対策を行っている動画をよく見ます。
色んな遮音材が出ていますがフェルトはコスパが良いので、新たに購入して今後コツコツ施工していきたいと思います。
【その他】
1月末に納車されて今まで乗ってきて感じた事。
・1.6ℓという排気量にパワーの不安があったが、ターボ過給により全く問題なし。
・街乗りの燃費はリッター7.5km前後。高速道路では13km前後。
・エンジンブレーキが弱い。特に3速が弱い。
・車高が低いので段差や輪留めに気を遣う。通常の油圧ジャッキではゴム製のコマが入らず、ゴム板を使わないと持ち上げられない。
・VTD-AWDと比較してアンダーステアが高い。(1.6はアクティブトルクスプリット~普段はほぼFFで走行している)
・乗り込むときに頭をぶつけ易い。
・フロントガラスが大きいので、クレトムのレヴォーグ専用サンシェードはこの夏の暑さに耐えきれず直ぐペナペナになったので、芯棒が入っている剛性のある物に買い替えた。
・純正ドライブレコーダーが付いていたが、リアカメラで後ろも撮影出来ているという事を知らなかった。
・ルームミラーはカメラに切り替えられるが、老眼なので逆に視にくい。普段はミラーにして使用。
・皮シートの匂いにより、芳香剤が意味をなさない。
・皮シートは蒸れ易いし夏は火傷するくらい熱くなる。特に今夏は暑さが酷かったので敷物を敷いた。
・キーロックと同時にドアミラーが可倒しない。ドアミラーにウエルカムランプが付いているからと思われる。駐車したら自分で可倒ボタンを押して畳む。
・ルーフが低いのでエクシーガと比べると洗車がラクになった。
・アイサイト系のステアリングスイッチの操作ロジックは、ハスラーの方が分かり易い・使い易い。
・フロントグリルをメッシュのものに変えたいが、高いので様子見をしている。
・MFDの時計が狂い易く、自分で調整するのが面倒。ハスラーの時計は純正9インチナビのTVから電波を拾っているので、電波時計になっていて正確。
・ダイアトーン(三菱)の8インチナビが付いているが、スピーカーもダイアトーンになっているか未確認。
・リニアトロニックCVTの違和感は全く感じない。ATと同じ様なもの。マニュアル変速は下りのエンブレでしか使わない。
・乗り降りの時に「ヨッコイショーイチ」と言ってしまう時がある。
・未だ1000km位しか走っていない。最近ようやく走行距離が10000kmを超えた。
欠点もありますが、全体として気に入っています。
長く乗りたいですね。