ツワブキ(石蕗)
学名:Fartugium japonicum
科名/属名:キク科 ツワブキ属 多年草
分布:本州東北地方∼沖縄 朝鮮半島 台湾 中国
高さ:30∼60cm 花色:黄色 開花期:10∼12月
別名:ツワ イシブキ イソブキなど
花ことば:謙譲 困難に負けない 愛よ甦れなど
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花茎を立てて10輪位の黄色の花(頭花)を付ける。
花径は4~5cm筒状花もしくは舌状花も黄色い。
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根際から生える葉は円心形で分厚くて艶がある。
花の後に出来る実はそう果
(熟しても裂開せず種子は1つで全体が種子の様に見える)である。
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属名のFartugiumはラテン語の「farius(列)+fugus(駆除)からきている。
種小名のjaponicum「日本の」と言う意味です。
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蕗と言う文字を用いるが蕗の仲間ではない。
艶蕗ないし艶葉蕗が転訛して「ツヤブキ(艶蕗)」になったと言われている。
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葉は塩茹でなどにして食す事ができる。
また九州産のキャラブキは本種を原料としている。
昔は薬草としても用いられていた。 葉を火にあぶって湿布薬にしたと言う。
なお津和野と言う土地があるがこの地名は「つわぶきの野」と言う意味を持つ。
俳句では「石蕗(つわ)の花」が冬の季語である。
みんなの花図鑑
2022.11.6 庭で咲いた花