花はなのつづり箱

季節に咲く花や日々の暮らしなど、綴っていきたいと思います。

ノケイトウ(野鶏頭)

2022-10-22 13:03:17 | 花の名前
ノケイトウ(野鶏頭)
  学名:Celosia argenntea linne
   科名/属名:ヒユ科 ケイトウ属  別名:セロシア
  高さ:30∼100㎝  開花期:夏~秋  
  生薬名:セイソウシ(青箱子)利用部位:種子 利用:民間薬
  名前の由来:品種改良の原種である事から野のケイトウと名付けられた。
  花ことば:おしゃれ 風変り おもむくままに

  原産地は熱帯アメリカ説 インド説など定かではないが
  熱帯地方に広く分布している。
  日本の中部以西の暖地に古くから野生する。
  高さ30∼100cm 夏~秋にかけてヤリケイトウに似た
  白色か淡紅色の花を咲かせる。

  ケイトウと異なる光沢がある白色で先端上部が淡紅色の
  花穂状になっている。
  種小名のアルゲンテァ(argentea)は銀色の意味。
  個々の花はケイトウの花の約2倍の8mm位。
  日本では中部地方以西の暖地に古くから野生する帰化植物

  花の後黒い直径1m程の種子ができる。花穂を振って種子を集める。
  種子をセイソウシ(青箱子)と言う。 
  ケイトウの種もノケイトの種子として混同し同様に薬用にされる。
  セイソウシの成分は未詳だが昔から強壮薬にされていた。
  全草および根は青箱と呼ばれ殺虫、解熱、止血薬として使われます。
   種は青箱子と呼ばれ強壮、消炎、解熱薬として使われます。
  他にも目の充血や耳の調子を整える効果があるとされます。



 
                    薬草と花紀行から
 
      2022.10.18 伊勢崎市小泉コスモス畑で見たノケイトウ

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