シャッターの閉まった商店街は、昼間とはうってかわった顔を見せます。
昼間の商店街は、店に並ぶ商品やすれ違う人に目を奪われてしまい、気がつかないことも多いのです。
私がよく通るこの商店街も、そうだったんですねぇ・・・・・
今日はN銀の支店長の送別会があって、その帰り道、すっかりシャッターも閉まって、人通りも途絶えた商店街を通ったのです。
暗闇を照らす蛍光灯が、思いがけず照らしたのは、アーケードの天井についている小さな看板。
(そう古いものじゃないようだけど、いつ着いたんだろう?)
昼間ならたぶん気がつかなかった気がします。
目を引いたのが「ぜにや菓子店」という店名。
ん?
なんか妙な違和感っていうか、そうまさに「ん?」って感じ。
コレって、私だけでょうか。
錢屋なんて名前の店はありそうに思うのですが、これが「菓子店」とくっつくのがなんか違和感、ありません?
お菓子といえば子どもとか、夢見がちというか、そういうイメージでしょ?
でも、「ぜに」銭というと、なんかどうも生臭いというか、なんか・・・違うんですよね。
いや、別にこの店に特別なんかあるわけじゃありませんが、なんか時代劇の商人が出てくるとしてですよ、お代官様と話しているシーンなんか考えるとき、やっぱり、なんていうか、善人っぽくないというか、いい人ってイメージはないですよねぇ・・・。
「これ銭屋、どうじゃ・・・」
「へぇ、お殿様おかけ様でもうけさせていただいております、へへへ」
「あまり銭もうけばかりしておると、恨まれるぞぉ。」
「とと、とんでもございません。金あればこそ商いでございますから。」
「ぬふふふ、銭屋、おぬしも悪じゃのぅ・・・うふ、うふ、うふふふふ・・・」
「殿様も、よくご存知ではございませんか・・・」
「うん?これからも、よろしく頼むぞ。」
「へっへーーーー、もったいのうございます・・・・へへへ・・・」
なーんて感じ?????
現代版なら・・・・
「おーい、どこ行くんや?」
「お菓子買いに・・・」
「どこへ?」
「ぜにやへ」
「なに、銭屋?」
「高い菓子売りつけられるなよ!」
「何で?」
「菓子屋やのうて銭屋やろう?銭もうけ優先ですっ!って言うてるみたいやないか」
「そんなことないやろう・・・」
「そうかぁ?けど普通の菓子屋は、銭よりお菓子らしい名前つけるやろう。銭屋ってつけるくらいやから、やっぱり銭のほう優先してるって感じするやろう?」
なぁーーんて会話、なんかリアルにありそうじゃないですかぁ・・・
そう思いません?
いやぁ、この店がそうだと言うわけじゃ、決してありません!
ちょっと、どうもワタクシ気になっちゃって・・・・・
こういうのによく引っかかってしまう私なんです。
男の人より女性の方が共感してくれる人が多いと思うですけど・・・そんなこと、ないですかぁ?
昼間の商店街は、店に並ぶ商品やすれ違う人に目を奪われてしまい、気がつかないことも多いのです。
私がよく通るこの商店街も、そうだったんですねぇ・・・・・
今日はN銀の支店長の送別会があって、その帰り道、すっかりシャッターも閉まって、人通りも途絶えた商店街を通ったのです。
暗闇を照らす蛍光灯が、思いがけず照らしたのは、アーケードの天井についている小さな看板。
(そう古いものじゃないようだけど、いつ着いたんだろう?)
昼間ならたぶん気がつかなかった気がします。
目を引いたのが「ぜにや菓子店」という店名。
ん?
なんか妙な違和感っていうか、そうまさに「ん?」って感じ。
コレって、私だけでょうか。
錢屋なんて名前の店はありそうに思うのですが、これが「菓子店」とくっつくのがなんか違和感、ありません?
お菓子といえば子どもとか、夢見がちというか、そういうイメージでしょ?
でも、「ぜに」銭というと、なんかどうも生臭いというか、なんか・・・違うんですよね。
いや、別にこの店に特別なんかあるわけじゃありませんが、なんか時代劇の商人が出てくるとしてですよ、お代官様と話しているシーンなんか考えるとき、やっぱり、なんていうか、善人っぽくないというか、いい人ってイメージはないですよねぇ・・・。
「これ銭屋、どうじゃ・・・」
「へぇ、お殿様おかけ様でもうけさせていただいております、へへへ」
「あまり銭もうけばかりしておると、恨まれるぞぉ。」
「とと、とんでもございません。金あればこそ商いでございますから。」
「ぬふふふ、銭屋、おぬしも悪じゃのぅ・・・うふ、うふ、うふふふふ・・・」
「殿様も、よくご存知ではございませんか・・・」
「うん?これからも、よろしく頼むぞ。」
「へっへーーーー、もったいのうございます・・・・へへへ・・・」
なーんて感じ?????
現代版なら・・・・
「おーい、どこ行くんや?」
「お菓子買いに・・・」
「どこへ?」
「ぜにやへ」
「なに、銭屋?」
「高い菓子売りつけられるなよ!」
「何で?」
「菓子屋やのうて銭屋やろう?銭もうけ優先ですっ!って言うてるみたいやないか」
「そんなことないやろう・・・」
「そうかぁ?けど普通の菓子屋は、銭よりお菓子らしい名前つけるやろう。銭屋ってつけるくらいやから、やっぱり銭のほう優先してるって感じするやろう?」
なぁーーんて会話、なんかリアルにありそうじゃないですかぁ・・・
そう思いません?
いやぁ、この店がそうだと言うわけじゃ、決してありません!
ちょっと、どうもワタクシ気になっちゃって・・・・・
こういうのによく引っかかってしまう私なんです。
男の人より女性の方が共感してくれる人が多いと思うですけど・・・そんなこと、ないですかぁ?
何がって、中島さんの↑会話!
特にお代官さまのくだり…
サイコー。
さすがは元演出家ですねえ。
因みに ぜにや菓子店 は、N高同級生のS水M智子さんの実家です。
そうとう過剰空想傾向がありますが(^^;
銭といえばお代官様、という軽薄さですが
笑っていただいて、ありがとう。
さんちゃん、そーなのぉ!
文房具店じゃなかったっけ?
なんか、なつかしさに感