特効薬 “狸の脂” でカリスマ美女戦略！？

我家からはりまや橋方面へ、車では通れないような抜け道の途中で発見したのがこのの看板です。
いつも通る道なのに、ちっとも気がつかなかった！！！！！

実は、以前東京から遊びにきていた友人と日曜市を歩いてて見かけたことがあって、
「ガマの油」は知っているけど、「狸の油」って何？
・・・と言うことになったわけです。

いくら地元だと言われても、私も詳しく知るわけはなく、
いろいろ聞いてみたところによると、古くからの民間医療で言われるところの“特効薬”で、
　飲んでよし、塗ってよしの万病に効く という優れものなのだそうで、
これまでも、医者も見離すような症状になった人たちに、
ありとあわゆる病気で、効果があったと言われるとか・・・

まぁ、狸は「ぶんぶく茶釜」だの「かちかち山」だのと、人をだますので有名だし
宮崎駿の「平成ぽんぽこ狸合戦」でも、いろんなものに化けて見せたり、
最後には消えうせた自然豊かな森を蘇らせるほどの妖術を使う、というのですから、
その脂（油？）も、なんとなく万病に効きそうな気がしますが・・・

ところで「油」なのか「脂」なのか、と考えてみると
動物の場合は脂肪だから「脂」のほうが正しいような気がするし、
「油」だとなんかサラサラした液状のもののよう感じがしますが、ま、どうでもいいのかな？

この「狸の脂アリ」と言う看板を掲げているのは、実は動物のハクセイを作る店です。
ハクセイ屋さん（という表現が正しいかどうかわかりませんが）が、
こういう仕事で１軒の店を構えているというのがなんとも、へぇーっという感じです。

決して人通りが多いとはいえない、どちらかと言うと行き止まりに近いその店の脇に、
いかにも手づくりで「タヌキのアブラわけます」という伝言版。
これで一体、今までどれくらいの人が分けてもらいに来たんでしょうか。
気になるところです。

日曜市で売っているものより、なんとなく出所正しいというか、説得力がありますよね。
だってハクセイ作るのだから、当然複数のお狸様が集まりそうだし
ついでにいうと、是非「純粋ピュア狸脂１００％」とかのただし書きも欲しい所です。

そういえば、子どもの頃、友達の家の玄関先に、狸に提灯とか持たせているハクセイを見たことがある。
それも、１軒や２軒ではなかったような・・・・
もしや、高知県は狸の産地だったのか？

この万病に聞く「狸の脂（油？）」必要な方はご一報ください。
私めが、詳しい地図などをお教えいたします。
ただし、どのような病状で、効いたかどうか、ぜひとも教えていただきたい。

万病に効くのなら、いっちょこの暮れに飲んでみて、来年はピカピカの健康体で
心機一転、がんばるかぁ？
もしも私が、年明けに美女度を増していたら、この「狸の脂」のおかげかもよ～ん♪
そうだとしたら、通販で「美女の特効薬」として口コミで販売拡大

自分が美女になる　→　実証して見せて販売開始　→　口コミ爆発　→　即刻成金　→　すくさま巨万の富
→　モチロン世界進出　→　流れ的に世紀の恋　→　幸せの絶頂　→　健康だし怖いものなし・・・

うーん、とどまることを知らないいいコトだらけで、人生変わるかも・・・・・
だとしたら・・・・まっこと恐るべし「狸の脂」