朝、セミの大きな声が聞こえてきました。
昨日聞いた声よりかなり大きいので、いよいよ今日は我が家に来てくれたのかと外に出ました。
例年通り、我が家のトネリコに留まっているのではと、探してみましたが見当たりません。
「こっちだよ、こっちだよ」と言ってるかのように鳴く声が、隣家の山茶花の木の方から聞こえます。
しばらくすると、今度はお向かいの松の木に移動しました。
息子がまだ小さいころ、お向かいの木に留まって鳴いているセミを見て、「お家の木に留まって鳴くといいのになあ」と言ったことを思いだします。
10日後にその時の息子の息子、つまり孫が東京からやってきます。
お向かいの木に留まったセミを見て、孫は果たして何というだろうか・・・
35年前と同じシチュエーションです。孫からの言葉を楽しみにしている、孫の父親の母です。