マーガレットの気まぐれ写真日記

2024-5-20 ナンジャモンジャの自生地と犬山散策

犬山にナンジャモンジャの自生地があることを知りました。

ナンジャモンジャは我が地域でも街路樹としてあちこちに植栽されており格別珍しい樹木ではありませんが、自生地という言葉に興味を持ちました。

グーグルナビに従って、県道から車がやっと通れるくらいの細い道を進みました。

現地に着きましたが、人けが全くありません。

花の時期は少し前に終わったようです。

 

案内板によると、木曽川流域の東海地方と長崎県対馬に自生し、きわめて分布が特異的であるとのことです。

 

あたりは低湿地帯となっていますが、足元に咲くニワゼキショウが、「ちょっと時期が遅かったですね」と声をかけました。

 


アオツヅラフジでしょうか。訂正:サルトリイバラが正解と思われます。

 

モチツツジの花が一輪だけ、咲き残って・・・「もう少し早く来てね」と。

ナンジャモンジャを始め、皆、故郷を同じくする仲間なんですね。

 

花は終わっていましたが、自生地の雰囲気を感じることが出来、ナンジャもんじゃの出自が少しわかったような気がします。

犬山まで来たので、昔、両親が度々連れて行ってくれた菜飯田楽の店に行って見ようと思いました。

外装は昔の儘変わりなく当時が蘇ります。

 

その後、木曽川べりを新緑の心地よい風を浴びながら犬山城に向かって歩きました。

喧噪の無い静かな空間でした。

 

遊歩道の横、水が勢いよく流れています。

入鹿池から木曽川に注いでいるとのこと。

木々の間から鶯の声がしきりと聞こえてきます。

人けを感じ警戒音を発しているのか、それとも親近感を覚え仲間になりたいのか?

私には、後者のように思えます。(^o^)

 

テイカカズラが良い香りを放っています。

 

こちらは?桑の実でしょうか?

 

眺望を期待して、天守に上がりましたが・・・

 

北東方面は雲がかかり眺望は今一つ。御嶽山は雲の中です。

 

東方は、ラインパークの観覧車、その右に成田山、手前の大きな建物はホテルインディゴ犬山有楽園です。

 

南方に、名古屋の高層ビル群が見えます。この日は視界がクリアーでした。

 

北西の方角、左端山頂にツンと尖った岐阜城が見えます。

中央奥の方、うっすら尖った特徴的な山容は冠山とのことでした。

 

中央に伊吹山が見えます。もう雪は無いようです。

ナンジャモンジャの花の時期は過ぎていましたが、そのルーツをいくらか知ることが出来たこと、そのあと行った田楽料理の店と両親との思い出・・・ナンジャモンジャと私のルーツ・・・共通のキーワードは奇しくも”ふるさと”ではないでしょうか。

コメント一覧

マーガレット
ヒューマンさん
この日は天気が良く天守からの眺めもクリアーでした。
インバウンドの観光客が「ワー」と歓声を上げていました。
ナンジャモンジャの花は、もう終わっているかもしれませんね。満開時は、真っ白な雪を被ったように見えますね。
human_2011_001
おはようございます
天守閣からの眺め、いいですね
ナンジャモンジャの木 探してみます
マーガレット
hashiba511さんへ
案内板にあったように、分布が特異的とのことで、植栽されなければその地域しかに見られないということでしょうか。
当地域でも昔は珍しかったのですが、今はあちこちで見られるようになりました。
hashiba511
ナンジャモンジャ、落ちらにはには数えるほどしかないです。
マーガレット
山小屋さんへ
私も最初、葉を見てサルトリイバラと思いましたが、自信がなく念のためグーグルレンズで検索すると、アオツヅラフジと数件出ましたのでそのようにしました。グーグルレンズは必ずしも正確ではないと思うことがしばしばあります。あくまでも候補ですね。葉はまさにサルトリイバラそのものでした。仰る通りだあと思います。
田楽定食をいただきましたが、写真を撮り忘れました。(^o^)
田楽7本に菜飯と湯葉とミツ葉の吸い物とたくあん2切れと素朴な定食です。ただ値段は以前より高くなったような気がします。(^o^)
山小屋
ナンジャモンジャはこちらにもいろんな
ところに植生されています。
今年は花の開花も早かったようです。
静岡の駿府城にはかなり大きな木がありました。
その横に徳川家康像が立っていました。
アオツヅラフジとありましたが、実の付き方や
葉っぱの様子からサルトリイバラに見えました。
秋にアオツヅラフジは青い実、サルトリイバラは赤い実が
なります。
菜めし田楽、営業中をありましたが、食べられたのでしょうか?
どんな料理か見たかったです。
マーガレット
kamiiketyo1630さんへ
ナンジャモンジャは市内のあちこちで植樹されており馴染みの樹木ですが、自生地という言葉に誘われ行ってきました。
特異な分布を示す、とのことで、何かその神秘な生い立ちに、ひいては日本列島の成り立ちとも関係あるのでは?などと思いが及びます。
貴ブログで山野の季節の花ばなを興味深く見せていただいております。
kamiiketyo1630
ナンジャモンジャに自生地が有ったとは驚きです。
テイカカズラ、皆さん良い香りが…って言われるんですが
花粉症の私にはサッパリです。
言い旅をされましたね。
周りには目もくれず只管目的地に行って帰る私は反省頻りです。
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