自然は大切。持続可能な社会を築いていく上で自然環境との共存は不可欠。そう考え、いろいろなことをやってきました。
その一つを再掲載します。
2011年7月から8月にかけて菊名池公園プール建物内で行なった
「菊名池公園の自然と生きもの展」です。
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菊名池公園プールには毎年1日当たり1000人規模での利用者がいらっしゃると聞きます。
これだけ多くの方々に利用されるということもあり、あえてここでは宣伝しなかったのですが、この夏のプールの開園期間中、プール施設内で「菊名池公園の自然と生きもの展」を開催しました。
2つ前の記事で掲載した、菊名池公園プールでは初のヤゴ救出。その延長線上の企画として実施したものです。
菊名池公園プールは菊名池公園という公園の中にあります。
公園を分断する道路の向こう側には広場と池がありますが、この池が菊名池です。
このように菊名池公園はプール、広場、池の3つから成り立っていますが、
昔は全てがつながった一つの大きな池で、これが本来の菊名池の姿なのです。
今では小さくなってしまった菊名池ですが、池の中には昔から住み続けている生きものたちもいます。
こうした菊名池の自然や生きものたち、変遷などを公園利用の多くの方々に知っていただきたいと思い、この展示を企画いたしました。
内容は、4種類の魚介類の水槽展示と展示はできない鳥類や植物など、および菊名池の変遷ののパネル展示です。
ただ、私はこうした活動をボランティア活動として仕事のかたわらに行なっています。
コツコツと準備を進めて開催にいたりましたが、毎日様子を見にいったりメンテナンスをすることがなかなかできませんでした。
プール運営のスタッフの方には、色々ご負担をおかけすることになり、そのため、来年は開催できるかどうかわかりません。
しかし、身近な自然の生物多様性を保全し、自然環境と共存した持続可能はより良い社会づくりに貢献する意味で、地域の自然環境について次世代へと語り継いでいきたいという強い思いが私にはあります。
そこで展示内容を地元小学校に配布したいと考えています。
プールの運営スタッフの方のお話によると、展示スペースをプール来場の子供たちが囲みこむことがあるほど、人気がある展示だったようです。
「菊名池公園の自然と生きもの展」をご覧下さったみなさま。熱心にご覧いただき、また意見や感想を寄せていただき、誠にありがとうございます。
直接お礼を言うことのできなかったプールの運営スタッフの方々にも、併せてお礼を申し上げます。