風の声

想いつくまま

この春、廃線になる三江線を「呑み鉄」で紹介

2018年01月06日 | 日記
六角精児の「呑み鉄本線・日本旅」という番組。

この春、廃線になる三江線を紹介している。

島根県の江津市と広島県の三次市とをつなぐ路線だ。
天空の駅と呼ばれる宇津井駅など、秘境駅がオンパレードの路線でもある。

元々は、広島側の三江南線と島根側の三江北線の二つの路線だった。
開業から45年たって全線が開通し、それから43年になる今年、廃止される。

日本の縮図そのもののような三江線だ。

去年、ルートを辿ったとき、沿線の集落には空き家が目立っていた。

六角さんも、秘境駅の宇津井駅で下車するも、本数の少なさに苦笑い。
ワンマンの一両列車が三次駅に滑り込み、番組は終わった。

かつて列車は、三江線の終着駅三次の「ゼロ番ホーム」に停まっていたのだが。

やっぱり、廃線までに乗りに行かねば・・・。


















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人をハッピーにするお笑いが不快をまき散らす哀れ

2018年01月06日 | 日記
お笑い番組が好きな一人として、ちょっと考えさせられた。

お笑い番組の「めちゃイケ」や「みなさんのおかげでした」の打ち切り発表。
そんな中、年末特番の「ダウンタウンのガキの使い・・」では騒ぎを引き起こす事態が。

それは「アメリカンポリス24時」のコーナーでの浜田雅功の「顔の黒塗りのメイク」。
顔の黒塗りメイクは「黒人への侮蔑」として欧米では認識されていること。
放送後、ワシントンポストやBBCなどの海外メディアが報道し騒ぎに発展している。

「笑いさえ取ればいい」という安易な考えと無知が招いた事態とはいえ恥ずかしい限り。

笑いであれ、表現であれ、人や人々を傷つけ苦しめるような自由などない。
言い換えれば、「人を殺す自由」が有り得ないのと同じことだ。
本来、表現の自由と呼ばれるものは、権力の弾圧からの自由であり歴史に裏打ちされている。
薄っぺらな認識で、好き勝手に言えて表現できるのが自由だとする最近の風潮はおかしい。

日テレやお笑い番組の制作現場が、そんな最低の知性さえも失っていることが問題だ。

さらに合わせて、同番組でベッキーが抑え込まれ、ムエタイ選手にキックで強打されている。
強烈に蹴られて、痛がるベッキーを男のお笑い芸人らが笑いものにするといったシーン。

これも、女性への暴力を連想させるもので、不快このうえないものだった。
暴力的な行為もだが、周りで笑いものにする松本や浜田ら男芸人の姿もいただけない。

「ガキの使い・・」も長く続いているお笑い番組のひとつ。
いつの間にか時代から取り残され、劣化している。

お笑い番組の劣化もだが、お笑いそのものが「笑いもの」になっている悲しさ。

人をハッピーにするお笑いが人を不快にする。
とても、哀れなことだ。













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