風の声

想いつくまま

喉元過ぎれば熱さ忘れた原発ゼロ

2018年01月12日 | 日記
「原発ゼロ」へ政治家の責任はどこにいったのか。

元首相の小泉さんや細川さんらが「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」を発表した。
法案は原発を即ちに停止して2050年までに自然エネルギー100%で賄うというものだ。

小泉さんたちの動きは、政治が未来への責任を果たしていないことへの警告でもある。

3・11直後、脱原発を口にしていた政治家も、喉元過ぎればで具体的な行動はない。
安倍政権は「原発は重要な電源」とし再稼働させ、海外へトップセールスまで行う。
福島原発事故の終結は今なお先が見えないというのに、政治は知らんぷりだ。

ヒロシマ・ナガサキの被爆国であり、フクシマ原発事故の被曝国である日本。
それだけに、未来への新エネルギー政策を打ち出すのは日本の歴史的使命だろう。
小規模水力や波動発電、風力など日本の技術力なら自然エネルギー先進国になれる。
それを、やるかやらないかは政治が決めること。

人類と核が共存できないことは原発事故が証明している。

その証明から目を背け、責任から逃げているのは特別公務員の政治家たちだ。









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