コロナ感染が止まらない。
東京は4,377人で火曜日の最多となった。
災害級の感染爆発の中、あきれるのは政治の動き。国会を閉じたままコロナ対策はそっちのけで、自民党内では総裁選への駆け引きばかりしている。
内閣支持率が30%を切る中、総裁任期がくるまでに解散に打って出て総理再選を目論んでいた菅総理だったが、感染爆発で緊急事態延長に追い込まれ、そのシナリオは破綻した。
安倍と麻生の密談の後に、無派閥の高市早苗が総裁選出馬を表明するなど、きな臭い権力抗争が露骨化している。あきれるばかりだ。
いま、そんな権力抗争をしている場合じゃないだろ。
災害級のコロナ危機が国民を直撃しているのだから、直ちに国会を開いて新たな対策で、強烈なメッセージを国民に出すべきだ。
それこそ、与党も野党も政治抗争を停止して、一致協力し命を救う強力な対策を打ち出すべきだ。それくらいダイナミックな政治センスや気概をなぜ持てないのだろうか。
国民の思いと大きく乖離したこの国の政治を嘆く。