
とにかく毎日やって来て、スズメと交互に我家の庭で捕食しているこの野鳥。
一旦着陸すると、芝生を丹念に歩いて10箇所程度で何かを食べています。
パチンコ玉くらいの昆虫らしき物体を、芝生の中から見つけているのです。
いったい何がいるんだろう?その物体は時々飛び上がった所をキャッチされることもあります。
今日、鳥が食べ残したところを見ていたボクは、それを見失わないうちに確認しました。

少々写真がブレましたが、セマダラコガネと言うコガネムシ科の昆虫です。
そんなに我家にいるのかなと不思議に思いましたが、良く見るとけっこういます。
でも、すぐに芝生の中にもぐってしまうので気が付かないんですね。
で、こいつはゴルフ場などで被害がでているフィリピン原産の昆虫らしい.....
幼虫が芝生の柔らかい根を食べて成長するようです。
そう言えば、所々枯れてしまうのかと思う部分が芝生にありますのでこいつのせいかもしれません。
8月から10月は幼虫が活動するそうなので、こうなったら薬品に頼らざるを得ません。
野鳥がやって来るのは嬉しいことですが、果実以外のエサがあると言うことは虫がいるんです。
我家にはほとんど果実はありませんから、野鳥が知らせてくれた虫害です。
こんな小さな庭でも自然界の一部で、食物連鎖から庭の状態が推測できるんだなぁ...なんて勝手に納得しました。