古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

フレームのタッチアップ補修

2014-01-14 07:40:35 | レストア&オールドパーツ

幾つか有る小傷の中でピックアップするのは写真(上)の小傷。左のチェーンステーですが、飛び石かなにかで傷が付き、金属が露出したところから錆が出たみたいです。

細いダイヤモンドやすりの丸棒で軽く表面を擦ってみます。剥がれかけた塗装と表面上の錆は簡単に落とせますが、表面から見えていたよりも広い範囲に錆がありそうです。

ダイヤモンドやすり、600番の耐水ペーパーで錆を除去。錆を残したくないので少し広い範囲で削りました。このあとはタッチアップに備えて表面を脱脂します。

プラサフ(グレー)で下地塗装。プラサフにはグレーとホワイトの2色があって明るい色の下地にはホワイトが良い。ですがウチにはグレーしか無いので今回もグレーを使います。

タッチペンで1回目の塗装を終えました。なかなか上手くいかないものです。

タッチペンで2回目の塗装を行いました。錆を落とす段階のやすりがけで傷つけてしまった周辺にも塗ったので範囲が広くなってしまいました^^;

今回のタッチアップ補修で使ったもの。左からプラサフとシルバーのタッチペン・筆・ダイヤモンドやすり(丸棒小)・パレット・耐水ペーパー(600番)、上の缶は薄め液とシリコーンリムーバー。どれも一般的なものですが、タッチアップはタッチペン付属の筆ではなく、極小の筆を使ったほうが素人なりに上手く出来ます。

タッチアップにはHolts(ホルツ)のニッサン用ダイヤモンドシルバーメタリックを使いました。店頭にはシルバーだけでも大変な種類がありますが、なかでも一番明るい感じのを選んだつもりです。次に補修機会があれば下地にホワイトを使うともう少し違和感無く仕上がりそうな気がするので、プラサフグレーを使うならシルバーの前にホワイトを塗るか、最初からプラサフのホワイトを使うかしようと思います。

フレームを全塗装する際には数日あけてから重ね塗りしましたが、タッチアップ補修なんかはその日の予定や気分でやり方も進め具合も変わります(笑)。場所によってはプラサフは使わずに直接タッチペンを使いますが、この場所は錆を削って金属を完全に出していたのでプラサフも使いました。普段ちょっとした小傷はそのままタッチペンを使ってますが、すぐに剥がれてくるなんて事はありません。プラサフ、タッチペン(1回目)、タッチペン(2回目)と、それぞれ1時間程の乾燥時間でじゃんじゃん進めていったので、このあとはじっくり乾燥させる事にして今回はココまで。レストアにはしばらく時間がかかるので、また折を見てクリアーで仕上げようと思います。ひとまずは錆をやっつけたので安心です。



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