goo blog サービス終了のお知らせ 

古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

ハンドル周りの再生

2014-01-16 07:41:15 | レストア&オールドパーツ

ハンドル周りの再生を行っていきます。基本的には磨く事で綺麗にするので、分解出来る部品は全て外していきます。

ハンドルとステムはSAKAEカスタム。ブレーキレバーはDIA COMPE DC204。このDC204は現行販売も有るレバーみたいです。 ←2016年2月追記:レバーはDIA204Hで、現行品ではありません。

ハンドル幅は芯-芯で410mm。中途半端な数字なので曲がってるかもなんて考えましたが、ハンドル先端に410と刻印があるのでこのサイズなんだと思います。

ハンドル端には「C-87」 と「 0410」 の刻印があります。製造年(87年)と幅(410mm)の事でしょうか。

全ての部品を外しました。ブレーキレバーは更にバンド・本体・レバーに分解します。バンドを留めているネジを外すとレバー根元の軸棒が抜け、レバーが取り外せます(レバー軸棒にはバンドを留めるボルトが通る溝があるので、バンドを外さないと軸棒は抜けません)。

ブレーキレバーには「R」と「L」の刻印があるので左右指定なのでしょう。レバーパットは穴のあるこのタイプ。DC204の標準仕様らしいので、現行品が入手できそうです。

ところどころに白っぽい浮き錆が見られ全体的に曇った感じになっていましたが、目につく部分ですので念入りに作業を行いました。灯油と真鍮ブラシで洗浄し、600番と1000番の耐水ペーパーで粗磨きを実施。最後はピカールで地道に磨いて仕上げています。ステムの一部は曇りというか染みの様な腐食が取り切れませんでしたが、概ねスッキリとした輝きを取り戻しました。

磨いた部品を取り付けました。レバーフードはブラケットの位置がしっかりと決まり、ブレーキ類の取り付けや調整のあとでバーテープも巻いてから取り付けますので、一番最後の作業になります。

レバー内部も軸を抜いて取り外して磨いています。ここの取り付けボルトなんかも錆が出易い部品です。

ハンドル周辺部品を元に戻し、今回の作業はここまで。次はブレーキの分解洗浄とワイヤー張りを行っていきます。



post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。