ギドネットレバー取り付けの際、フロントのアウター受けとレバーのクリアランスが殆ど無いことから苦慮していたケーブルの取り回し。幾つかの方法があるみたいです。
写真だと判り辛いのですが、アウターは目一杯捻らせていてもうギュウギュウ状態。レバーの角度調整すら出来ませんし、ステンレスのアウターキャップがケーブルに食い込んでいます。勿論肝心の「引き」にも影響がありそう。
で、準備したのが足の長いマファックのアウター受け。写真(上)左が加工前、右が加工後。マファックはフレンチ規格なのでJIS規格のコラムに通すには少々削ってあげる必要があります。本当に少しだけ、たった0.2mmなので作業自体はアッと言う間。更にコラムの凹みに合うように凸に削ります。
写真(上)左がDIA COMPEで右がマファック。これだけ伸びれば窮屈だったアウターにも余裕が生まれると思います。吉貝でもDIA-COMPE1252っていう少し長めのアウター受けがあって、剛性的にはそちらに分がありそうですが、丈はマファックの方が長そう。
国産のアウター受けはアジャスターが付けられますが、マファックのは径が小さくてカップも専用品。今回の主旨からすると折角稼いだクリアランスをアジャスター分でも嵩上げしたくないのでこれは好都合。ギドネットレバーにするとブレーキレバーのクイックが使えなくなるのでアジャスターは必須ですが、レバー側に取り付けるので問題ありません。
完成。窮屈感が緩和されて位置調整も出来るようになりました。ブレーキの引きも良好デス(゜-゜)
更にもう一工夫。Vブレーキ用のフレキシブルタイプのガイドパイプを丁度良い長さにカットして使います。キャップが欲しいところですが丁度良いサイズは無いみたい。ただ、アウター受け側のキャップもアジャスター側も受け部分はステンレス製ですので、強度的には問題ないと思います。
最後にワイヤーの取り回し。写真(上)は左前右後で組んでみましたが、トップチューブ上のトンネル入り口は右側に設けられているので何だか蛇みたい…。見た目は右前左後の方がスッキリしますが、でもまぁ許容範囲でしょうか。ハンドレストの位置やレバーの角度は既にイメージ済みでしたので、今日早速バーテープを巻いて出掛けて来ました。ただ、夜勤明けでスーパー眠眠なので仕上げの様子はまた後日(*+_+)Zzz