Transitlightで使ってみることにしたRD-7700のGS。
写真では綺麗に見えますが、大小、特に細かい擦れ傷が多くあります。ピカピカに仕上げるのは難しそうですが壊れてはいないし、仮付けの感触はとても良かったのでしっかり整備してから使いたい。
ガイドプーリー、テンションプーリー共に大径の13Tが一つ特徴。どちらもシールドベアリングですが、方向指示があるのはテンションプーリーのみ。
組み付けは書かないので要点だけ記録。
ケージを外しました。ケージ側に付いている樹脂製ブッシュには向きがあって、ケージ側にピッタリ収まる形で取り付けます。
スプリングは先端の挿し込み部分の径が小さくなっている方が本体側。
ケージ側にはスプリングの先端を挿し込む穴が二か所あって、デフォルトはつまようじを入れた右側。ちなみに、ケージ取り付けに使うPテンションスプリングはSSとGSで共通。一方、Bテンションスプリングにはそれぞれ専用の品番がありました。
Bテンションボルトの取り外し。リアエンド側はCリングでとまっているので、マイナスドライバーでCリングをこじって外れる方向に回します。
続いて、少し窪みになってスペースがあるCリングの中央にマイナスドライバーを入れテコの原理でCリングを引き出します。
Cリングを外しました。このディレイラーはだいぶ固まっていたので平気でしたが、普通は勢いよく飛び出して来るので注意。
外側からBテンションボルトを引き抜きました。Bテンションボルトの根元にゴム製のリングが一つ。
樹脂製のブッシュにも向きがあって、エンド側のプレートに噛み合うように取り付けます。
Bテンションスプリングは挿し込み部分の径が小さくなっている方がフレーム側。
先端が少しだけ長く見える方がディレイラー本体側。
目立つ傷は削って磨いてなるべく綺麗に。
シールドベアリングのプーリーもバラしてますが割愛。これで分解作業は終了です。