自転車キャンプ用に鉈を買いました。
約17cm119gという極小サイズのミニ鉈ですが、造りは本格的で小さな焚火台の燃料作りに使います。
この小さな鉈には素敵な木製の鞘が付いてました。雰囲気があってとても素敵だったけど、自転車での運搬には嵩張るのでレザーシースを作ってみました。
オリジナルナイフシース自作などと検索すると丁寧に説明してくれているサイトが沢山あって、そういったところを参考にしながら作ってみたのがコチラの完成写真。材料の皮は家にあった端材の中からなるべく厚みがあってサイズ的に間に合いそうな物を選びました。
作業途中からの写真ですが、マチにあたる部分を接着したあと、ひし目打ちという道具を使って下穴をあけていきます。
4本のピンのうち1本を被せながら作業する事で等間隔になります。
中に貼った皮までは貫通しないので追い打ちして貫通させます。
両面の革にあけた下穴がずれないよう、慎重に接着剤で貼り合わせ。
ある程度乾いたら縫製は翌日の楽しみにとっておいて、端をナイフで整えて初日の作業は終えました。接着剤は1時間もすれば動かないくらいにはなるのでそのまま縫ってしまっても良かったけど、眠くなってしまったので(^_^;
専用の針を二本使って8の字になるように縫っていきます。
糸の端をライターで軽く炙ってから押しつぶして完成です。
使った道具。左から、ひし目打ち、ロウ引き糸、手縫い針までが皮細工の専用品。私の場合はトゥークリップを皮付きにした際に用意したものですが、皮製品は色んな工作に使えるからあると便利。
余り物の材料なので明るい色がイマイチだけど出来は上々。このあとプルーファイドを塗ったら多少濃くなったけど、使っていくうちに風合いが出てくるといいな^_^