MKS Urban Platform/三ヶ島 アーバンプラットフォーム
気になっていたフラットペダル。リオターのペダルを模した製品の様ですが、本家の事は良く分かりませんし気軽に使える類のモノでも無さそうで私には無縁。
靴を選ばずに乗りたいってのが、今回のペダル選びの主目的。前に使ってみたプラペダルとハーフクリップの使い勝手があまりにも良かったのですが、プラペダルは見た目的にちょっと(ーー;)
見た目が良くて回転も良くて、プラペダル並みに気軽に使えるペダルが欲しい。同じMKSのGR9やGR10なんかも候補でしたが、シールドベアリングの回転性能を売りにしていて質感も高そうなアーバンプラットフォームにしてみました。
アルミ鋳造製ですが質感は十分で、磨くと輝きそう。期待していた回転性能は流石に良く回ります。
外側のキャップは樹脂製。少し残念な感じですが、それでもパキッと割れてしまいそうなちゃちい感じではなくて、厚みがあって丈夫そうなタイプ。
ネジ部分にグリスを塗って早速取り付け。
実際に踏んでみて、少々の違和感。
アーバンプラットフォームは踏み面が少し外目から始まります。写真(上)左のクイルペダルと踏み面が始まる位置を比べてみると分かり易い。更に、思っていたよりも踏み面自体は小さくて、踏み面の内側に設けられた凸の外側に足を乗せると大きめサイズの足がペダルから出て回し辛い。
踏み面内側の凸(写真上)。
普段の感覚で足を置くと、この凸を踏みます。この凸を踏んでも回せますが、この凸で足が少し(本当に少しですよ)斜めになる感覚があります。慣れるまでは意識して凸の外に足を置くのが普通かと思いますが、そうすると足が外側に出て、脚を開き気味に回す感じがどうしても気になる。
で、踏み面内側の2ヶ所の凸を切り落としました。
マジックソーで丁寧に丁寧に。アルミなので、先日ボトルゲージ取付けの際に切ったステンレスネジに比べれば全然楽に切れます。踏み面全体に線で伸びる凸の高さより少し高い程度まで切ってからダイヤモンドヤスリで整えました。
横から見るとコレくらい(写真上)。
完成です。良いです、板っぺらな感じと金属感がとても良い。オールドレーサーやランドナーにも似合いそうです。肝心の使用感ですが、まず回転が良い。踏み面の制限が無くなってQファクターだなんだも関係無し。アーバンプラットフォーム&ハーフクリップ(DEEP)の組み合わせは考えていたよりも引き足が使えて長い距離も大丈夫そう。何よりもストラップから解放されるのでストップ&ゴーが圧倒的に楽になって使い易い。しばらく乗ってみて凸を切り落とさなければ良かったなんてオチは、まぁしょうがないです。もう切ってしまいましたから(゜o゜)
一時期ビンディングペダルの使用も考えていましたが、見た瞬間に「コレだ!」と。「でかしたMKS」くらいの勢いで導入しました。
輪行することがあるので Ezy も検討しましたが、結局工具持って行くのだから、という理由で安い通常モデルにしました。シルバン・ロードと違って「履物を選ばない」のは、自分の目的にピッタリでしたw
本当に使い易いデス。
見た目もカッコよくてとても気に入っています。私も価格からノーマルタイプにしましたが、日常的にペダルの付け替え習慣が無かったので片側逆ネジに慣れません(ーー;)
アーレンキー1本なら全然良いですよね、Ezyとノーマルタイプは結構な価格差があって、だったらもう1個って真面目に考えてます(笑)