山野草は、山や野原に咲く草花…。だから珍重?されるのか、森林では結局、増え続けることになってしまっている。おまけに、ロックガーデンには名札まで付けてもらって…。別に害があるわけではないし、花はきれいだし…、なのだろう。それでもこれがあちこちに広がるのは気味が悪い。 ▲ お誂え向き?に手前にヒメオドリコソウ ▼ ツルオドリコソウ(蔓踊り子草) シソ科オド . . . 本文を読む
APG植物分類体系ではゲルセミウム科だが、有毒成分を持つ事には変わりない。イタリア語「Gelsomino」は、ジャスミンの意。英名 evenig trumpet flower 、false jasmin一時期、「ジャスミン」の名前に惹かれでもしたのか生垣風に広がった。 カロライナジャスミン ゲルセミウム(←マチン)科ゲルセミウム属 Gelsemium sempervirens(202 . . . 本文を読む
花径は小さいのに草丈が高くて花も多く咲かせるからオニタビラコ。田に多く咲くのではなく、乾燥地に咲く。こちらは花径は大きいのにコオニタビラコ、単純にタビラコで良さそうなものだけれど。 コオニタビラコ(タビラコ 小鬼田平子) キク科ヤブタビラコ属 Lapsana apogonoidesオニタビラコ キク科オニタビラコ属 Youngia japonicaヤブタビラコ キク科ヤブタビラコ属 Laps . . . 本文を読む
黄色い花には元気を貰える…などと気障な台詞がどこからとなく聞こえると勝手に雑草呼ばわりしていることに少し後ろめたさを感じたこともある。綿毛になったタンポポを千切って、ふ~っと息を吹きかけているのを見ると誰でもが知っている花を雑草の括りで呼ぶことを躊躇?する。それでも野辺で見るだけの花だし、誰も庭の花壇には植えない。 ☆ ☆ ☆ セイヨウタンポポ(西洋蒲公英 . . . 本文を読む
花弁の幅が狭いのが支那連翹か朝鮮連翹。広いのは連翹。葉が同時に広がるのが支那連翹、遅れて広がるのが朝鮮連翹。その程度の区別しかできていない。そんな中に連翹と支那連翹を交配させた園芸種も登場している。ますます普通に栽培されているものを見た目だけで区別することが難しいと感じる。 ▲ 花と同じ頃に葉も広がるので、遠目にもはっきりと黄緑色が広がる。▼ ▲ インテルメディア(Forsythia x i . . . 本文を読む
徹底的に撮っておこうと思う。 ▲ 総苞外片がこの時点では垂れていない。▼ ▲ 総苞内片はしっかりと多くの「花」を支えている。外片・内片ともに突起部分は目立つ。▼ ▲ 一枚の花弁に見える部分が一つの花。おしべ・めしべ、萼片(のちに綿毛になる部分)、合着した5枚の花弁を持つ。▼ ▲ 萼片部分が伸びあがりやがて綿毛となる。基部にはしっかりと種子。▼ カンサイタンポポ(関西蒲公英)キク科タンポポ属& . . . 本文を読む
雑草かも知れない草花が群れ始めるのはやはり春。花壇には幾つもの園芸種が目の保養?に植えられるしそこには去年も登場した草花類も零れ種から広がり始める。区別がつかなくなるのは、草花は次の年にも咲くものがあるからだ。鉢植えではなく広がりがそのままになれば、見た目で雑草然としてしまう。それが自然なのだとは、花壇の花を愛でる人たちにはわからないのだろう。線引きなどできないことを知っていれば済むのだけれど。 . . . 本文を読む
明石公園では総苞外片が不自然な状態のものはここでも多く見つかる。セイヨウタンポポとの交雑種と推察するのだけれど最近では巨大な?花径の交雑種が増え続けている。須磨ではまだ巨大な?ものは見ないけれど普通サイズの交雑種は増えている。 カンサイタンポポ(関西蒲公英)キク科タンポポ属 Taraxacum japonicum(2024.04.06 須磨離宮公園)☆ ▲ 花の基部、総 . . . 本文を読む
「人丸例会」と称して、高校時代の同窓たちと毎週火曜日朝9時過ぎから11時ころまでテニスコート横の喫茶店MsCAFEで駄弁るようになって何年になるだろう。それ以前は、船上の喫茶店、その後市民病院西側の喫茶店、次いでこの場所。地番は太寺だが、明石高校の南、人丸小学校寄りの場所だから、人丸と呼ぶことの方が多い。気さくなお二人が切り盛りされているし、いつも長居してしまう。その駐車場と建物との間に幾つかの野 . . . 本文を読む