鷭を獲った。狩人になって2羽目です。
見かけたことも数度しかありません。
コガモと一緒に居たところを20メートルぐらいで。
申し訳ない。
鷭は江戸時代に「三鳥二魚」と呼ばれた五大珍味のうちのひとつ。
三鳥は、鶴、雲雀、鷭でとても珍重されたとのこと。
「鬼平犯科帳」の中で長谷川平蔵が張込中?の子分に差し入れするアレです。(あってるのか)
そう、「鷭のつけ焼き」です。どんな料理なのか。想像でしかない味を再現してみましょう。
小さいのに毛むしりが大変でした。
黒い綿ぼこりのような羽毛がいつまでも取れない。黒いだけに目立つ。
必死で取って、30分以上かかりました。
醤油、みりん、酒、三温糖で作ったタレにつけます。
味をみたいので、つけ時間は短かめに。そして、焼く。
どこからか結構な脂がでます。薄皮だけなのに。
できました。
なんともいえない甘い脂が。お肉は汁気が多くて柔らかい。何にも例えられない香り、川の匂いというか。歩く鳥なので脚の筋は硬いです。レバーだけはやたらと苦かった。
ごちそうさまです。恵みに感謝です。
もうよほどのことが無いと獲れないでしょう。
しかし、江戸時代はどうやって獲っていたのだろうか?
びっくりです。
鷭を食べることができるのも狩人の特権ですね!
コウノトリ、朱鷺もイケる?