長らく懸案であった靴を買いに行きました。
初めて乗る路線のバスに飛び乗り、いざ目的地へ・・・と言っても目的地は寮に比較的近いんですが。
で、地図によれば曲がるはずの道を直進してゆくバスに揺られながら、ぼくは考えました。「これはもうけものだ。いつも乗っているバス以外の路線バスが、寮の近くまで行くとは知らなかった。今度からはこのバスも利用してやればいい」。地図で見る限りでは、バスの路線は途中で脇にそれるはずなのですが、ところがこのバスは直進して寮に向かうのです。そして寮の前で大きくカーブして、Uターン。逆走を始めました。やがて然るべきところで曲がり、目的地に到着。
バス停から少し歩いた所に靴屋はあります。ここはロシア人から教えてもらった、割と安いというチェーン店。特に道に迷うこともなく入店して、物色を始めましたが、男物は少ないですね。店内の大半は女性物でした。それにしても想像以上に安いです。冬靴を買いに来たのですが、日本で買えば1万円は下らなさそうなのが、3000円程で買えてしまうのです。どうやら人工皮革にはそういう安値が付いているみたいですね。それ以外の靴はやや高めですが、それでも1万円以下。それにそういう靴は数が少ない。かなり迷いましたが、結局店内で一番高い靴を買いました。と言っても1万円以下。別に安いのでもよかったんですけど、まあ色々と思うところもあり・・・。
帰り道。寒さに身を縮めながらてくてく歩いていたわけですが、目の前に奇妙なお店を発見。看板には「日本カフェ」、アニメキャラ(何のアニメかは分かりませんが)の絵がでかでかと壁に張られています。しかもその絵、どう見てもレズだなあ。中の様子はちょっとオシャレな感じで、お客は男性客のグループが1組だけ。ああ、入ってみたい・・・!なんでしょうね、ここは。一見するとメイド喫茶ぽいのですが、実際はどうなんだろうな。メイドだったらメイドって書きそうなもんだから、やっぱり違うか。いずれにしろ、今度覗いてみます。
そこからしばらく行くと、今度は日本食料品店「ニッポン」がありました。日本の食料品を(輸入して?)販売しているところのようです。そういうところがある的なことをきのう聞いたばかりだったのですが、こんなところに。でも話によれば、かなりお高いようです。まあ一回くらいは入ってみようかな。
それと、この通り沿いには「ドーム・クニーギ」というロシアで有名な書店の支店がありました。ここも今度覗いてみよう。この通りをもっと行くと、そこにも支店があるはずです。
今日の授業では、イリフとペトロフの『12の椅子』の抜粋を少しだけ読みました。先生がこの小説を知っているかと聞くので、「知っている」と答えたら、「どんな話か説明して下さい」と言うので、「随分前に読んだから忘れてしまいましたが、イカサマ師の話です」と苦し紛れに答えたところ、これがけっこう先生のお気に召したらしい。「イカサマ師」という単語を知っているのはクラスにぼく一人で、ちなみに「醜悪」という単語を知っているのもどうやらぼくだけらしく、けっこう頻出単語だとは思うんですが、クラスメイトから変な目で見られないかなと、それが心配になったりもしました。
なお、『12の椅子』は日本語で読みましたと言ったら、「日本には翻訳があるのですか、すばらしい!」と先生が感激していました。江川卓さん、ありがとう。
初めて乗る路線のバスに飛び乗り、いざ目的地へ・・・と言っても目的地は寮に比較的近いんですが。
で、地図によれば曲がるはずの道を直進してゆくバスに揺られながら、ぼくは考えました。「これはもうけものだ。いつも乗っているバス以外の路線バスが、寮の近くまで行くとは知らなかった。今度からはこのバスも利用してやればいい」。地図で見る限りでは、バスの路線は途中で脇にそれるはずなのですが、ところがこのバスは直進して寮に向かうのです。そして寮の前で大きくカーブして、Uターン。逆走を始めました。やがて然るべきところで曲がり、目的地に到着。
バス停から少し歩いた所に靴屋はあります。ここはロシア人から教えてもらった、割と安いというチェーン店。特に道に迷うこともなく入店して、物色を始めましたが、男物は少ないですね。店内の大半は女性物でした。それにしても想像以上に安いです。冬靴を買いに来たのですが、日本で買えば1万円は下らなさそうなのが、3000円程で買えてしまうのです。どうやら人工皮革にはそういう安値が付いているみたいですね。それ以外の靴はやや高めですが、それでも1万円以下。それにそういう靴は数が少ない。かなり迷いましたが、結局店内で一番高い靴を買いました。と言っても1万円以下。別に安いのでもよかったんですけど、まあ色々と思うところもあり・・・。
帰り道。寒さに身を縮めながらてくてく歩いていたわけですが、目の前に奇妙なお店を発見。看板には「日本カフェ」、アニメキャラ(何のアニメかは分かりませんが)の絵がでかでかと壁に張られています。しかもその絵、どう見てもレズだなあ。中の様子はちょっとオシャレな感じで、お客は男性客のグループが1組だけ。ああ、入ってみたい・・・!なんでしょうね、ここは。一見するとメイド喫茶ぽいのですが、実際はどうなんだろうな。メイドだったらメイドって書きそうなもんだから、やっぱり違うか。いずれにしろ、今度覗いてみます。
そこからしばらく行くと、今度は日本食料品店「ニッポン」がありました。日本の食料品を(輸入して?)販売しているところのようです。そういうところがある的なことをきのう聞いたばかりだったのですが、こんなところに。でも話によれば、かなりお高いようです。まあ一回くらいは入ってみようかな。
それと、この通り沿いには「ドーム・クニーギ」というロシアで有名な書店の支店がありました。ここも今度覗いてみよう。この通りをもっと行くと、そこにも支店があるはずです。
今日の授業では、イリフとペトロフの『12の椅子』の抜粋を少しだけ読みました。先生がこの小説を知っているかと聞くので、「知っている」と答えたら、「どんな話か説明して下さい」と言うので、「随分前に読んだから忘れてしまいましたが、イカサマ師の話です」と苦し紛れに答えたところ、これがけっこう先生のお気に召したらしい。「イカサマ師」という単語を知っているのはクラスにぼく一人で、ちなみに「醜悪」という単語を知っているのもどうやらぼくだけらしく、けっこう頻出単語だとは思うんですが、クラスメイトから変な目で見られないかなと、それが心配になったりもしました。
なお、『12の椅子』は日本語で読みましたと言ったら、「日本には翻訳があるのですか、すばらしい!」と先生が感激していました。江川卓さん、ありがとう。