色々お散歩

ヨーロッパ好き乙女趣味な 旅写真・日常ブログです

ベルサイユのばら展

2012年09月17日 17時09分13秒 | アニメ・漫画


ベルサイユのばら展

9/16(土)

9/13~9/24まで銀座、松屋で開催されているベルサイユのばら展へ友人と行ってきた!



付き合いの長い友人達は私イコール、ベルばら!!と言うくらいにベルばらイメージを持たれているが
それほどに何十年たってもあの作品、キャラクターたちへの愛情は薄らぐことはないのである。
(とか言って初めてビデオで見てから19年だが、熱意は100年前からのファン、いやもう50億年前くらいの勢い)

と言う事で、今回の日記はやや発狂めいているが そんなベルばら発狂して女がいたなあ位に思って見てほしい。

そんなわけで連休2日目。会社の10歳上の女性に「ベルばら展にいってきます~」と言ったら
「ベルばら読んだな~。あれ・・・何だっけ・・・アンドレ!かっこよかったー」
「アンドレカッコイイですよねっっっ!!!!!!私、大好きですっっっ!!!」
 なんて行く前に盛り上がっていた。アンドレFANだったとは知らなかった!

銀座で友人と待ち合わせると、地下の菓子コーナーから入る。
特にお菓子には目もくれず歩いていたのだが、なんだか薔薇のチョコが目に飛び込んで立ち停まってしまった。
ちらちら見ていると・・・
「!!!!!!!」
べるばらチョコ!!! 絵のついた小さなチョコがっ!!!これはもうテンションあがり
「すげー!!!!すげー!!!!!」の連呼。
その場で買ったら溶けそう。しかも数量限定で、無くなったらもう買えない。と言う事で取り置きしてもらう。

(一番下に購入したグッズを激写した写真のを載せまくっているので興味があったら見てやってください)

一体ここに来る年齢層はどのくらいなのかと思ったが
小学生の少女も若い女の子も4~60代の大きいお姉様方と 年齢層の広さにビックリ! が
ベルサイユのばら40周年。当時リアルタイムで夢中になった女性の年齢を考えると当たり前なわけだ。






入り口。大きなオスカルが!!!中は撮影禁止だが この入り口はOKの為、皆さんここで撮影!


中でも目を惹いたのが 青い薔薇とレインボー色の薔薇!
私は薔薇が大好きなのである。(多分ベルばら影響で)深紅のベルベットの様な黒真珠も素敵だが
少し前?までは 青い薔薇を作るのが困難だと言われ不可能かと思っていたが
青い薔薇だけでなくレインボー!すす凄い!
 他のお姉様方も撮影してらしゃる。

ので負けじと写真を撮りまくる。





入るとまずは原画!遠慮なく見つめる!!見つめる!!!見つめまくる!!!!
驚いたのがまず、線の綺麗さ!!!タッチが凄い!!!用紙の状態がいいのにも驚いたが思った通り、原稿用紙が今の物と違い書きにくそうな用紙。
額で隠れているのかもだがトンボなどは見当たらず、自分で水色の鉛筆で印刷範囲の基準枠を書いている様に見えた。
めんどくさそう・・・。 トーン作業などが無いからと言って 目安となる範囲がわかりにくいのでは、どんな印刷になるかと不安になったりしないのか
など 考えながら見ていた。とにかく線画綺麗すぎる! アナログで漫画を描く人間としては あの線のタッチは信じられない程に神がかっている。

そしてカラー原稿もある。表紙などで使用されたカラーイラストはたいていイラスト集で見る事が出来るが
漫画のカラー原稿は初めてだった。 表紙用もそうだが、デジタル処理も出来ないこの時代

自身の創作力、センス、技量が全てとなる。イラスト集を買ったときにも思ったが
全て手作業で紙の中に世界を表現し、命を与えこむ。
紙の中で輝くような世界の物語が動き、命が包まれている。 その表現力と技量が凄いと思った。
が それが生の原稿となると よりリアルに伝わってくる。自分の胸の中にこの華やかに彩られた世界が侵入し 物語が繰り広げられているようで。

ジェローデルが登場する原稿がわりと初めの方にあり、ちょっとわけあって笑いそうになり、必死でこらえていた。
ベルバライラストがとても上手い、強力なギャグセンスを持った方が面白いじぇろーでるを描いてらして、まさにそのシーンだった為
必死にこらえていたのに後ろの女の子たちがいちいち原稿に面白いツッコミを入れてるので 余計におかしくて危険だった。
すこし顔がにやけ気味になっていたはずだ。 不審者と思われて通報されたらどうしようかと思った。

と 進んでいくと生原稿でアンドレが少し遅いが出てきた!!!(漫画でも前半はかなり単純化した顔でちょいちょいしか登場してなかったからなあ)
「アンドレェエエエエエエエエエエ!!!!!!!!」
 これは確実に顔面崩壊していた!!!顔のにやけが抑えられなかった!!もう完全に不審者確定である。
私がチビでなかったら係員にこの顔を発見され国際的変態組織の何かと思われ逮捕されただろう。

オスカルを抱き上げる7/12夜の原稿があり、
アンドレやばいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!←うるせー、黙れ!
抱き上げられるオスカルも色っぽくて素敵だが世紀の美女を抱き上げるアンドレも色気がヤバイ!!!
胸板がっ!!!生原稿だとリアリティがっ!!!!これ中学時代なら103%鼻血を噴射しただろう。

奥に行くとまた違った原稿の展示をしていて、拡大した原稿が上に飾られ、アンドレが沢山で手を振りそうになったら
手が人に当った。  
が、人の混雑で宝塚の方へ流されたまま、そこを見ないで帰ってしまった!あああああ!!!ばかあああああああ!!!!うましか

宝塚の方はおっくわからないのだが、昔のポスターなど歴代の物が。
2001年以降のポスターになって来ると見おぼえがある。
衣装も沢山展示されていた。 実はここではなく下の階だと撮影できる衣装展示があったのだと後々パンフを見て知った。
 
 ロザリーの衣装なのか、可愛いピンクのドレスが気になった。

そして その隣がアニメのコーナー!!!わあああああああっ!!!!!!

ベルばらは原作とアニメは別物と言えるほどに趣向が違い、若干登場人物の性格も異なる。
アニメでのオスカルはゆるぎなき完璧人間。
原作ではアンドレ強姦未遂事件後もアンドレをを引っぱるようにして革命に参加するが

アニメでは強姦未遂後は完全別行動。アンドレが勝手に衛兵隊に入隊するという、しっかりと独立した人格が描かれ
オスカルを革命へ誘導する役目となる。

常にオスカルの影となり支えていく 物静かで包容力のある、大きくて静かな愛の男が原作アンドレ

黒い騎士事件でオスカルに疑われたり、死後、オスカルにアンドレの幻覚で革命へ誘導するよう姿を見せる
 激しさと強さと行動力、強い女性をさらに引っ張っていく愛のある男 と言うのがアニメのアンドレとなる。

セル画は線画変色してしまっていたが やはりテンションが上がってくる。

12日の夜のオスカルとアンドレのシーンのセル画もあり、ジロジロ見ていたかったのだが
 ニヤついていては確実に危険人物として射殺されそうなので泣く泣く立ち去る。
 
アニメ設定の場所では宮廷内の図柄
マリーアントワネットの部屋の図柄設定
オスカルの部屋の図柄にアンドレの部屋
 そしてオスカルの椅子と アンドレの椅子、台所用の椅子も描かれていた(アンドレとおばあちゃんが座るのだろう)

しかし!!!!多分その反対側に キャラクターの設定図があったはず!!!!なのにその時はその部屋や椅子、
音楽と共に流しだされるアニメ映像に見入ってそのまま次のコーナーに進んでしまったのだ!!!!

帰って来てから気づく自分。
ばかあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!

アンドレの原稿沢山のコーナーといい、アニメ設定といい・・・
 ・・・いいもん、いいもん、銀座松屋なんか会社からすぐ近くだもん、仕事帰りに行くもんっ!!!!!グスっ

ベルばらキッズ、ミニ3頭身になった可愛いキャラが楽しいベルバラ世界を描くカラー4コマ漫画の原稿。

べるばらキッズのアンドレは神が長い姿が多いが短い姿も出てきた!!!と思ったらまた長いままになってしまった。
流石にオスカルとの愛のシーンでは短い髪だが、衛兵隊の軍服を着て長い髪だとすさまじく奇妙な姿となる
 なぜ・・・?としばらく考えていたのだが、今なんとなくわかった気がした。

ちびキャラ・アンドレの髪を短くしたら片目にしないかぎり、ベルナールと区別が出来なくなるからだ!

外人さんのお客さんもいたが4コマ、字が読めるかはわからないが、4コマの最後のコマを見て笑っていた。
絵だけで理解しやすい物は楽しいと思う。


次のコーナーでは漫画家さん達やらが、オスカルの肖像画を描いたものが展示されていた。

漫画家さんにはまったく詳しくないのだが、作品名だけはわかる方もいた。
少女革命ウテナ、花盛りの君たちへの作者様など。
あと、後ろの女性たちの発言でわかったが のだめカンタービレの作者様 のだめがオスカルで抱かれてプギャー///と言っている可愛らしくも面白い絵。

オスカルとアンドレの声優様の色紙も発見!
名前と作品こそわからないが、素晴らしい絵が沢山。そこを通り抜けると最後のグッズ売り場コーナー。

グッズはあるだろうと思ったが、まさかこんなにも沢山の商品になっていたとはっ!!!!
もの凄い種類と品数だが売り切れ入荷待ちの物も沢山あった。

ここも大変な混雑で 特にポストカードのコーナー
ポストカードは小さくかさばらない、価格も200円以下と安く買いやすいことから人が殺到してなかなか入り込めない。

しかも今までイベントなどは中高生が大半を占め、OLお姉さまやらがいる、そんなイベントばかりに行っていたが
今回は年齢層が広いが大半が30以上 いや40以上?が目立つ気がした。
こうなると中高生の小娘たちとは財力が違う!!!!! 中高生の少女らは押せば前にいく つつけば動くなど
動かしやすいが おば様方は全身で押そうが体当たりされようが、微動たりともしない。
 動かないのでこちらもチビだし、ポストカードを満足に見れない

奥様方は小娘とは経済力が違う!とてつもない量の商品を抱え込んでいる方が沢山!
旦那様同伴の方が多く 「買って!」と言ったり 
あまり奥さんがいつまでも魅入ってて動かないから 「買うんだろ!!?と」旦那様。

彼氏を連れてきてねだる女の子なんかと違い 5,60代の亭主連れともなるともう凄い!!!だからどんどん商品を補充したり 売切れたりしていた。

時間をかけてなんとか買ったつもりだが まだなにかめぼしい物があるような気がする。

綺麗なカラークリアファイルもあって迷ったがとにかく手も角金額が少なすぎたため、相当に絞り込んで買った。

アニメ絵のグッズやアンドレの描かれてい物が沢山欲しかったが、なんだかない気がした。
アンドレのカラーイラストが少ないのが原因だろうな・・・。

ベルバラ展に言った方のブログを見ていると、ななんとアニメ画のクリアファイルを買ってらっしゃる・・・!
見落とした部分もあるのだろう

仕方ないから やはり仕事帰りに行ってみる事にする。

それにしても楽しかった。原画やアニメセル画など
、そして沢山のグッズ・・・
これ、中学生時代の自分もつれてきたかったなあ!!!
12歳のあの頃は、世間から外れてハマったものの、ネットもないから情報もなく、アニメも終了後に生まれた為
レンタルビデオしかなく、ショップにも
ビデオ、1、3、4、総集編しかなかった。 2、5,6,7,8,9,10は補充されることなく閉店した。
グッズも探しに池袋アニメイトまで行ってみたが当時微妙な時代で関連の物はなかった。

その6年後にツタヤが出来て、やっと全部まともに見れたころには18歳になってしまった。
そののち、ネットでdvd購入、商品や情報が手に入る時代となったが やはりグッズは難しい物があった。
できればあの頃の、無いかしらベルバラの絵のある物が欲しいと強く願ったころに欲しかったが。

それであれからすっかり老いぼれてしまった自分だが
ベルバラの世界の色あせないキャラの描かれた今回購入した物!テンションが危険なほど上昇していたので 沢山激写!


ベルばらチョコ
B1Fの洋菓子コーナーを歩いててたまたま見つけたもの。

薔薇の形のチョコがメインのお店の様だ

薔薇の王妃とオスカル(白い軍服だからマリーアントワネットは王太子妃か)と革命のオスカル

ロザリーとオスカル・王妃とオスカル
美しすぎる!!!食べるのがもったいない!が結局冷蔵庫の中からも出せない。賞味起源は来年の3月・・・さあどうしよう!!?
とにかく撮影中は暑いし、手でチョコが溶けるし ヒヤヒヤした。




クリアファイル。あえてカラーではなく漫画の。

有名なセリフですね。オスカルの178㎝の身長しか公開されていないけどアンドレは何㎝なのだろう
すごく高そう。脚が長いっ!!!好きなシーンである。色っぽい!


広げるとこうなっている

オスカルの髪を 好き放題の方向向いてる髪と言っていたがアンドレもなかなかあっちこっち向いている


表側を広げてみる



こちらは振れると薔薇の香りがするポストカード
勇ましいような、でも色気香るオスカルと、心中スタイルアンドレ


オスカルとアンドレ♪
勝手に秋風な絵と思い込んでいるが秋でいいのだろうか?うっとりしてしまう絵だが
二人一緒のイラストは少し少ないので貴重!オスカルの安心しきって寄り掛かる表情が見ていて安心できるが
アンドレの首にオスカルの髪がささっているのではないか?アンドレはくすぐったいのをこらえていたりしないか?
まあ、大丈夫か・・・アンドレだから。



ロザリーだが、2枚、写真の色もが違ってしまったため、片方に選べず2枚乗せただけで
購入したのは1枚



子供の頃のオスカル・アンドレ
とても可愛らしい。 
母がこれを見てにこやかに笑いながら「この男の子・・・、年下なの?」と。
アンドレとわからなかったのかも。1つ年上だよと伝えておいた。
幼く見られているぞアンドレ!!!可愛いからいいけど


アニメのきたああ!!!!姫野さんの絵っ!!!!でもこれがあるなら、他の姫野さんの・・・DVDに使用した絵のポスカとかあるのでは・・・?
と思う。もう一度よく探そう。アランもいる。この辺りは男臭くて好きである
宮廷の華やかなのもいいが、物語が面白くて好きなのは衛兵隊の所である


ひゃあああっつ!!!好きな絵だけどカラーで見たのは初めてだっ!!!色っぽくて良いですな!

二人で薔薇に絡まってしまったようだが、けっきう棘が凄いが、大丈夫なのだろうか
まあ、アニメのオープニングのすさまじい棘に全裸で巻きつかれるオスカルだからこんくらい大丈夫かもしれない
二人とも顔、余裕そうだし。いっしょに絡まってるのがなんともイイですハイ


マリーアントワネットの子供たち
流転の王女マリーテレーズ・ド・フランス(嫌な書き方するなよ)
可愛いマリーテレーズに、弟の・・ルイ・シャルル と思ったがシャルルにしては大きい気が
まさかジョセフ?いや シャルルだと思うのだが・・・。
 とっても可愛い!


そして!アニメポスター!!!姫野さんの絵は最高です!!!
19年前から大好きだったこの絵が巨大ポスターに!!!大きいため撮影が困難で
とりあえずマリーZントワネットの顔が光りで潰れない様にはした


今回購入した物すべて
左ポスター 右ファイル、チョコ、ポストカード


チョコとポスカ


14歳のオスカルと 15歳のアンドレ


チケットとパンフ


大事にしまっておこう・・・!

そんなわけで楽しかったが、また行ってくるつもりだ。
見忘れた物と、買忘れ、見落としを探しに。



以下、ベルサイユのばらの原作とアニメの違いについて感じる事


上に原作とアニメの違いを感じるままに書いたが 自分にはオスカルももちろん大大大大大好きだが
アンドレも狂うくらいに凄まじく好きである。

原作とアニメではどちらの切なさもひしひしと伝わってくるわけだが やはり別物のように違う作品と感じる人も多く
原作派・アニメ派・両方派と別れる。

どちらも異なる魅力があり、私は一応両方派。 絵はどちらも好きなのだが、アニメの方がオスカルの人格の中心核となる部分がしっかりしていて
絶対に揺るがない個性・信念がしっかりとし 好きである。
原作ではジェローデルやアランが絡んで来て、心が一瞬揺らぐ様子があり、そこが好きではないがアンドレへの愛を確信指せるきっかけとなるのでこれは仕方がない。

アニメは、まずカラー、動く、しゃべる、音楽や効果音、音があるので、より感情をそそり煽られる

アニメでは最後までのストーリーが出来ているため、1話からアンドレが大きな軸となって描かれている。
最終回の枚の回で亡くなるまで オスカルと物語の確固たる軸、柱となってできている物語で
 14歳、15歳のオスカル、アンドレが1話から20年にわたって語られる(しまもアニメではオスカル5歳、アンドレ6歳の頃には一緒にいる設定なのがわかる)
物語の愛の悲しい物語として しっかりと揺るがない壮大な歴史ロマン作品として固まっている。

そんなわけで、どちらかと言うとアニメ派である。 絵柄はどちらも大好きだが、 シャルロットはアニメの方がいい。
ジェローデル・ジャンヌ・ロベスピエール・サンジュスト・アランに関しては原作はさほど好きではなく、アニメの彼らが好き。

ロベスピエールは原作だと若く可愛らしいが、アニメでは渋く、老けてオジサンである。物語的に激動の革命へ向けていく中、オジサンの方が物語に合う。

サンジュストは完璧な別物として描かれ、絵原作の弱弱しい女性的な姿で、ナヨナヨしく、それはしれで人気なようで、外見はとても美しいが

アニメは冷酷な過激テロリストとなっている。外見は原作同様の華奢で美しいが鋭く冷たい目。行動力・・・見ていて飽きずアニメとして退屈しない。

アランも全くの別人で、原作もごつく描かれてはいるが、オスカルに恋心を寄せ、アンドレのライバルとなる。
にぎやかで アンドレのけケンカ相手として、よく小学生並みのケンカをくりひろげている。友情も芽生えてくる。
少しやんちゃそうで、一緒にいるとアンドレのハンサム度が強まって見えたり、人間としてイキイキする少年時代のアンドレの面影が引き出させられ
なかなか良い存在ではあるのだが自分は アニメアラン派である。

アニメでは さらに、いかつい!!!岩みたいにゴツイ印象。外見が全く違うが、中身もオスカルに恋し、アンドレとケンカでにぎやかにやるコンビとは違い
二人の兄貴分となり アンドレを支えてくれる良き理解者で兄貴的存在!!!

原作と異なりアニメ衛兵隊では ゴツイ男ばかりの男臭い後半となり、前半の宮廷の華やかな貴婦人とは別作品の様な変貌。
男臭い中、アンドレと美男ぶりとオスカルの美しさが眩しく光るが
ゴツイ頼りがいあるアランと、一緒にいると華奢な美青年に見えてしまうアンドレ、BL好きの方は反応しそうな二人の姿である。



また意外に原作とアニメで違うのが ロザリー。

原作では、大きな目の天使の様な可愛い顔で泣き虫、甘ったれな印象が強いロザリー。一度ポリニャック家から出てパリに戻るが
オスカルに再開すると、甘えて一緒にジャルジェ家に戻る。 甘ったれ天使の可愛いキャラであるが当時のオスカルファン女性たちを的に回してしまったらしく
オスカルに引っ付くロザリーを、突き飛ばす勢いで非難されていたらしい。 

アニメでは 声も力強く感じたが、とにかく強さを感じる女性として描かれていた。もう顔つきが違っていたし。
原作と同じとは思えない。可愛さは原作に劣るが、ロザリーと言う強い人間をしっかり強調した良い姿として描かれていた。
オスカルとパリで再開した時にはジャルジェ家に戻らなかった。貴族の娘であるが 生まれ育った下町で生きる事をしっかりオスカルに伝え
夫と革命に参加していた。

ロザリーのついでにロザリーの異母姉、ジャンヌ姉さん。
ベルばらを代表する悪女だが 原作ではラストで誤って夫を刺してしまい 気が動転する姿も見られるが

アニメのジャンヌ姉さんは本当にかっこよく、強い! 王妃の偽物とローアンを逢引させた際に、連隊長のオスカルが近くを通りかかり
うろたえる夫ニコラスに「男のくせにガタガタするんじゃないよ」
と、クールに言う(あれには痺れました!!!お姉さまっ!!!)夫から探検を抜くと「借りるよ」と。 夫に皮を渡って逃げるように指示すると、堂々とオスカルの前に出ていく。 いぶかしげな顔のオスカル。こんな夜に一人で・・・との問いに
 「ただの、むなしい散歩ですわ」静かな声、余裕の悪微笑・・・アニメのジャンヌ姉さんは痺れまくる!!!
まさに夜に咲く黒薔薇!!!!