こんにちは、トリです
(引用: 「大学院に行ってみたいけど…」お金や時間で不安な人、聴講生制度があるよ! / まいどなニュース【まいどなニュース特約・中将 タカノリ】2022年9月12日7:40 )
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/maidonanews/trend/maidonanews-14715763
「大学、大学院における聴講生制度がSNS上で大きな注目を集めている。
きっかけになったのは編集者で大学院生の服部円さん(@madokahattori)の「社会人だけど勉強したくて大学院に行ってみたい、という相談をされることが増えてきたんだけど(友人知人だけでなくインスタのDMで知らない人からも)お金や時間の問題で不安な人には聴講生をオススメしてる。国立だと入学金28000円+1コマ14800円で講義を受けられる。もっと知られてよいのでは。」という投稿。
聴講生制度とは学位取得や卒業資格を目的とせず、条件付きで社会人や他大学の学生が授業を聴講することができる制度。服部さんが言うようにけっして多額の費用を要しないため、純粋に興味のあることを学んだり研究したいという人にはうってつけの制度だ。
服部さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「知りませんでした。もう大学受験するほどの勉強に耐えられる歳でもないけど、知りたいことはある。そんな私にぴったりかもしれません。いや、山城とかに情熱をもって一人フィールドワークしている旦那にこそ合ってるのかも。調べてみます。よい情報をありがとうございます。」
「うーん、科目等履修生をお勧めしたい。実際に単位は取れるか、評点はどうかも試せます。あと、取得した単位は入学後、修了認定単位にも出来ます。(一部科目は除外の事あり)私はこれでM進・修了できました」
「年間約6万円で科目等履修生になって良かったことは大学のネットワーク使えるので論文も読み放題でした!」
「海外大学(院)のDistance learning(Online courses)も米国以外は結構安価ですよね(円安が辛い)。純ジャパには多少ハードル高いですが、正規よりもTOEFL等の足切りも低いのでおすすめです。」
など数々のコメントが寄せられている。
投稿者に聞いた
服部さんにお話を聞いた。
ーー大学院に興味を持つ方たちに共通した傾向は感じますか?
服部:「なんとなくなにかしたい」という漠然とした人は少なくて、〜〜のことをもっと深く知りたい!という具体的な相談が多いです。学び直しというと、大人の思春期というか、自己実現にみられがちですが、それよりもわりと純粋な学問への興味が強いです。だから、お稽古とかサロンのような趣味ではなく、大学にまた目を向けるのではないかなと。
ーー聴講生制度をお勧めされる理由をあらためてお聞かせください。
服部:大学院はやはり必要な単位であったり、レポートや結果を出さなければいけません。時間もお金もかかります。なかなかハードルが高いです。その点、聴講生は、捉え方は人それぞれかと思いますが金額もそこまで高くないので、一歩を踏み出しやすいかなと。
聴講生のほかにも科目履修生などいくつか選択肢があるので、気になる大学のホームページで調べることをお勧めします。情報は誰でも見れる場所に公開されてます。
ーー今回の反響についてご感想をお聞かせください。
服部:1万リツイートされてもクソリプみたいなのがほぼなくて、「情報ありがとうございます」とか「やってみようかな」みたいなポジティブな反応が多くてびっくりしました。社会人になってもみんな学びたい気持ちがあるんだなと感じました。
◇ ◇
筆者もそうだが、世の中には年齢や社会経験を経てはじめて興味を抱くことも数多くある。聴講生制度はそんな時、社会人が学びを深めるにはうってつけの制度と言えるだろう。なお服部さんは現在、「CAMP NYAN TOKYO」という研究チームで猫の研究に取り組んでおり、研究に協力してくれる飼い主さんを募集しているとのこと。ご興味ある方はぜひお問い合わせいただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)」(原文ママ)
※「
」
(参考:「CAMP NYAN TOKYO」 HP : https://sites.google.com/view/campnyantokyo/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0 )
<駄 文>
上記の記事を読んで、トリは ”ハッ”と改めて気付かされました
改めて思えば・・・日本の大学の学部学生というのは、”大多数のメイン層は18~22歳”ですよね
※大学院は、専門職大学院など社会人向けのものもありますので幅広いですが・・・
日本だと、お金や時間の問題もですが、たとえ科目履修生や聴講生でも年齢的に若者ばかりの教室で年寄りの自分が「浮く」可能性があることが気恥ずかしくて大学へ学びに行くことを躊躇(チュウチョ)している人もいるかもしれませんね
トリが住んでいた国(アメリカ)では、リカレント教育(※生涯を通じて学び続けていくこと)の考えが浸透しているため、大学(学部生)は日本のように18~22歳が大多数のメイン層ということではなく、キャリアアップのために日本で言ういわゆる”社会人”も多くいますし、数は多くはありませんが、飛び級の子どもやおじいちゃん・おばあちゃんなど幅広い年齢層が普通に教室で学んでいます
※大学の寮に住んでいるのは”18~21歳”がメイン層でしたが・・・
※(参考:厚生労働省HP「リカレント教育」: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18817.html )
トリは日本の通信制の大学の科目履修を取ったことがありますが、スクーリング(大学へ通う)で教室に行った時は、いろんな年齢の方々がいました
※その時にトリの隣に座ったおじいさん(当時70歳75歳)は「町内会長さん」で、向かいに座っていたお母さんは「産休・育休中の時間がもったいなくて」と言っていて、勉強熱心な方々でしたよ
もしも年齢がネックなのであれば通信制の大学の科目履修や聴講も良いかもしれませんね
「大学院はやはり必要な単位であったり、レポートや結果を出さなければいけません。時間もお金もかかります。なかなかハードルが高いです。」
↑ 大学院は・・・そうなのですよね・・・
専門職大学院だと授業で知識を受け取る「学び」がメインなので、(授業)単位を履修すれば良いのですが・・・
「」
※画像参照:Togetter「進撃の巨人 何の成果も得られませんでした」より
一般的な大学院は授業に出席して単位取得も大事ですが、「研究」がメインなので、まずは「研究結果・成果」を出さなければならないですし、その研究結果・成果を「論文(トリのところは、修士は本1冊(論文1本)以上、博士は論文3本以上の内1本以上は日本語以外で書かなければならない)」にし、それを「研究発表(トリのところは学会、日本語以外で発表する学会と学内発表の3つクリアが条件でした)」しなければ学位が取れません
※以前、知り合いに「あのさぁ~ 論文ってさぁ~ ” 作文 ” に毛が生えたヤツでしょ」とバカにして鼻で笑われたことがありますが・・・ ” 論文 ”・・・この文字を見ただけでトリは全然笑えません・・・それというのも論文というものを書き進めていく内に『本当にコレで良いのか』や『この言葉を使っても良いのか、もっと適切な語彙があるかもしれない』『この言葉を使ったら発表会でツッコミを受けるかも』などなど自分自身に疑心暗鬼になっていき、何度も書き直しをしては、筆が止まって悶絶(モンゼツ)するの繰り返しでした特にトリは(日本語の語彙力が漢検準1級程度なので)語彙力や基礎研究不足もあり、論文書きがトリにとっては地獄でした
トリの周りには研究フィールドも時間もお金も確保できていて、授業単位も全部取り終わったのに、論文が書けなくて留年や退学したヒトが何人かいました
「CAMP NYAN TOKYO」さんの現在(2022年9月13日現在)募集している猫の研究について
「ネコちゃんはマスクをつけたヒトをどのようにみているのか?
ご依頼したいこと: 基本的にはご自宅に訪問し、ネコちゃんにPCで呈示された写真をみてもらいます。
【目的】コロナ禍でマスクをすることが増えましたが、ネコちゃんがマスクをつけたヒトをどのようにみているのかを調べます。
【実施者】高木佐保(麻布大学介在動物学研究室)
【対象者】ネコちゃんを飼育されている方全て。
【リターン】QUOカード1000円分
ご依頼したいこと: web上のアンケートに回答する
【目的】同居するイヌ-ネコの関係やそれに影響を与える要因を解明すること
【実施者】千々岩眸(大阪大学大学院 人間行動学研究科)
【対象者】イヌとネコ両方を飼育されている18歳以上の飼い主様
【リターン】本調査は参加者様の完全な自発的参加により成り立っているため、謝礼はご用意しておりません。誠に恐れ入りますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます
ご依頼したいこと:ネコおよびヒトの採尿、アンケート、小型活動計の装着、行動調査
【目的】ネコちゃんと飼い主さんの間で愛着形成される過程を明らかにします。
【対象】飼い始めてから1か月以内のネコちゃんと飼い主さん
【実施者】高木佐保(麻布大学介在動物学研究室)/菊水健史(麻布大学介在動物学研究室)
【リターン】実験結果を資料でまとめ、ご報告します。QUOカード5000円分
ネコを飼い始めた飼い主さんを対象に3か月間の追跡調査を行います。月に1回、計4回実験者がご自宅を訪問して行動テストを行います(初回1時間半程度、2回目以降1時間弱)。少しでもご興味おお持ちの方はお気軽に高木(sa-takagi@azabu.ac.jp)までご連絡ください。
ご依頼したいこと: アンケートの記入、DNAスワブの送付(郵送)。
【目的】日本猫ちゃん(雑種猫)の、性格と遺伝子の関係やルーツを明らかにすること。
【実施者】荒堀みのり(アニコム先進医療研究所株式会社/京都大学野生動物研究センター. minori.arahori.62z@gmail.com)
【対象者・猫】日本猫ちゃん。ご家庭、シェルター、ネコカフェ、すべてご参加できます。
【リターン】猫ちゃんへのお給与(市販のおやつまたは猫用雑貨400円相当)」