退屈しないように シニアの暮らし

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さて何をしようか

法頂 “美しく終わる”より  その1

2011-08-23 08:07:13 | 韓で遊ぶ
“秋に本を出して”


11月の森はまばらだ
紅葉した葉が落ち
枝と幹がポツリポツリと
自らの姿を露にする
庭に冷たい影が落ちる頃が
外は少し寂しく見えるが
内は、中心が包まれる穏やかで暖かい季節だ
秋の空のように透明で
のんびりとしていて静かで落ち着いた山の中が
どの時よりも山の中らしい
森は安息と治癒の場所だ
この透明感とのんびり感と静かさが安息と治癒をもたらすのだ




ここに集めた文章は、山の中に一人で暮らしながら世の中と繋がるために「맑고 향기롭게(マルコ ヒャンギロブゲ : 美しく香り高く)」の消息欄に一ヶ月に1編づつ、その時の思いと暮らしの一端を載せたものだ。人生は所有でなく瞬間瞬間の「あること」だ。永遠なものは無い。すべてが一時だけ。その一時を、最善を尽くして最大限に生きていかなければならない。人生は驚くべき神秘である。美しさである。その瞬間瞬間が美しい終わりであり新しい始まりであらなければならない。

※「美しい締めくくり」として訳本が出てるらしいのですが見ていません。「美しく終わる」のほうが私的にはぴったりします
コメント
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