不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

退屈しないように シニアの暮らし

ブログ巡り、パン作り、テニス、犬と遊ぶ、リコーダー、韓国、温泉、俳句、麻雀、木工、家庭菜園、散歩
さて何をしようか

幸福な世界

2014-12-31 07:36:44 | 韓で遊ぶ

のろまのバス
田舎のがたがた道をバスが一台、通って行きます。町から一日に一回立ち寄る市外バスでした。
何年もの間、同じようにこのバスを運転してきた運転手は、隅々まで知っているなので、町に市の立つ日に誰が行くのかまでよく知っていました。
「あれまあ、どうしよう、バスにおくれるわい。」
一人のおばあさんが息を切らして走ってきていました。停留所にしばらく留まっていたバスが出発しようとした時、乗客の一人が叫びました。
「ちょっと待ってください、あそこにおばあさんが、、」
運転手の目には遠くから風呂敷つづみを頭にのせて走ってくるおばあさんが見えました。おばあさんはバスに遅れるかと急ぎ足で来ましたがバスの後部が遠くに見えるだけでした。
「まったく、これは、本当に、、」
気がせいている乗客たちは不平を並べました。
「出発しましょう。一体いつまで待つのですか。」
辛抱強さの無い乗客が顔を赤くして忙しいからと催促すると運転手が言いました。
「申し訳ありません、お客様。あそこに私の母が走って来ています。」
「まったく、、、」
怒っていた乗客は赤面して言葉尻を濁し、それを見ていた一人の青年がぱっと立ち上がりバスから降りました。
乗客の視線がひとつに注がれました。バスから降りた青年がおばあさんの荷物を持ってやりました。
「おばあさん、荷物をこちらに下さい。」
「あらまあ、これはありがたい。」
青年は重い荷物を受け取り、おばあさんを支えてバスに乗ってきました。
「わぁ」
二人が荷物をバスに載せた瞬間、拍手がわき上がりました。
乗客はそのおばあさんが運転手の母親でないことも、青年の母親でないことも知っていました。
いくら急いていても急がないのろまのバスの運転手は、時折誰もいない夜道にヘッドライトを照らして見たりもします。もしやバスに乗ろうと走ってくる客が石ころのつまずいて転ぶのではないかと心配してそうするのでした。
仕事を終えて暗い夜道を歩いて行く村の人に会うと、バスの運転手は黙って通り過ぎることはありません。
「おじいさん遅かったですね。早く乗ってください。」
「こりゃまあ、ありがとう。運転手さん。」
「夜道はかなり暗いですよ。おじいさん、ゆっくり行ってもいいでしょ。」
「もちろん。」
のろまのバスは愛を乗せて走るバスです。

http://cluster1.cafe.daum.net/_c21_/bbs_search_read?grpid=xvO7&fldid=2dyx&datanum=173&openArticle=true&docid=xvO72dyx17320050614132441
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸福な世界

2014-12-30 10:04:32 | 韓で遊ぶ

姉さんとオウム
母はもう何年も病気で寝込んでいます。
そんな母がある日、乱れた髪の毛をきれいにとかし、かんざしを挿した後、私たち姉弟を呼び座らせました。母はまるで長い旅にでも行く人のような悲しい顔をしていました。
「チョンスや、姉さんを頼む。お前が姉さんの声になってくれ。そうしてくれるだろ。」
「母さん、なぜそんなことを言うのですか。」
母は、話のできない姉が気にかかりどうしても死ぬことができない、と私の手を硬く握り念を押しました。母は何日かして、姉と弟の手を握らせて亡くなりました。
それから10年の歳月が流れました。
遠い親戚の助けで夜間高校をやっと卒業した私は、ソウルの職場に就職し、姉はとろうとしてもとれない瘤のように私についてきました。
そんなある日のことでした。疲れて家に帰ってきた私は、姉が家にオウムを一羽連れてきて町内の子供たちを呼んで何かをしているのを見ました。
「おめ、、おめ、、」
オウムは聞き取ることができない声を出して子供たちと何かを話していました。
それは、その後も何日か続きました。
「おめ、おめ、、、」
喘息患者のようにコンコンと咳をするようなオウムの声は、その日から私の朝寝の邪魔をし気に障るようになりました。
「あのオウムを何とかしてくれ。」
私は姉に怒って言いました。しかし姉は私がイライラしているのに気づかない振りをして無視しました。
そしてある日の朝、私はびっくり驚きましました。
「誕生日、、おめでとう、誕生日、、おめでとう」
オウムははっきりとそう言いました。姉が差し出したカードにはきれいな文字でこのように書いていました。
「誕生日おめでとう。私の声でこの言葉を言いたいけれど、、、」
誕生日おめでとう!声の出ない姉が生まれて初めて私にかけてくれた言葉でした。
オウムにその一言を言わせるために姉は何日か秘密に訓練をしていたのでした。
私はこみ上げる涙をこらえて、口の中にいっぱいにわかめのスープを飲み込みました。

http://cluster1.cafe.daum.net/_c21_/bbs_search_read?grpid=oyGd&fldid=DOnU&datanum=523&openArticle=true&docid=oyGdDOnU52320050318021653
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸福な世界

2014-12-30 09:52:27 | 韓で遊ぶ

3年前に訳してブログにアップした本です。
訳本にまとめていなかったのでもう一度読み直して本にまとめてみようと読み始めました。
1話1話が短くて童話のような話が集まっています。
中には心にジーンと来る話もあります
以前は「心あたたまる話」でアップしました。
読み直してみると、間違いに気がつきます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

面白く話す人が成功する

2014-12-29 08:38:33 | 韓で遊ぶ

完成
世界に1冊だけの訳本が完成しました
今年は3冊の本を訳して本に仕上げました
自己満足の一瞬
だからと言って韓国語の実力が伸びているのかといったら怪しい
ただの時間つぶしかもと思うこの頃
でも人生は死ぬまでの時間つぶしだから
楽しく思えることでつぶせたらいいかな
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

面白く話す人が成功する

2014-12-28 07:18:47 | 韓で遊ぶ

独不将軍として酒の席の爆弾にならないように注意しろ
(何でも自分の考えどおりにする人)
職場では 一人の人を見る時、3つの状況で評価する。そのひとつが業務能力に対する評判であり、二つ目は人間的な評判、そして三つ目が正に酒の席での評判だ。
業務能力がすぐれているから、必ず人間性がよいということがない様に、業務能力とか人間性のよい人も酒の席では避けたい人として烙印を押される場合をよく見かける。
ある人には「仕事をする時には気難しいが酒が入るといい人」と言う評判が聞こえることもあり、また、ある人には「仕事はできるし、人物もいいけど酒を飲むとどうしようもないごろつき」と言う評判が聞こえることもある。
事務室では業務に精通して親切だから周囲も信じて従うが、酒の席ではのけ者にされる人がいる。
「あの人は人格と酒格が違うようだ。」
こんな話を聞く人は、大概酒を飲むと人に迷惑をかける振る舞いをするとか主張がひどい場合だ。
自分ひとりで大口を叩く人、誰かが何かを言っても「そうじゃないから。」「黙っていろ。」などの大声を出して相手の話をさえぎって人をけなす人、酔うと誰にでも説教を並べようとする人などが、酒の席で避けられる人物に該当する。
説教とか忠告は、聞く人の立場では時に聞くのが辛い話であることもある。しかし、酒を飲む時ぐらいは楽しい気持ちを期待する人に、その様な人は堅苦しい存在である。
よく会食の席に行くと、一人だけ横の席が空いている場合を見ることができる。どんなに場所が狭くて互いに窮屈に座っている状況でも、その人の横の席には座ろうとしない。
「ここが開いているぞ。こっちに座れ。」
本人は訳も知らずに空席を示しながら人を呼ぶが、皆見ない振りをするのに必死だ。仕方なく意に沿わずに隣の席に座る人も表情は苦虫をかんだようだ。
皆がその人の横に座るのが嫌だという理由はただひとつ。彼が酒を飲むとくどくどと小言が長いからだ。
「私が軍隊にいた頃はだね、、」
「私がサウジに行ったこ時はだな、、」
人が何か話をしようとしまいと、横の人を捕まえて終わることなく自分の話に酔って横説竪説(やたらにしゃべること)するか、「君はこのような点が問題だ。わかるか。」「君、私が一言忠告しようか。」で始まる説教を酒の席が終わるまで並べるから人に嫌われるしか、、。
もし、そんな人が上司だとしたら、しかめっ面をするのも難しい。外側では一生懸命聞く振りをするが、ありがたくない人として映るはずだ。
酒を飲めば説教する癖は古参社員の陥りやすい罠だ。
酒の席で人の悪口を言うことほど面白いことはない。しかし、互いに意気投合して人を非難するのでなく一方通行になると、それぐらい聞き苦しい話もない。
酒の席で疎外されると職場でも疎外されやすい。特に酒の席で女性職員に卑猥な話とか性的な暴言を楽しむ男性ならば「仲間はずれ」にされる覚悟をしなければならない。


失敗するサラリーマンの類型8つ
1. 酒の席のマナーが良くない人
2. 上司の命令に絶対服従の人
3. 石橋も叩いて渡る人
4. 耐乏、節約しか知らない人
5. 言葉なく黙々と仕事だけする人
6. 笑わない人
7. 短所に敏感な人
過去に執着する人



以上、{面白く話す人が成功する」終了です
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

面白く話す人が成功する

2014-12-27 07:51:16 | 韓で遊ぶ

酒癖で人となりを評価することができる
酒の席での花は何と言っても新入社員だ。特に入社初日の新入社員歓迎パーティは新鮮で活気に満ちた雰囲気でうきうきしているものだ。
「私もあんな時があったなあ。」
「若い人が遊んでいるのを見て若くなっていくような気がするよ。」
普段厳格なだけの上司も、この日だけはそれぞれ自己感傷に浸って限りなく寛大になる。杯が何回か回っていき始めながら、新入社員が常識のない行動をしても大部分が大きな問題としない。その日だけはすべてのことを愛嬌としてみてくれるのだ。
しかし、注意することがある。その寛大な態度ははじめの一回で終わるという事実だ。毎回、その様になったら、職場の上司はもちろん先輩たちにも実の無い人間と言う評価を聞くようになる。
新入社員歓迎会で人気を独り占めした後、忘年会、新年会、団結大会などの酒の席でも緊張を解いて自分勝手に行動する人がいる。しかし、警戒しなさい。初日の酒の席での寛容を継続して期待したら後でひどい報復が返ってくる。
「こいつ、気安くしてやると本当に生意気なことこの上ないな。」
「いったい会社を何だと思っているのだ。」
自分なりには、尊敬する上司の前でかわいくダダをこねただけだと思っていたのに、急にこのようなとんでもない叱責が吹き出したならば、むしろ泣きたくなる。
大部分のわが国の人は酒のせいで生じた醜態には比較的寛大な方だ。しかし、職場で学生の時のような酒癖がそのまま受け入れられる機会と言うのは、せいぜい2,3回ぐらいのものだ。酒の席は明らかに業務の延長だ。酒の勢いで言う言葉だから差し支えないと思うことこそが最悪の失敗だ。
あなたと向かい合って座って杯を傾けている上司は、今、普段よりも厳格な観察力で酒の席でのあなたを見ていることを覚えておきなさい。
もちろん酒の席を先輩とか同僚間のコミュニケーションの機会として活用することもある。互いに度々交わってみると心安く親しくなることもあるし、その中の何人かは生涯の酒の友として残ることもある。
しかし、何よりも重要なことは職場での人間関係は節度がなければならないという事実だ。学生の頃の友達との酒の席と、職場での会食の席は明らかに区別しなければならない。酒の席こそが人物の評価の場所として最も頻繁に利用されていることを覚えて置きなさい。


酒の席で基本的に守れなければならない事項
1. 論戦を誘発する話し方に注意すること。
2. 説教よりは同僚とか部下の話に耳を傾けること。
3. 失敗談などを持ち出して席を楽しくすること。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

面白く話す人が成功する

2014-12-26 06:01:53 | 韓で遊ぶ

酒の席の後を警戒しろ
仕事帰りの酒の席は職場人の特権だという人もいて、それもまた業務の延長だとう人もいる。それほどに仕事の後の酒の席は、職場で積もった一日のストレスを解消することができる場所であると同時に、組織社会の冷厳な秩序を後に残すこともある複雑微妙な特色を持っている。
「一日中仕事をして大変だったのに、仕事が終わった後に酒の1杯もなければ、何が面白くて暮らす。」
このように話す人は、大概、職場の新入社員に該当する。まだ職場生活が面白くて同僚とも親しくなり始めた頃だし、ただ酒の席が楽しいだけだ。だから仕事が終わって「ほんの1杯だけ」の誘惑を振り払うことができないのだ。
「酒は気楽な人と飲まなきゃ。私は仕事が終わった後にまで職場の人と、特に上司と一緒に酒を飲むのは、楽しくないから嫌だ。」
「酒の席で失言でもして後で痛い目にあったらどうする。」
大概、職場での経歴が長くて仕事の後の酒の席のメカニズムをよく知っている人が、こんなことを言う。
しかし、好きであれ、嫌いであれ、酒の席はどうすることもできない重要な席だということが職場人の共通の考えだ。
職場と言うところは、厳然とした序列と原則が存在するところだ。そんな固い上下関係と複雑な業務から抜け出し、虚心坦懐に互いの心をやり取りすることができるところが正に酒の席ではないか。
しかし。現実はそんなロマンチックな期待とは全く違う場合も時々ある。
「さあ、今日は気楽に酒を飲みながら互いに話をしよう。」
仮にこのように言う上司の本心をどこまで受け取らなければならないか。正直に心の中を吐き出した後、後遺症に悩むのではないか。
酒の席の後に慌てた経験のある人ならば、誰でもこんな疑いの気持ちを抱くようになる。
「私たちは今職場の上司と部下ではなく、酒の仲間として話をすると思え。普段会社に対する不満があったり私に言うことがあったら皆言っていいぞ。」
はじめの上司の話を信じて根掘り葉掘り不平不満を吐き出したが、次の日なぜか気まずい気分で上司に対することになったならば、明らかにあなたが何か失敗をしたのだ。
「あの、もしや私が昨日何か失敗でもしたのではないでしょうか。」
上司にこのように注意深く話した時、上司から「大丈夫、酒の席だったのだから、何、私はそんなことは気にしないから。」と言ったならば、彼があなたの失敗に気を使っているという意味だ。すなわち、これから礼儀を注意して見ながら、再びこのようなことがあれば容赦しないという意味に解釈してもいい。
仕事の後の酒の席のメカニズムと言うのは、正にこういうことだ。
酒の席を楽しもうとしたら、互いに尊重する心を持っていなければならない。上司は部下を、部下は上司を尊重する心で酒を飲んでこそ酔っても失言をしないものだ。
会社の仕事から離れたと言って肩書きもなくなったと考えると混乱する。酒の席だといってどんなことを言ってもいいという哀れな考えは捨てなさい。そうしてこそ職場生活が楽になる。

※ 酒の席での上司の約束、命令、指示などは
  日常的な業務の範囲内では、すなわち
一つ目、事前に相談する部分
二つ目、その時ごとに報告する必要がある部分
三つ目、最終的に報告だけを必要とする部分
この3つを明らかにすることが鉄則だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

面白く話す人が成功する

2014-12-25 07:03:55 | 韓で遊ぶ

自分の所管でなければ大きなことを言うな
取引先に行ったら意外にも自分の所管でない他の部署のことで取引業者がかんかんに怒っている場合がある。
「君の会社のAS部署に連絡してから何時間もたつのに、何も連絡が来ないのはいったいどういうことだ。」
「君の会社に何回も電話をかけているのに営業部長と連絡できないのはどういうことだ。」
取引業者からこんな不平が出てきたらどうするか。
あなたがその仕事を担当している状況ではないから、事がどうなっているのか知ることができないのは取引業者と同じ身の上だ。
「そうですか。それは申し訳ありません。私がすぐに連絡を取ってみます。心配なさらないでください。」
「営業部長と連絡できないですって。わかりました。私がどうなったのか事務室に聞いてみます。」
上の二つの答えは適切ではない場合がある。なぜならば、あなたはどうして事がそうなったのか、すなわちAS出動がなぜ遅れているのか、営業部長は何の理由で相手との連絡をできないでいるのかに対して確実に知ることができないからだ。
あなたは取引業者にすべてのことを処理してやると大口を叩いたことになるが、本当にあなたが処理できるものはひとつも無いかもしれない。
もしかすると、あなたは取引業者に役に立たない法螺を吹いてきたことになり、会社では身の程を超えた行動をしたと非難されることもある。
こんな場合は、むしろ適当な方法で取引業者をなだめて自分なりに事の次第を調べるのがより賢明な方法だ。
「おそらく会社で急な事情が生じたのでしょう。私は最近ずっと外部での仕事ばかりしていたので会社の事情がよくわかりません。」
「社長ならば私どもの会社の最高のお客様ですので、わざとご迷惑をかける訳がありません。ご面倒でももう少し待って見てください。必ず連絡があるはずです。」
このように相手を持ちあげてやる話法で余裕を持って言ったならば、ある程度、興奮を収めることができるはずだ。
その後であなたは会社に戻って担当者と直接連絡を取って状況を把握した後、結果を誠意を持って伝えれば、取引業者もあなたを見る目が変わるはずだ。
「君は見た目よりも確実なところがあるな。君と関係のあることではないのに、腹が立って言った事なのにこうやって直接電話までくれるとは。」
この程度の言葉が出たならば、あなたはもう確実な客を一人確保したことになるのだ。

※ 自分の所管でない問題をむやみに解決しようとするな。
軽率に大口を叩くとむしろあなたの信用を落とす。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

面白く話す人が成功する

2014-12-24 07:43:12 | 韓で遊ぶ

上司の誘導尋問に慎重に対処しなさい
「君は今やっている仕事が適性に合っていると思うか。」
ある日、急に上司からこのような質問を受けたならば、あなたはどう答えるだろうか。
あなたが新入社員だとか、入社して2,3年しか経っていないが、できがよい有望株ならばおそらくこのような答えをするはずだ。
「そうですね、まだよくわかりませんが、もう少し仕事を一生懸命習った後で考える問題のようです。」
「その後は、」
「、、、えっ。」
「だから、君はこの会社で最後まで仕事をする気持ちがある訳ではないのだね。もしここの仕事が適性にあっていなければ、会社を辞めて自分の事業をすることもあるし、でなければ職場を変わることもあるという話じゃないか。」
質問はだんだんおかしな方向に流れている。すなわち誘導尋問が始まっているのだ。
経歴が10年ぐらいになるベテランならば、上司のこのような質問に何か意図が敷かれているかもしれないと思うから、下手に答えるのが難しい。
大概、このような質問をする背景にはいくつかの理由がある。
一つ目、あなたの業務能力とか性格に不満がある場合。
彼は、おそらくあなたがこの職場に合わない人だと思っているのかも知れない。あなたが彼を失望させたということもありうるし、彼が無条件にあなたを気に入っていないのかも知れない。
二つ目、奮発を促す場合。
彼はあなたの能力とか人間的な面を大事に思っているが、あなたが会社に対してこれと言った愛着を持っていないと思っているのかも知れない。あなたを督励して勇気を盛り上げてやりたくて言っている言葉だと思いなさい。
三つ目、あなたを他の部署に移動させるための場合。
上司はすでにあなたを他部署に移動させようと決心したが、まずは本人の考えでも聞いてみて話を始めようとする場合。
どの場合であれ、入社10年目のベテランが上司からこのような質問を受けたならば、赤信号だと思って緊張しなければならない。
このような場合のために準備しておかなければならない言葉がある。
「実は、私も仕事ができるようになりたいのですが、まだ私の問題が何なのかわかりません。私としては、ここでもう少しよい成果を挙げたいのですが、部長が私に対して感じることがあったら、言ってくださることをお願いします。」
謙遜で正直な表現だが、この言葉には上司に対する信頼に加えて本人の意思がよく表れている。
まず、教えを請い、自分の意欲を表し、ただし最悪の場合を予見しているとしても、上司の意図を正確に把握するまでは、性急な結論を出さないように注意しなければならない。


上司は、このような時、誘導尋問をする。
一つ目、あなたの業務能力とか性格に不満がある場合。
二つ目、奮発を促す場合。
三つ目、部署移動がある場合。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

面白く話す人が成功する

2014-12-23 05:16:44 | 韓で遊ぶ

追い詰めて忠告すると毒舌になる
皆がそうだということはないだろうが、新入社員の中には仕事よりも個人的なことが優先され上司を慌てさせることもある。
仮に、仕事が後1時間で終わるという時、重要な指示を出したなら、その仕事が退社時間までに終わることなのかどうかから聞いてくる場合もある。学生時代にアルバイトをした経験のせいで、会社の仕事をしながらも、自分の労働を時間単位で売っているという潜在意識が強く現れるのだ。
もし、相手が女性職員ならば特に、上司として困る点がたくさんある。急に急ぎの仕事が生じて残業をしなければならないのに、一番必要な女性職員が難色を示したならばどうするか。
「私は、今日、残業できません。約束があります。」
しかし、彼女がいなければ複雑なグラフ作成は誰がするのだ。心の弱いパク部長としては苦しいことこの上ない。頭もよく、何でも教えたら理解が早くて期待が大きかった女性職員だった。それに、彼女のワードプロセッサーの実力は他の誰よりも信じるに値した。
入社して1ヶ月しかたたない新入社員の唐突な態度に慌てもしたが、だからと嫌だという残業を無理やりに強要する訳にもいかなかった。
「そうか、ならばこれ明日の午前中に全部やることができるか。」
「はい、わかりました。」
女性職員がきっぱりと言うので、パク部長は一旦ゆがんだ自尊心を回復したのだ。しかし、もっと奇特なことは、次の日の午前中に本当にその多くのグラフを全部処理したということだった。
「やはり、、、」
パク部長は、昨日退社時間になるや否や事務室を出て行った彼女の勇敢な姿(他の職員は6時30分になるにつれて少しずつ少しずつ出て行っているのに)を思い出しながらも、内心満足した心情だった。
しかし、何日か後、今度は問題の彼女が何の連絡も無く無断欠勤をしたのだ。パク部長としては慌てた。もちろん会社には有給休暇というものがあって本人が望んだ時はいつでも休むことができる。だからと言って前もって話をしなければならないのではないか。さらにあきれたことは、あくる日、何事も無かったかのように出勤した彼女の態度だった。
「昨日は何で欠勤したのだ。」
「家の用があって。」
それだけだった。
「家に何かあったらあったと事務室に連絡をしなければならないのではないか。」
心の中では言いたいことが山ほどあったが、パク部長はぐっと我慢して言った。まだ会社にもなれていない新入社員に、それも女性職員にあまり激しく対して傷つけたらとためらったのだった。
それから、1週間が過ぎないうちにまた事件が起きてしまった。たまたま、彼女が私用電話を30分以上しているのを見ることになった。退社時間の前にしなければならない仕事があるのに、周辺の状況にはお構いなく電話に夢中になっている彼女を待っていて内々いらいらした。
我慢できずパク部長が彼女を手招きした。それを見た後も5分電話を続けた彼女がやがてパク部長に前にやってきた。
「君はいったい会社を何だと思っているのだ。私的なことで無断欠勤をしない、残業はちゃんとする。会社が遊び場だとでも思っているのか。それから電話が長すぎる。」
その言葉に彼女の顔は青くなった。慌てた表情で部長をしばらく言葉もなく見つめていた彼女が一言言った。
「申し訳ありません。」
そして自分の席に帰ってしまった。
おそらく彼女の心の中には返す返すパク部長の絨毯攻撃がとげのようになって刺さっているはずだ。たとえ自分の間違いを認めたとしても、この間、注意を一度も与えず急に態度が変わった部長の仕打ちをどうやって受け入れることができるだろうか。
実際に彼女はまだ会社になれることができず、あたふたと自分勝手に行動する傾向があったのだ。そういう時は、誰かがその時々に注意を与えたならば、少しずつわかってくるものがあるはずだ。
しかし、パク部長はそれを一度に追い詰めてやったから、理性的な措置を取ることができず、結果的には盛り育とうとする新芽のような女性職員に、人知れず別名だけもらったことになる。
細かい人間ないしは変態と言う、、、、

※ 部下職員に忠告することがあったら、その時々確実にするのがいい。
  問題が起こっても、一度、二度不満を鎮めると結局いつか
  怒りが爆発して、互いによくないイメージに映るものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする