馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

三下り半 矢切の渡し 八代亜紀

2024-01-12 07:54:25 | 日記


                                    三下り半
三行半
昨年 秋 三行半のラインを送られたと
メールがきた。
私がラインをブロックしたからだ。
別に男女の痴話げんかではない。
チョットした会話の誤解から生じた。
仲直りするけれどね。
それで思い出したのだ。
55年前の三下り半の出来事。


三下り半のお言葉に、思わず目が・になるのではなく飛び出した。
大学4年の時のガールフレンドはワンダーフォーゲル部の3年生
一目惚れして強引に付き合った。
青春無頼の無茶ぶりだ。


アメリカ アイビーのツタが絡まるチャペルの下。
桜吹雪が舞うキャンパスでLOVE PLAYを謳歌


伊藤左千夫の小説 野菊の墓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E8%8F%8A%E3%81%AE%E5%A2%93
彼女は江戸川辺近くに住まいがあった。
秋の訪れの風が吹く江戸川
緩やかにながれる川面に月夜が照らす。
土手に当時 三菱ギャラン車を停めて青春グラフィティの会話中
喧嘩になり、彼女は車を飛び出し土手を泣きながら家路に向かう。
追いかける僕。
彼女が急に立ち止まる。
「バッグを忘れたの」
それで車に戻り仲直り。
結局、最後は、僕の同期でワンダーフォーゲル部の男に言った
「三下り半を突き付けられた」と泣いた。
20歳そこそこの女セリフに
同期は「三下り半」の泣き言に思わずビックリ!

結局、青春のラブストーリーは別れる結末に行き着く。
後年 気位の高い彼女と階級差があり
所詮、貧乏人の次男坊とは叶わぬものと気づいた。
後に、僕は結婚して、最初に住んだのが
江戸川べりの、名称野菊野団地

男はあっというまに火がつく直ぐ冷える
女はアイロンみたいに熱くなる。




尾瀬ケ原の眠れぬ夜。エピローグからプロローグへ。 - 馬鹿も一心! (goo.ne.jp)

https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/b6fe3732c886cf3675fc08600b55af13

矢切の渡し 宴 八代亜紀


執念の生命力

2024-01-11 08:42:58 | 日記
「哲学者 中島義道の言葉」
私は若い頃「危険と」「安全だったら」
「危険」のほうを選ぶようにしました。
「危険な状態にある」
「犠牲をはらう」ことでないと強さは身に着かないように思います。
つまんない仕事に向き合うかを「自分で」考えると強さが身につくと思います。
コロナ禍という状況の中で。「死ぬこと」「残酷さ」「不平等さ」「理不尽さ」
が見えてきたけれど私はその方が生き甲斐を感じられます。
「明日死ぬかかもしれない」と思うほうが生きられる。
強さを身につけやすいということです。




視界は白い闇。
【BS日本・こころの歌】野風増 − FORESTA




非売品の焼酎。八代亜紀さんを偲んで。

2024-01-10 06:18:41 | 日記


娘が年始で我が家に挨拶に来た時
持参した焼酎をロックで飲んだ。

うん!これはは焼酎なのか?
透明なワインな喉越し。
なかなかいける!
黒糖焼酎と明記
ネットで調べたが、検索出来ず。
娘に訊ねた。
lineでの回答

膠原病
山岳部先輩は、膠原病で一昨年死去
肺炎 治癒は不可能であった。
私の妻を紹介してくれた。
ヒマラヤヌンの登攀隊長でであった。


八代亜紀 / 舟唄 (1981)

シングルファザーと4歳の息子 

2024-01-08 09:21:37 | 日記
シングルファザー

2/17公開『いつかの君にもわかること』予告編

俺は予告編と本編を10分程見ながら涙が滴る。
シングルファーザーの息子と7歳の孫娘を投影させるのだ。

いつかの君にもわかる
https://eiga.com/movie/98486/
映画『いつかの君にもわかること』本編映像  


俺は予告編と本編を10分程見ながら涙が滴る。
男の表情が孤独と行く末を案じる顔が忍びない
息子の舌足らずの言葉と父を見詰める目に
言い顕わせない感情が通底が滲み出る。


シングルファーザーの息子と7歳の孫娘を投影させるのだ。
息子は7歳の娘と二人暮らしだ。
朝ご飯をつくり食べさせる
洗濯、掃除して、仕事に取り掛かる。
学童保育が終わる頃、迎えに行く。
住いのマンション4階に居住するが
娘はエレベーターは使わせず、
不審者を一緒になるのを考慮して階段を上がる。
仕事では都心まで自転車を使う。
転倒骨折して死にかけた。
https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/c0ac5ff41560e85c1a705e79321ab302
妻が乗り駅まで迎えに行く
電車、バスに乗れない息子。
イケメンで穏やかな話し方
中国語英語会話が出来て貿易の仕事
障害者マークをカバンにぶら下げている。

道行く人は、不思議そうにチラ見する。
5日6日 我が家にやって来た。
孫娘は、ここぞとばかり、いっぱいの王女様になり
爺さん婆さんに命令する。
ニコヤカニ従う老夫婦。
6日 イクスピアリのサイゼリアで食事
孫娘が爺さんを邪推するように見詰める。
「おじいちゃん いっぱいだけだよ」
妻が解説する。
「お酒のことよ」
体を心配してのことだ。
清く正しく美しく、そんな綺麗事では世の中渡っていけない。
2代目は父親の困苦奮闘を身近に感じ取り学ぶ。
サラリーマン社会で体験できない。
反知性主義の実体験が生存競争に生き抜けるのだ。
お勉強だけでは学べない
世襲でも譲渡でもない。
50余年の苦い人生実体験による蓄積だ。
反面教師なるもので学んだ。
自分なりの暗黙知だ。
生きているうちに伝えなければならない。
息子と孫娘は上流だ。
老夫婦は下流の河口までもう直ぐだ
限られた命が刻一刻近づく。
取り戻せない時間の中に、人生のささやかな幸せと儚さが潜んでいる。
富貴在天 
財産や地位は天命によって決まっており、人の思い通りにはならない。
一切是命運決定
死ぬか居きるかは天命による、富貴になるかどうかも天命による。
所詮人間の力ではどうにもならない。
息子と孫娘をイクスピアリのブルーライトの中
手つなぎの二人を離れて見詰めた。
無邪気な孫娘と息子を思い
これからの難局を乗り越えようと決意した。

息子は7月に時代小説で特別賞を受賞
売れない作家でもある。







【BS日本・こころの歌】誕生 − FORESTA

命は、予期せぬ幸不幸で運ばれる。

2024-01-04 08:22:10 | 日記
トランスハンダ付け

令和5年12月31日 大晦日朝9時 防寒の装いでトランスハンダ付け
午後4時まで続く。
トランス製作作業は1月8日まで毎日。
夫婦二人暮らし、現役で仕事しているが、
年末年始は、電話、メール 問い合わせもなく雑務に追われない。
元旦の夕刻 家族そろっての団欒が始まろうとしていた。
北陸に大打撃が襲った。
一体何故 平穏な暮らしを営む。
何と不条理なことか
AIの進化があっても人生は予測できないものた。
1月2日11時ショッピングモールの一角
人だかり

人気の蒙古タンメン店
若者じゃないと、食べきれない。
1月3日 久しぶりに茜浜に向かう。
心が不安定で揺れ動く時、安穏を求めて来る海浜霊園を抜けて

東京湾最奥の海は数組の家族と釣り人
静かだ。

茜浜遠望  

成田空港からの発着便が大空を行き交い雲間に消える。
富士は霞の中だ。
コロナ。戦争、災害 民主国家、専制国家
全て犠牲は庶民
混沌とした娑婆を生き抜くことは運命という
字の如し 命は、予期せぬ幸不幸で運ばれる。


空港と寝袋。
https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/c2b0e3f9de148314a34f75bb812564fe

【BS日本・こころの歌】悲しき口笛 − FORESTA