鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。
★★ コサギの夢 ★★
見て見て、ボクの黄色いシューズ!
ピンクのシューズなんかに負けない!
これで、オリンピックを目指すんだ!
あとは・・・
ひたすら・・・
走り込むのみ!
●●● サギデカのつぶやき ●●●
私はダイサギ。
この界隈で1番デカい白鷺。
したがって、
この界隈の治安を守るのは、
デカい私の仕事。
さて、見回りに出掛けることにしよう。
不法投棄をする不届き者は、
見つけたら、つっついてやる!
おっ、カルガモくんたち。
近頃、サギが横行しているから、
カモにされないよう、
じゅうぶん気を付けるように!
しかし、治安を守ると言うのも、
実に疲れる。
あ~、肩が凝った・・・
『 それが見えたら・・・ 』
1羽のアオサギが飛んで来た。
無事に着水。
あなたには、それが見えますか?
落武者の亡霊が・・・
近所の川の冬の常連さん、
いつも1番乗りはコガモたち。
11月には、姿を見せ始める。
オスのお尻の両サイド、
白っぽく写っているけれど、
実際は、もう少し黄色。
この黄色い三角旗を、
メスに見せつけてアピールするらしい。
メスは、
その三角旗の何を見ているのかな?
黄色の鮮やかさ?
それとも、大きさだろうか?
こちらも常連、ヒドリガモたち。
オスはクリーム色の頭が目立つ。
メスは、全体に赤みの強い褐色。
オス、メスともに、
他の鴨たちよりも赤みが強いので、
「緋」鳥鴨らしい。
別のグループにいたオス、
目の後方が、やや緑色を帯びている。
アメリカ大陸には、この緑色が、
まるでマガモの緑のように鮮やかな、
アメリカヒドリと言う種類がいるらしい。
ごくごくたま~に、
飛来することがあるそうだけれど、
私はまだお目にかかったことはない。
お馴染みマガモのカップル。
この川では、
ここ数年、何組かが繁殖して、
初夏に、
可愛いヒナたちの姿を見せてくれる。
その可愛さに、
毎日のように足を運ぶおばVAN。
だけど、
やれ大雨だ!とか、なんとかで、
ヒナの数が減ったり、
そうかと思うと、
別の親子連れが現れたり、
一喜一憂する毎日が続くのだ。
さて、今年はどうなることやら・・・