おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

オオモモブトスカシバ ~フッサフサあんよのスカシバ蛾~

2021年06月06日 21時58分47秒 | 虫さん
里山の虫さんたちも、まだ終わらず・・・
在庫虫も、何がいたかも忘れかけ・・・
それなのに、ま~た虫さん探しに出掛け、
初めて逢う虫さんに大喜びして、
前の虫さん差し置いて記事にする私。
節操がないのか・・・
単なる新しモン好きなのか・・・

この春から通っている里山では、
行く度に初めての虫さんに出逢うのは、
もう当たり前のこと。
でも、自宅近所のいつもの川辺の散歩道で、
この子に逢ったのは初めて!
もう何年も前からウロウロしてたのにね~。





最初は、オレンジ色だけが目に付いて、
ハナバチかな?と、思った。



良く見ていると、ホウジャク系?かと・・・

ともかく、ず~っと飛んでいる。
なかなか止まってくれない。
ちょっと離れた所に、
止まっている別の個体を見つけてパシャ!
そして、すぐに確認。



んん~? 何、この毛むくじゃら~!?


毛むくじゃらなのは、後脚?

初めて逢う虫さん。
蛾であることは、間違いない。
まず、あのオオスカシバが属する、
スズメガ科ホウジャク亜科から、
探してみたけれど見つからない。

ああ、そうだ!
スカシバガ科と言うのがあったんだ。
ここが、ややこしいのよね~。
オオスカシバは、
名前にスカシバと付くけれど、
スカシバガ科ではなく、スズメガ科。



スカシバガ科で見つけた。
オオモモブトスカシバだった。
良く似たのに、
シタキモモブトスカシバがいたけれど、
たぶん、
オオモモブトスカシバの方だと思う。



オオモモブトスカシバと、
シタキモモブトスカシバは、
長い間混同されていたけれど、
1987年に分離されたらしい。
オオモモブトスカシバの方が南方系。



いつもの散歩道なのにね~、
自宅のご近所なのにね~、
こんな新しい出逢いがあるから、
虫さん探しはやめられな~い(笑)