鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。
お昼休みに、仕事場の近くの、
クロマダラソテツシジミのポイントへ・・・
この子がいたのは、とある民家の庭先。
ここのお宅にソテツがあるのかな~?
首を伸ばして見たけれど、分からない。
ソテツは分からなかったけれど、
ホトトギスが一輪だけ咲いていた。
別のクロマダラソテツシジミがやって来た。
あれ、この子、翅が・・・!?
歪んでる?
それと、脚・・・
4本しかないや~ん!
翅と、脚・・・
羽化不全なのかな~?
飛ぶのに不自由はしてないようだけれど・・・
毎朝のコスズメ・チェック。
1番最初に蛹化したイッチでも、
羽化までまだ数日ある。
チェックするほどのことは特段ない。
乾燥防止のために入れている水、
その補充ぐらい。
それが・・・ 今朝・・・
なんじゃこりゃ~!
一瞬、頭の中、真っ白・・・
5秒間ぐらい、思考が停止してた。
寄生蜂だ!
イッチ、神社生活中に、
卵を産み付けられていたんだ。
もう今更イッチをどうこうしようがない。
飼育ケースをベランダに持ち出し、
フタを開けっ放しにして来た。
綺麗な飴色。
たぶん、アメバチの仲間だろう。
イッチが作った薄い繭状の蛹室の中で、
まだ蠢いているヤツがいた。
私は、
君たちを育てたつもりはな~い!