おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

おばVAN歩けば虫に当たる、か・・・ 

2021年10月20日 15時10分47秒 | 虫さん
金木犀が咲かない!
もう10月も20日だと言うのに~!
例年だと、金木犀の香りが漂って、
あ~、10月になったな~と、
シミジミしちゃうのに・・・

関東などでは、9月初旬に咲いて、
その後10月に入って二度咲きした!
と話題になっていたのに、
福岡では、その香りすらしない。

昨日帰宅して、
そう言えば、マンションの敷地内にも、
金木犀の樹があったよね~と、
様子を見に行った。

う~ん、蕾すらついていない・・・
どうしたことやら・・・

で、隣の樹が、ふと気になった。



何か、白いものがチラチラしている。
けっこう高い所だ。




モンシロチョウだった。
何やってんの、そんな所で・・・?




けっこう風が強くて、
右へ左へと煽られていた。
気分は、ゼフィルス

ゼフィルスとは、
樹上性のシジミ蝶たちのこと。
私はまだ、お目にかかったことがない。
ゼフィルスの多くは、
奥深い山や高原に生息しているらしい。




夜、ゴミを捨てるために部屋を出た。
福岡市は、ゴミは夜間収集なのだ。
階段を下りていたら、
途中の踊り場で、ヤツと遭遇!

わ~い、ワモンゴキブリだ~!
       って、普通、喜ぶかぁ~(笑)

さすがの私でも、
ゴミ出しにカメラは持参してはいない。
一旦、ゴミを捨てて部屋に戻り、
カメラを握りしめて再び階段踊り場へ。
部屋に戻るのには、
時短のためエレベーターを使った。
そこにそのまんま居てくれよ~と願いつつ・・・

いた~!



以後、Gの写真が続きます。
お嫌な方は、ここまでに・・・






ワモンゴキブリ
胸部にリング状の斑紋(輪紋)があり、
それがワモンゴキブリの名の由来。
もともと南方系のゴキブリで、
九州南部から、南西諸島・沖縄、
小笠原諸島などに分布していたけれど、
近年北上が各地で確認されている。



寒さに弱く、
気温20℃以下では活動出来ないらしい。




ここ数日、福岡でも冷え込む。
夕べも、かなり冷えた。
きっと、
とんでもない所に来てしまった~!
と、後悔しているだろう。




このGを撮っている時、
とってもドキドキした。
誰かに見られてはいないだろうか?
って・・・

土手道や公園で、
「何撮ってんですか?」と、
声を掛けられることはたまにある。
その人たちの目にも見える蝶・・・
とかなら、まだいいけれど、
そうじゃないちっこい虫さん、
カメムシやハムシだったら、
ただ『虫』としか言いようがなく・・・(笑)
「はあ~?」と不思議な顔をされる。
別に、見ず知らずの人に、
変なオバサンと思われるのは、
一向に構わない。

でも、出来ることならば、
同じマンションの人間には、
見られたくないし、
見られない方がいいに越してる。
特に、それがGの時には・・・

「〇〇〇号室の〇〇さん、
 Gの写真やら撮りよんしゃったよ!」
「わ~、気持ち悪~!」

・・・で、済めばいいけれど、
噂話と言うものは、
尾ヒレが付いて回るもんだ。

「〇〇〇号室の〇〇さん、
 部屋でGを飼っとんしゃあらしいよ」
「そうそう、こないだ、
 虫カゴ持っとんしゃった!」
「うわぁ~、やっぱり~!?」

とかなったら・・・ 困る。




今朝、仕事場の近くの金木犀の樹も、
見に行ってみた。
蕾らしきもの、全くついていなかった。

近くの野良里芋の葉っぱの上に・・・


チャバネセセリ
なんか、寒そうだった。