おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

ナガサキアゲハの幼虫、見~っけ!

2021年10月27日 14時42分41秒 | 虫さん
ナガサキアゲハの幼虫・・・
つまり、本日も芋虫。
毎日毎日芋虫で申し訳ないっ!
秋の大収穫祭だと思って、ご容赦を・・・

100%芋虫(今日は青虫)なので、
お嫌いな方は、ご遠慮下さいませ。





昨日、仕事場のお隣の夏みかんの樹に、
アゲハ蝶の幼虫がいるのを発見!




お~、これは、ナガサキアゲハだね~。
5cmほどの終齢幼虫。


ナガサキアゲハは、
九州ではごく普通に見かける、
大型の黒いアゲハ蝶。

ちなみに、ご両親はコチラ 👇



お母さんには、白い斑紋。


お父さんは、ほぼ真っ黒クロスケ。




ムニムニと・・・


方向転換?



完了!


他にはいないかな?と探すと・・・


やっぱり・・・(笑)


こちらはまだ中齢幼虫。



それから、
鳥のフンに擬態している若齢幼虫。
まだ1.5cmほど。


以上、
3頭のナガサキアゲハ幼虫を確認。
さて、どうしよ~(笑)



終齢の子に、ちょっと触ってみたら・・・



ガオ~~~ッ!


めちゃくちゃ怒られた!


アゲハ蝶の幼虫が持つこの臭角、
威嚇のためなんだけれど、
その名の通り、とっても臭い。
このナガサキアゲハ幼虫の臭角は、
猫のオシッコに酢を混ぜたような臭い?(笑)



臭角、格納!

この臭角、
あまり頻繁に出し入れしていると、
ちゃんと格納出来なくなって、
死んじゃう個体が多いんだって・・・





今朝の終齢幼虫。
朝陽を浴びながらお食事中。



さて、この子たち、
ど~しよっかな~?と思っていたら、
同じ福岡市内に住む虫好きさんと、
たまたま連絡が付き、
同じ区内に住んでいることが判明。
たくさんの蝶の幼虫、
特にアゲハ蝶を育て上げて、
無事に羽化させて来ている彼女。
その彼女に、
この子たちを託すことにした。
幼虫の飼育に不慣れな私が育てるよりも、
その方が彼らにとっては幸せだろう。