鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。
初っ端から、青芋虫の動画です!
今回も、青芋虫&蛹のオンパレード。
お嫌いな方は、ご遠慮下さいますよう、
お願い致します。
21日に、前蛹になった1号先輩、
23日の夜、最終脱皮。
いよいよ蛹になる!
脱皮の終盤を動画に撮った。
あまりに激しく動くので、
糸が切れて落っこちるのではないか?
と、心配で目が離せなかった。
9時頃に、脱皮完了。
先輩、お疲れ様~!
しばらく経って見たら、
蛹っぽい格好になっていた。
プラスチックのケース越しなので、
なかなかピントが合わない。
でも今は、振動を与えたりしないよう、
じっと我慢だ。
翌朝、茶色っぽく変化していた。
でもまだ、完了ではないだろう。
先輩は、お行儀がいいのか、
自分の脱いだもんとヘルメット、
胸のあたりに抱えたまんまだ。(笑)
今朝は、ずいぶん蛹らしくなっていた。
もう、多少動かしても大丈夫だろうか?
たすき掛けの糸がイマイチ弱そうなので、
何らかの補強をしたいと思っている。
段ボールの上で蛹になってくれたから、
後々いじりやすくて良かったな~と思う。
さて、残りの4頭だけれど・・・
次の蛹化予定は、2号影。
影が終齢になったのは、先輩の2日後。
単純に考えれば、
蛹化も先輩の2日遅れぐらいだろうと・・・
右が3号光、左が4号チビ。
チビが終齢になったのは、
先輩が蛹になった日、23日。
チビが蛹になるのはまだまだ先。
12月に入ってからだ。
この子が5号、新入りの新ちゃん。
保護した時、とてもちっこくて、
チビと名付けた4号よりも小さくて・・・
21日、先輩の蛹化が始まって、
ばあやがオロオロしている真っ最中に脱皮。
えっ!?っと思った。
ああ、この子はまだ3齢だったんだ。
この脱皮で4齢になったんだ!
と、その時は納得したんだけれど、
翌日見てみたら・・・
あら、終齢になってるやん!
それにしても、小さいな~、3cmもない。
この時点で、
まだ4齢のチビよりも、小さいのだ。
下にいるのは光。
終齢になった順に蛹化するだろう。
そう、思っていた。
次は影で、光、新ちゃん、チビの順。
それなのにこの光が、番狂わせしてくれた。
昨日の夜、光に蛹化の前兆が!
大量の体液を排出した後、
ケースの中を徘徊し始めた。
先輩が蛹になっているケースへ移したら、
またもや私の思惑通り、
コーナーに貼り付けていた段ボール上へ。
しめしめ・・・
今朝確認したら・・・
昨夜と同じ場所で、じっとしていた。
糸掛けは、まだのようだ。
今日帰宅した頃には、
前蛹になっているはず・・・
光たちの写真を撮っていたら、
猫たちが入って来た。
夜の間は、
猫たちが悪戯したらまずいので、
物置部屋に入れている。
私が仕事に行っている間は、
少し陽の当たる私の寝室の窓際へ。
帰宅後はキッチンで、掃除やらなんやら。
そしてまた、物置部屋。
蛹になってしまったら、
寒~いベランダへお引越しの予定。
可哀そうだけれど、
真冬に羽化してしまう方が、悲劇だ。
先週土曜日に訪れた夜須高原記念の森。
1番の目的は、色付いたメタセコイア。
次は、もうそろそろ来てるかな~の冬鳥さん。
虫さんは、あまり期待はしていなかった。
でも、とってもいいお天気で、
越冬組の蝶たちにとっては、
絶好の日光浴日和だったのだろう。
高~い樹の上に、ちっこい蝶。
あれは、たぶん・・・
やっぱり、ムラサキシジミ。
降りて来てくれないかな?と、
しばらく粘ったけれど、駄目だった。
代わりに、やって来てくれたのは・・・
ウラギンシジミの男の子。
撮って、撮って~!
と言わんばかりに、翅パッカ~ン(笑)
お陽さまサンサンだったもんね~。
赤トンボも日光浴?
トンボは難しいけれど、この子は判る!
マユタテアカネの男の子。
もうこの時期、
虫さんは少ないと覚悟はしていたけれど・・・
カメムシに懐かれてもね~(笑)
茶色いカメムシの代表選手、クサギカメムシ。
あと見かけたのは、
アカタテハにキタテハ。
ムラサキシジミ、ウラギンシジミと共に、
成虫で越冬する蝶たち。
ここは福岡の中でも寒い所だから、
頑張って、無事に春を迎えて欲しいな。
ハイ、お久しぶり(?)の青芋虫です。
ナガサキアゲハの幼虫1号「先輩」が、
日曜日、前蛹になりました!
前編オール青芋虫ですので、
お嫌いな方は、即ご退室下さいませ。
金曜日の夜、
夏ミカンの葉っぱを全て交換。
その折、初の集合写真を撮ることに・・・
13日の記事の時点では、
4頭だったけれど、
そのあと、また1頭増えた。(笑)
左から、
そろそろ蛹化するであろう1号「先輩」
先輩より2日遅れで終齢になった2号「影」
3号「光」は、それから4日後終齢。
4号「チビ」は今日明日終齢になるだろう。
そして5号は新入りなので「新」
とてもちっこかったので、
3齢かなと思っていたんだけれど、
4齢幼虫だったようだ。(後で判明)
たぶん先輩が近く蛹になるだろうから、
これが最初で最後の集合写真かな?
そう思っていたら、案の定だった。
日曜日は車中泊明けだったのだけれど、
お天気がイマイチだったし、
行きたい場所も、これと言ってなく、
9時には自宅へ帰って来た。
先輩のことも気掛かりだった。
変な所(フタの裏とか)で蛹化されたら、
あとあと困る。
帰宅して、飼育ケースを覗いたら、
先輩がケースの底に転がっていた!
横向きで、丸まって・・・
焦った!(なので写真なし)
死んじゃってるのか!?と思った。
でも、割り箸を差し出したら、
ノソノソと登って来た。
先輩の体、明らかに前日と違う。
枯れたような色になって、
ムッチムチだったのが、
しぼんでしまっている。
ケースの中を確認すると、
体液が流れ出た形跡があった。
蛹化が始まったな、と確信。
ナミアゲハの蛹が入っているケースで、
先輩も蛹になってもらうことに・・・
割り箸で蛹になってくれると、
理想的なんだけどな~。
だけど、そう思うようにはいかない。
割り箸を何度か登ったり降りたり、
その後、ケースの壁面をウロウロと・・・
コーナーの辺りを、
しきりにチェックしているけれど、
なんか気に入らない模様。
そこで、ふと思いついて、
ケースの四隅に段ボールを貼り付けた。
これからしばらく眠りにつく場所、
スケスケの丸見えより、
視野が遮られた方が安眠出来るよね。
今度は、私の思惑通り。
段ボールの上を登って行って・・・
しばしチェックしていたけれど・・・
やっと納得したみたい。
これが、11時頃。
これで私も、自分のことが出来る。
車中泊の後片付けや、洗濯、
お昼ご飯を食べ、写真の整理など。
夕方4時頃、先輩の様子を見たら・・・
え~、逆さまになってるし~!
お~い先輩、大丈夫かぁ~!?
まさかその態勢で蛹化はしないよね~?
まだ、糸掛けもしてないし・・・
そして、6時頃、
やっと糸掛けが始まった。
まず、お尻から糸を出して固定。
そのあと、たすき掛け。
蝶の幼虫が蛹になるために、
自分の体を糸で固定するのって、
生まれて初めて見た。
去年のイシガケチョウは、
ぶら下がりタイプの蛹だったし。
卵から孵化して、
食べて、排せつして、
数度の脱皮をして・・・
それは成り行き的なものだろうけれど、
蛹になるために、
自分の体を固定するなんて、
誰からも教えられた訳じゃなく、
事前に練習するでもなく、
たった一人で黙々とやっている。
昆虫すごいぜ!としか言いようがない。
7時、約1時間かけての糸掛け終了。
先輩、お疲れさま!
次は、いよいよ最終脱皮。
それが終わったら、
春まで寝てていいんだから、
頑張ろ~ね!
夜須高原記念の森で、
色付いたメタセコイアや紅葉を堪能して、
次は、山に沈む夕陽だね、と、
眺めのいい場所を探しながら走る。
夜須高原から国道へ降りる途中に、
展望広場なるものがあった。
駐車場完備だし、展望台もある。
よくある写真付きの解説プレートもあった。
あれが〇〇山で~みたいな・・・
でもね、樹々に遮られて半分以上見えない。
私にとっては、半分見えなくても、
陽が沈む所さえ見えたらいいんだけれど・・・
駄目だね、ここは・・・
結局、車中泊予定の道の駅へ。
日没まで、まだ時間があったので、
里山の方を歩いて回った。
西日に照らされて、銀杏が美しい。
たわわに実った柿の樹。
渋柿なのかな~?
山に沈む夕陽を眺めるのに、
去年見付けた場所。
電線なんかが、写り込まない、
ある意味、稀な場所。
この夕陽、西の海では、
ダルマさんになっているのかも~。
道の駅に戻り、
次は山から昇る月を待った。
出た!
海から昇る満月を見てみたい!
と、去年から言っているけれど、
いまだ叶わず。
前日の満月が、
ほぼ皆既月食みたいな部分月食だった。
一日ズレていたら、良かったのにな~。
この日の朝は、4時半起きで、
寝たのが2時過ぎだったから、
2時間ほどしか寝ていなかった。
月の出を見て、
カップ麺をすすりながら、
缶ビール2本飲んだら、
8時頃には寝てしまった。
缶ビール2本も飲んでいるから、
絶対夜中にトイレ行きたくなって、
目が覚めるだろ~と思っていたのに、
起きたの6時半。
すごい・・・ 10時間も爆睡してた~!
明るくなって、まわりを見回すと・・・
キャンピングカーだらけ・・・
これ、カッコいいね~!
色のせいかな?
これは、レンタカーだった。
もう1台止まっていたけれど、
明るくなる前にいなくなっていた。
この日の朝、
ここで車中泊していた車は15台ほど。
そのうち5台がキャンピングカー!
すごいね~。
私が車中泊を始めた3年前より、
確実に多くなっている。
キャンピングカーのユーザーって、
ある程度ご高齢のご夫婦が多いんだろう。
トイレや調理設備が付いていて、
それはそれは便利だろうな~とは思う。
でも、やっぱり、最終的には、
奥さんが大変なんじゃないかな?
なまじ調理設備が整っていたら、
料理しなきゃいけないし、
片付け物もあるし・・・
帰宅したら、帰宅したで、
洗濯物もドッチャリ・・・とか。
私だったら・・・ まっぴらごめんだ!
色付いたメタセコイアが見たくて、
土曜日は夜須高原へ出掛けた。
今まで、ここへ行っていたのはいつも冬。
冬鳥目当てだったから・・・
紅葉の季節は、初めてだ。
モミジ系は、
紅葉の盛りは過ぎていたようだけれど、
まだまだ遠目には美しい。
メタセコイアの葉っぱは、
鳥さんの羽根のようだ。
ちょっと丘のようになった所に、
鮮やかなモミジが数本。
綺麗なんだけれどね~、
なんか、ちょっと、不思議な・・・
と言うか、違和感があるのは何故だろう。
日本人の感覚にそぐわないのか・・・?
あまりに、明る過ぎる。
ほのぼの、と言うか・・・
う~ん、なんかね~。
少し、しっとりとした、
ほの暗い中での紅葉の方が、
好きかも知れない。