おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

ナガサキアゲハの子供たち ~先輩の最終脱皮と光が蛹化へ~

2021年11月25日 13時56分10秒 | 虫さん
初っ端から、青芋虫の動画です!
今回も、青芋虫&蛹のオンパレード。
お嫌いな方は、ご遠慮下さいますよう、
お願い致します。




21日に、前蛹になった1号先輩
23日の夜、最終脱皮。
いよいよ蛹になる!

脱皮の終盤を動画に撮った。


あまりに激しく動くので、
糸が切れて落っこちるのではないか?
と、心配で目が離せなかった。



9時頃に、脱皮完了。
先輩、お疲れ様~!




しばらく経って見たら、
蛹っぽい格好になっていた。


プラスチックのケース越しなので、
なかなかピントが合わない。
でも今は、振動を与えたりしないよう、
じっと我慢だ。





翌朝、茶色っぽく変化していた。
でもまだ、完了ではないだろう。


先輩は、お行儀がいいのか、
自分の脱いだもんとヘルメット、
胸のあたりに抱えたまんまだ。(笑)





今朝は、ずいぶん蛹らしくなっていた。


もう、多少動かしても大丈夫だろうか?
たすき掛けの糸がイマイチ弱そうなので、
何らかの補強をしたいと思っている。
段ボールの上で蛹になってくれたから、
後々いじりやすくて良かったな~と思う。



さて、残りの4頭だけれど・・・



次の蛹化予定は、2号



が終齢になったのは、先輩の2日後。
単純に考えれば、
蛹化も先輩の2日遅れぐらいだろうと・・・





右が3号、左が4号チビ
チビが終齢になったのは、
先輩が蛹になった日、23日。
チビが蛹になるのはまだまだ先。
12月に入ってからだ。




この子が5号、新入りの新ちゃん
保護した時、とてもちっこくて、
チビと名付けた4号よりも小さくて・・・

21日、先輩の蛹化が始まって、
ばあやがオロオロしている真っ最中に脱皮。
えっ!?っと思った。
ああ、この子はまだ3齢だったんだ。
この脱皮で4齢になったんだ!
と、その時は納得したんだけれど、
翌日見てみたら・・・



あら、終齢になってるやん!
それにしても、小さいな~、3cmもない。



この時点で、
まだ4齢のチビよりも、小さいのだ。



下にいるのは
終齢になった順に蛹化するだろう。
そう、思っていた。
次はで、新ちゃんチビの順。
それなのにこのが、番狂わせしてくれた。

昨日の夜、に蛹化の前兆が!
大量の体液を排出した後、
ケースの中を徘徊し始めた。

先輩が蛹になっているケースへ移したら、
またもや私の思惑通り、
コーナーに貼り付けていた段ボール上へ。
しめしめ・・・

今朝確認したら・・・



昨夜と同じ場所で、じっとしていた。


糸掛けは、まだのようだ。
今日帰宅した頃には、
前蛹になっているはず・・・




たちの写真を撮っていたら、
猫たちが入って来た。
夜の間は、
猫たちが悪戯したらまずいので、
物置部屋に入れている。
私が仕事に行っている間は、
少し陽の当たる私の寝室の窓際へ。
帰宅後はキッチンで、掃除やらなんやら。
そしてまた、物置部屋。
蛹になってしまったら、
寒~いベランダへお引越しの予定。
可哀そうだけれど、
真冬に羽化してしまう方が、悲劇だ。






MUSIMUSI 2021/11/20 夜須高原記念の森で出逢った虫さんたち

2021年11月24日 10時09分18秒 | 虫さん


先週土曜日に訪れた夜須高原記念の森。
1番の目的は、色付いたメタセコイア。
次は、もうそろそろ来てるかな~の冬鳥さん。
虫さんは、あまり期待はしていなかった。
でも、とってもいいお天気で、
越冬組の蝶たちにとっては、
絶好の日光浴日和だったのだろう。





高~い樹の上に、ちっこい蝶。
あれは、たぶん・・・


やっぱり、ムラサキシジミ
降りて来てくれないかな?と、
しばらく粘ったけれど、駄目だった。



代わりに、やって来てくれたのは・・・



ウラギンシジミの男の子。


撮って、撮って~!
と言わんばかりに、翅パッカ~ン(笑)


お陽さまサンサンだったもんね~。




赤トンボも日光浴?


トンボは難しいけれど、この子は判る!
マユタテアカネの男の子。



もうこの時期、
虫さんは少ないと覚悟はしていたけれど・・・


カメムシに懐かれてもね~(笑)
茶色いカメムシの代表選手、クサギカメムシ。



あと見かけたのは、
アカタテハキタテハ
ムラサキシジミウラギンシジミと共に、
成虫で越冬する蝶たち。
ここは福岡の中でも寒い所だから、
頑張って、無事に春を迎えて欲しいな。







ナガサキアゲハの幼虫 ~先輩が前蛹になった!~

2021年11月23日 00時15分31秒 | 虫さん
ハイ、お久しぶり(?)の青芋虫です。
ナガサキアゲハの幼虫1号「先輩」が、
日曜日、前蛹になりました!
前編オール青芋虫ですので、
お嫌いな方は、即ご退室下さいませ。





金曜日の夜、
夏ミカンの葉っぱを全て交換。
その折、初の集合写真を撮ることに・・・



13日の記事の時点では、
4頭だったけれど、
そのあと、また1頭増えた。(笑)

左から、
そろそろ蛹化するであろう1号「先輩
先輩より2日遅れで終齢になった2号「
3号「」は、それから4日後終齢。
4号「チビ」は今日明日終齢になるだろう。
そして5号は新入りなので「
とてもちっこかったので、
3齢かなと思っていたんだけれど、
4齢幼虫だったようだ。(後で判明)



たぶん先輩が近く蛹になるだろうから、
これが最初で最後の集合写真かな?
そう思っていたら、案の定だった。



日曜日は車中泊明けだったのだけれど、
お天気がイマイチだったし、
行きたい場所も、これと言ってなく、
9時には自宅へ帰って来た。
先輩のことも気掛かりだった。
変な所(フタの裏とか)で蛹化されたら、
あとあと困る。



帰宅して、飼育ケースを覗いたら、
先輩がケースの底に転がっていた!
横向きで、丸まって・・・
焦った!(なので写真なし)
死んじゃってるのか!?と思った。



でも、割り箸を差し出したら、
ノソノソと登って来た。



先輩の体、明らかに前日と違う。
枯れたような色になって、
ムッチムチだったのが、
しぼんでしまっている。
ケースの中を確認すると、
体液が流れ出た形跡があった。
蛹化が始まったな、と確信。


ナミアゲハの蛹が入っているケースで、
先輩も蛹になってもらうことに・・・



割り箸で蛹になってくれると、
理想的なんだけどな~。
だけど、そう思うようにはいかない。
割り箸を何度か登ったり降りたり、
その後、ケースの壁面をウロウロと・・・
コーナーの辺りを、
しきりにチェックしているけれど、
なんか気に入らない模様。


そこで、ふと思いついて、
ケースの四隅に段ボールを貼り付けた。


これからしばらく眠りにつく場所、
スケスケの丸見えより、
視野が遮られた方が安眠出来るよね。


今度は、私の思惑通り。


段ボールの上を登って行って・・・



しばしチェックしていたけれど・・・


やっと納得したみたい。

これが、11時頃。
これで私も、自分のことが出来る。
車中泊の後片付けや、洗濯、
お昼ご飯を食べ、写真の整理など。
夕方4時頃、先輩の様子を見たら・・・


え~、逆さまになってるし~!
お~い先輩、大丈夫かぁ~!?
まさかその態勢で蛹化はしないよね~?
まだ、糸掛けもしてないし・・・

そして、6時頃、
やっと糸掛けが始まった。
まず、お尻から糸を出して固定。
そのあと、たすき掛け。


蝶の幼虫が蛹になるために、
自分の体を糸で固定するのって、
生まれて初めて見た。
去年のイシガケチョウは、
ぶら下がりタイプの蛹だったし。


卵から孵化して、
食べて、排せつして、
数度の脱皮をして・・・
それは成り行き的なものだろうけれど、
蛹になるために、
自分の体を固定するなんて、
誰からも教えられた訳じゃなく、
事前に練習するでもなく、
たった一人で黙々とやっている。


昆虫すごいぜ!としか言いようがない。


7時、約1時間かけての糸掛け終了。


先輩、お疲れさま!
次は、いよいよ最終脱皮。
それが終わったら、
春まで寝てていいんだから、
頑張ろ~ね!







久しぶりの車中泊

2021年11月22日 14時45分00秒 | 車・車中泊


夜須高原記念の森で、
色付いたメタセコイアや紅葉を堪能して、
次は、山に沈む夕陽だね、と、
眺めのいい場所を探しながら走る。
夜須高原から国道へ降りる途中に、
展望広場なるものがあった。
駐車場完備だし、展望台もある。
よくある写真付きの解説プレートもあった。
あれが〇〇山で~みたいな・・・
でもね、樹々に遮られて半分以上見えない。
私にとっては、半分見えなくても、
陽が沈む所さえ見えたらいいんだけれど・・・
駄目だね、ここは・・・
結局、車中泊予定の道の駅へ。



日没まで、まだ時間があったので、
里山の方を歩いて回った。



西日に照らされて、銀杏が美しい。






たわわに実った柿の樹。
渋柿なのかな~?





山に沈む夕陽を眺めるのに、
去年見付けた場所。
電線なんかが、写り込まない、
ある意味、稀な場所。



この夕陽、西の海では、
ダルマさんになっているのかも~。



道の駅に戻り、
次は山から昇る月を待った。



出た!


海から昇る満月を見てみたい!
と、去年から言っているけれど、
いまだ叶わず。


前日の満月が、
ほぼ皆既月食みたいな部分月食だった。
一日ズレていたら、良かったのにな~。



この日の朝は、4時半起きで、
寝たのが2時過ぎだったから、
2時間ほどしか寝ていなかった。
月の出を見て、
カップ麺をすすりながら、
缶ビール2本飲んだら、
8時頃には寝てしまった。
缶ビール2本も飲んでいるから、
絶対夜中にトイレ行きたくなって、
目が覚めるだろ~と思っていたのに、
起きたの6時半。
すごい・・・ 10時間も爆睡してた~!



明るくなって、まわりを見回すと・・・



キャンピングカーだらけ・・・


これ、カッコいいね~!
色のせいかな?



これは、レンタカーだった。

もう1台止まっていたけれど、
明るくなる前にいなくなっていた。
この日の朝、
ここで車中泊していた車は15台ほど。
そのうち5台がキャンピングカー!
すごいね~。
私が車中泊を始めた3年前より、
確実に多くなっている。

キャンピングカーのユーザーって、
ある程度ご高齢のご夫婦が多いんだろう。
トイレや調理設備が付いていて、
それはそれは便利だろうな~とは思う。
でも、やっぱり、最終的には、
奥さんが大変なんじゃないかな?
なまじ調理設備が整っていたら、
料理しなきゃいけないし、
片付け物もあるし・・・
帰宅したら、帰宅したで、
洗濯物もドッチャリ・・・とか。
私だったら・・・ まっぴらごめんだ!







夜須高原記念の森 ~色付くメタセコイアと紅葉のコラボ~

2021年11月22日 03時23分13秒 | 野の花・その他植物

色付いたメタセコイアが見たくて、
土曜日は夜須高原へ出掛けた。


今まで、ここへ行っていたのはいつも冬。
冬鳥目当てだったから・・・
紅葉の季節は、初めてだ。




モミジ系は、
紅葉の盛りは過ぎていたようだけれど、
まだまだ遠目には美しい。









メタセコイアの葉っぱは、
鳥さんの羽根のようだ。





ちょっと丘のようになった所に、
鮮やかなモミジが数本。


綺麗なんだけれどね~、
なんか、ちょっと、不思議な・・・
と言うか、違和感があるのは何故だろう。
日本人の感覚にそぐわないのか・・・?
あまりに、明る過ぎる。
ほのぼの、と言うか・・・
う~ん、なんかね~。



少し、しっとりとした、
ほの暗い中での紅葉の方が、
好きかも知れない。