ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

転がり込んだWALKMAN(3)

2009-06-04 12:35:20 | ぶろぐのおけいこ
  アナログ音源をWALKMANで聴ける音楽ファイルにするには随分と手間がかかるんですよ。ご存知でしょうか。アナログ音源とはカセットテープやレコードの音やビデオテープの音声です。こいつをコンピュータで取り扱えるデータに変換するのです。
  方法は次のとおり。
  1.  取り込み。オーディオキャプチャーを使ってカセットテープやレコードの音声からwaveファイルを作成する。オーディオキャプチャーはUSB接続の外付けタイプも販売されているし、デスクトップ機ならたいがいコンピュータ本体に外部音声入力端子がついているので、特に装置を用意しなくてもこの作業はできる。
  2. 分割。1曲ごとのファイルを作成し(分割)、音を整える。この作業には音声ファイル編集ソフトを使う。私は「Sound Engine Free」というフリーソフトを使っています。そのソフトで1曲ごとのファイルを作成したり、音のばらつきを修正したり、曲の始まる前の無音部分のテープヒスを消したりの作業をします。
  3. 変換。出来上がったwaveファイルをmp3ファイルかmp4ファイルに変換し、タグ情報を書き込む。これでファイルサイズが10分の1ほどになります。曲名だけでなく、アルバム情報や曲順をタグに書き込み、ファイル変換をします。この作業には、「AudioEncoder」というフリーソフトを使っています。
  4. 転送。WALKMAN付属のソフトを使ってWALKMANにファイルを転送します。
  という具合に、アナログ音源をデジタル化するというのは結構手間のかかるものです。もちろん、これはこれで楽しい作業ではあります。波形を見ながら音を触る感じは、結構ハマる人もいるらしい。
  先日、レンタルCD屋の会員になりました。若い頃はレンタル屋通いもしていましたが、長い間途切れていたのです。店員さんには「なにぶん初めてなもので」と何度も言い訳をして丁寧に説明してもらって会員になったものの、借りたいCDがない。昭和の頃のCDを数枚借りて、WALKMANに転送です。なんとほとんど手間がかかりません。
  CDをコンピュータに入れたらほどなく、自動的に曲情報・アルバム情報が表示されます。Webからタグ情報をもってくるんですね。こちらがすることはボタンをひとつクリックするだけ。それでおしまい。後は転送作業だけです。私には100本以上のカセットテープから取り込んだwaveファイルが未作業のままありますが、少々のレンタル料を払ってでもCDから取り込むほうが楽でいいやと思いました。

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